2019/02/06 0:00 883PV

【初心者向け】適切なテニスのガット(ストリングス)の選び方完全版!~テンション(硬さ)についても解説!~

こんにちは。今回はこれからテニスを始めようとする人を対象に、テニスラケットのメンテナンスに欠かせないガットの選び方、そして張り方におけるテンションのコツについて案内させて頂きます。

テニスラケット同様、ガットも様々なタイプがあります。ガットの種類もさることながら、張り方を調節するだけでインパクトの感覚が大幅に変化しますので、今回の紹介を参考にしてみて下さい。初心者の方でわからない点があれば遠慮なく店員さんに相談してみましょう。

ガットってどんな種類があるの?

ナチュラルガット

天然素材で作られたガットで初心者からアスリートまで幅広く支持されているガットです。
以前は羊の腸の繊維を使用していましたが、現在はほとんど牛の腸の繊維を使用しています。

インパクトの感覚として、とにかく打ち感が良く、反発力、安定感でもプレイヤーを満足させてくれます。

しかし欠点もあります。まずはコストが高いこと、そして天然素材なので湿度に弱いこと、そして耐久性が低い点があげられます。よって初心者よりはやはり、アスリートや金銭に余裕のある人向けといえるでしょう。

ポリエステルガット

近年ガットの中で勢力を広めているのがポリエステルガットです。以下にメリットをあげます。

耐久性が高いこと 硬い素材を使用しているのでガット交換の手間が省けます。

技術を発揮しやすいこと ナチュラルガットに比べてスピンがかかりやすく、コントロールもしやすい点は上級者に高く評価されています。

安いこと 初心者にとっては嬉しいですね。

しかし欠点もあります。硬い素材のため、反発力が低く、他のガットに比べ、ボールを打ち切るのにパワーを要します。よってパワーヒッター向けのガットであります。

ナイロンガット

ポリエステルガットに押されているとはいえ、現在最も高いシェアを占めているのがナイロンガットです。ナチュラルガットに比べ、値段が安いのが最大の長所です。そしてナイロンガットには更に2種類ありますのでご紹介します。

モノフィラメントタイプ

太い一本芯に細い繊維を巻き付けているタイプです。インパクトはポリエステルガットに近い感覚です。よってパワーヒッター向けではありますが、反発性が高く耐久性も高いといいとこ取りなので初心者でも十分利用できます。

マルチフィラメントタイプ

人口繊維を束ねてナチュラルガットに近づけたタイプです。インパクト感が強く、打ちやすいので肘に優しいのが特徴です。値段も安く初心者でも十分対応できます。

ハイブリットガット

天然素材と人工素材といった異なる素材を組み合わせて造られたタイプです。それぞれの長所と短所をいいとこ取りで組み合わせられるので、どちらかといえばオーダーメイドに近いです。
よってトッププロ達がハイブリッドガッドを取り入れていることが多いです。

ガット(ストリング)のテンション(硬さ)の影響

テンションが高い場合

テンションとはテニスラケットにおけるガットを張り上げる際の強さをいいます。強さはポンドで表します。

目安として普通の硬さは50ポンドとみて下さい。もしテンションを高くした場合は、
ガットを強く張っているため、ボールを飛ばす力を抑え、球筋がシャープになります。しかし腕に負担がかかるため、スイングスピードが速いパワーヒッターに向いているテンションです。

テンションが低い場合

逆にテンションを低くすると、ボールが飛ぶようになります。そしてラケットとボールとのホールド感が増すので、ボールにスピンをかけるといったテクニックを磨くことができます。よって初心者そして女子に向いたガットの張り具合といっていいでしょう。

ガットの適切な張替え時期

ガットの張替えのタイミングは人それぞれです。ただ長く使い続けるとテンションは落ちていきます。勿論ガットの素材によって張替えのタイミングも異なります。

材質別では、ポリエステルガットは1ヶ月か~3ヶ月以内、ナイロンガットは3ヶ月、ナチュラルガットは6ヶ月~1年といわれています。

ただあくまで目安なのでプレイしている途中に違和感を感じたら張替えのタイミングとみていいでしょう。それではいくつかのケースについて紹介します。

適切なガット(ストリング)の見極め方

テニス ストリングス

反発性

ボールの飛びが悪くなった、打球音が以前より硬くなった、打球音が鈍くなった、こういった事象が発覚すれば、反発力が落ちた可能性が非常に高いといえます。つまりテンションが低くなったということです。

このまま続けると無理に飛ばそうとするため、肘への負担が増していきます。その結果最悪の場合テニス肘になりかねないため、ここでガットのメンテナンス、そして交換をしましょう。

耐久性

ガットはおわかりのように、ボールをまともに受けるため、放置したら、必然的に緩むことになります。クッション性の高いナチュラルガットなら、まだ長く持つ方ではありますが、硬く張ってある人工素材のガットだと、しなり具合が硬くなっていきます。そしてテンションが落ちて、プレイする感覚が狂ってしまい、下手すれば切れる可能性が大きくなります。

放置したらどうなるかの目安として、ガットの交差部分にくぼみが出来た、とかガットの変色あるいは退色、表面が劣化してささくれができてしまった等のサインがみえてきます。実際に触れてみてゆるんでいるなと感じたら、メンテナンスと張替えのタイミングの時期といえるのでぜひ実践してみて下さい。

スピンをかけやすいか

スピンのかかる具合はガットの太さによりますが、ガットが細い程、可動域が広がるのでスピンはかかりやすくなります。しかし、メンテナンスを怠ると、摩擦が大きくなるか、ガットの可動域が狭まるので、スピンがかかりにくくなります。そして反発力が落ちるのと同様、無理してスピンをかけようとすると、やはり肘に負担をかけてしまいますので、スピンを得意としている人は、特にガットのメンテナンスと交換は念入りに行うようにして下さい。

自分の目指したいプレイスタイルを見極めることが大事

ここまでガットの張替えやタイミングを考察しましたが、あくまで目安であり、実際のところは、個々のプレイスタイルによってタイミングが異なります。

逆にいえば自分はテニスに対してどうありたいのかによって、ガットの選び方、メンテナンス等が変わってきます。

例えば常に強打やスピンを多用していたら、どんなガットも長くはもたないので交換頻度は高まります。逆に女性や初心者の場合は、それほど無駄なパワーは使わないですし、ましてや女性はパワーは出ません。よって部活動等使用頻度が高い場合においては、各素材のガットによる使用期間を目処に代えれば十分でしょう。そして週末のテニス程度なら、張替えは更に先延ばしにしても特に差し支えはないでしょう。

まとめ

いかがでしょうか。今回はテニス初心者を対象にガットの選び方と張り具合の強さ、そして張替えのタイミングについて案内しました。一見おろそかにしがちなガットですが、メンテナンスを行わないと、ラケットが傷みやすく、そして自分自身のプレイに影響を与えるといったことがわかって頂けたと思います。ガットの理解が深まれば、テニスがもっと楽しめますのでこの機会に一度考察してみて下さい。

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<参考>

ストリング(ガット)の選び方(tennis365.net)

https://tennis365.net/help/shopping/select/strings/

ニスガットおすすめ10選! 選び方のポイントもチェック(スポットプラス)

https://www.spot.town/news/tennisgut_osusume/

硬式テニス ガット張りガイド(Amazon)

https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=4723917051

どのタイミング?テニス用ガットの張替え時期と必要性(Tennis Racket)

https://recreation.pintoru.com/tennisracket/how-to-change-gut/

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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スライスサーブってどうやって打つの?コツやフォームを分かりやすく解説

この記事ではサーブの種類の中で比較的打ちやすく効果的なスライスサーブについて、メリットや打ち方のコツやフォームについて解説します。 サーブには、大きく分けてフラット、スライス、スピンの3種類の打ち方があります。中でもスライスサーブは非力な女性や高齢のプレーヤーでも比較的打ちやすく、バウンドしてから滑るように変化するため、試合でも効果的なサーブです。このスライスサーブについて、打ち方のコツとフォームについて解説します。 テニスでスライスサーブを打つメリットデメリット スライスサーブはメリットが多く、デメリットはあまり考えつかないほどですので、テニスプレーヤー皆さんにおすすめのサーブです。 メリット 強い筋力を必要とせず、非力な女性や高齢プレーヤーでも打ちやすいサーブです。 相手コートにバウンドしてから滑るようにボールが変化します。相手は低いボールを打ち上げるように打たざるをえず、こちらは浮いたボールを攻撃しやすくなります。 球速がやや遅いので入れやすくセカンドサーブとして効果的です。 右利きはデュースサイド、左利きはアドサイドからのサイドラインを狙ってのスライスサーブはポイントが取りやすく試合で有効です。(理由は後述します) デメリット 強いて言えば球速が多少遅いことから相手がレシーブをしやすくなりがちです。 どんな場面でスライスサーブを打つのか サーフェスがオムニ、カーペット、ハードコートのように表面が滑りやすいコートはスライスサーブの滑るボールが有効です。コートがボールの球速をアップしてくれますし、バウンドが低くなって相手はレシーブしにくくなります。 ボールにスライス回転をかけることで、ファーストサーブに使われるフラットサーブよりも多少球速が遅くなりますので、サーブが入りやすくなります。絶対にファーストサーブを入れたい場面やセカンドサーブに適しています。 サーブからネットに前進する際に、あまりに速いサーブの場合は自分がネットポジションに着く前にレシーブが返球されてしまいます。スライスをかけて多少球速を落としたスライスサーブは、自分がサービスライン近くのファーストボレーをしやすいポジションに着くのにも余裕ができますし、相手はレシーブする際にボールが変化することもあって打ち損じしやすく、試合に有効です。 右利きはデュースサイド、左利きはアドサイドからのサイドラインを狙ってのスライスサーブは、相手をコート外に追い出すことができるためにオープンコートを作りやすく、ポイントが取りやすいです。特に左利きはゲームポイントのかかるアドサイドからスライスサーブを打てるため有利です。サービスラインとネットの中間あたりにバウンドするサーブはかなりボールに角度がつくため、相手はレシーブに困るはずです。 右利きのデュースサイドからセンターラインにスライスサービスを打ちますと、サイドスピンが効いて相手のボディーに食い込むようなサーブになります。ボディーへのサーブは相手の打ちにくいショットの一つです。 同じように右利きのアドサイドからサイドラインへのスライスサーブも、相手のボディーに行きますのでこれもレシーブしにくいショットになります。 左利きのデュースサイドでセンターへのサーブは、相手が右利きの場合、バックサイドに遠く切れるように行きますのでレシーブしにくくなります。 また、左利きのアドサイドでのセンターへのサーブは、相手のボディーに行きますのでこれも打ちにくいショットになります。 (※テニスの左利きのメリットについてはこちらの記事でもご紹介しています) テニスのスライスサーブを打つコツ テニスのスライスサーブを打つコツについて、グリップ、トス、スタンス、打点、スイングのそれぞれで紹介します。ここでは右利きのプレーヤーを想定して説明します。 グリップについて スライスサーブではコンチネンタルグリップと呼ぶ、包丁を握るように持つグリップが適しています。手首を上手く使いやすく、スライススピンをかけやすくなります。 トスの位置 トスは右斜め前に上げます。やや右側に上げることでより多くのスライス回転をかけることができます。トスを上げるには手首を使わないように、水の入ったコップを持ち上げるようにしてボールを投げ上げてください。 スライス回転をかけるとボールの球速が落ちます。球速を落としたくない時にはややトスの位置を内側に上げることで、回転の量を少なくしフラットサーブに近いサーブを打つことができます。 スタンス 両足のつま先を結ぶ線が狙う方向になるようにスタンスを取ってください。このスタンスのことをスクエアスタンスと呼びます。その際の両足の幅は肩幅よりも少し広いくらいになります。 打点 ボールの右側をナイフで削るようにこすりスピンをかけます。カットの仕方は、手刀を振り下ろすように素振りをしてみてください。打点は多少低くても構いません。 回転のかかり具合を確認したい場合には、ビニールボールを用意してください。スイカやサッカーボールの柄があるビニールボールの右側をカットするように打つと、回転がかかっているかどうかが柄の回転でよくわかります。 スライスサーブの場合、回転の関係で右利きだと狙いよりも左側に切れがちになります。ボールの変化の度合いによりますが、あらかじめ狙いは多少右側に定めることがコツになります。 スイングの仕方 スイングは1・2・3のリズムで行ないます。1でトスを上げながらラケットを振り上げ、2でラケットを肩に担ぎ、3でボールを打ち左腰に向かって振り切ります。 初心者のうちはラケットを持つ手首をあまり使わない方がサーブは安定します。ボールのスピードを上げるために手首を使う方が多いのですが、ボールの打点が不安定になりがちです。スピードを上げるには手首を使うより腕全 体で腕のしなりを使うように心がけてください。腕をむちのように使うとボールにパワーが出ます。 スイングは、フラットサーブではできるだけ高い打点で打ち下ろすように打ちますが、スライスサーブでは、野球のピッチャーがスリークォーターで投げるように、多少斜め上から打ち下ろす感じになります。その方がスライススピンもかかります。 参考動画 この動画ではテニスのスライスサーブの打ち方について解説されています。こちらもぜひご覧下さい。 まとめ スライスサーブのメリットと打ち方のコツを解説しました。 サーブは速ければよいとは限りません。球速は遅くても角度をつけたり、相手のレシーブミスを誘うような回転をかけたり、コースを狙ったりすることでポイントを奪うこともできます。 ファーストサーブで確率の悪い速いサーブを打ち失敗、セカンドサーブでひょろひょろのサービスを打ち相手にレシーブを打ち込まれる初心者の方が多くみられます。ファーストサーブからスライスサーブを使ってみるのはどうでしょう。 スライスサーブは非力な女性や高齢の方でも打ちやすく、セカンドサーブにも適したサーブです。また、ファーストサーブとしてもバウンドしてから滑って相手がレシーブしにくく、試合で有効なサーブになります。コートサーフェスが滑る場合にはなおさら効果的です。ぜひスライスサーブをマスターしてご自分の得意なサーブにして、試合で有効に使ってみてください。 (※スライスサーブの打ち方についてはこちらの記事でも解説していますので、併せてご覧ください) テニス仲間をお探しの方 SPOTAS+の『サークル』では、多くのテニスサークルが登録されています。ぜひこちらもご活用下さい。 テニスサークル運営者の方 SPOTAS+の『サークル』で、あなたのテニスサークルを広く宣伝しませんか?簡単に登録して皆にサークルの魅力を伝えよう! <参考> テニス上達Note YouTubeチャンネル『テニスの拳』 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpehss/advpub/0/advpub_14007/_pdf