2019/02/07 0:00 24PV

【初心者必見】テニスの世界ランクが決まるポイントの加算方法や仕組みとは?

テニス選手に必ずと言っていいほど付いて回るのが世界ランキング!今回は、世界ランキングがどのように決められているのかを見ていきます。

テニス選手の話題が取り上げられるとき、よく〝世界ランキング〟というワードを耳にします。「世界ランキング◯位の錦織圭」とか、「大坂なおみが世界ランキングを◯位に上げた」など、選手名とワンセットで紹介されますよね。
その世界ランキングがどのように決められているのか、気になったことはありませんか?たくさん優勝している選手がランキング上位にくること位は想像できますが、具体的にどのように決まるのかも知っておきたいところですよね。
そこで今回は、テニス選手の世界ランキングが決まる仕組みについて見ていきます。

ATPワールドツアーについて

まず押さえておきたいのが、プロテニス選手が参戦する大会についてです。プロテニス選手は、毎週世界各地を転戦しながら、トーナメント方式の大会に参戦します。その一連の大会をツアーと呼び、ツアーは男子と女子で運営する組織が異なります。
また、全ての大会の頂点に立つグランドスラムは、男子ツアー、女子ツアーのいずれとも異なる組織によって運営されています。

テニス 

この記事では、男子のプロ選手が参戦するATPツアーを取り上げながら、世界ランキングが決まる仕組みを見ていきます。

ATPワールドツアー

ATPツアーは、<図1>に示すように、グランドスラムを頂点とし、マスターズ1000、500シリーズ、250シリーズ、チャレンジャーツアー、フューチャーズの順に、ピラミッド状に構成されています。
この内、マスターズ1000からチャレンジャーツアーまでをATPが運営し、グランドスラムとフューチャーズはITFが運営しています。
また、ツアー公式戦はグランドスラムから250シリーズまでで、チャレンジャーツアーとフューチャーズは、ツアー公式戦に出場するための下部大会と位置付けられています。

そして、ATPツアーは、カテゴリー(大会のランク)ごとに、成績に応じて獲得できるポイントが決まっていて、各選手が一定期間に獲得したポイントによって、世界ランキングが決まる仕組みになっています。

テニス 

ポイントの加算期間・集計方法

それでは、どの期間のポイントがランキングにつながるかを見ていきます。
そこで、まず押さえておきたいのがランキングには2種類あるという点です。具体的には、世界ランキングと年間ランキングの2つです。
世界ランキングは、ATPランキングとも言われ、直近の1年間(52週)に出場した大会で、獲得ポイントが高かった上位18大会の合計ポイントによって決定します。通常メディアなどで伝えられるランキングであり、選手のシード権もこのランキングを元に決定されます。
一方で、年間ランキングは、ATPレースとも言われ、その年度(1月~シーズン終了まで)に出場した大会で、獲得ポイントが高かった上位18大会の合計ポイントによって決定します。そして、年間ランキングで上位8位までに入ると、ツアー最終戦のATPファイナルズに出場することができます。
例えば、シーズンが1月から10月までとすると、世界ランキングと年間ランキングは、<表2>に示す形で決定されます。

テニス 

各ツアーのポイントと賞金の詳細

テニス

ATPツアーは、カテゴリー(大会のランク)ごとに、成績に応じた獲得ポイントが決まっています。また、賞金についても上位のカテゴリーほど高くなります。
まずは、カテゴリーごとの獲得ポイントを見てみましょう。

テニス 

ATPワールドツアー・250シリーズ

ツアー公式戦の中でもっとも下位にあるカテゴリーで、優勝すると250ポイントを獲得できます。
1シーズンで約40大会が開催され、賞金総額は$437,000~$1,240,000、優勝賞金は$78,000~$210,000です。

ATPワールドツアー・500シリーズ

ツアー公式戦の中で下から2番目のカテゴリーで、優勝すると500ポイントを獲得できます。
1シーズンで13大会が開催され、賞金総額は$1,460,000~$3,150,000、優勝賞金は$315,000~$678,000です。
日本で開催される500シリーズの大会としては、毎年10月に行われる「楽天ジャパンオープン」があり、2012年と2014年に錦織圭選手が優勝しています。

ATPワールドツアー・マスターズ1000

ツアー公式戦の中でグランドスラムに次ぐカテゴリーで、優勝すると1000ポイントを獲得できるため、ランキングに大きな影響を与えます。
1シーズンで9大会が開催され、賞金総額は$4,500,000~$7,000,000、優勝賞金は$895,000~$1,190,000です。
世界ランキング上位選手にはマスターズ1000への出場義務があるため、グランドスラム並みに強豪選手が集う、ハイレベルな大会です。
また、9大会すべてに優勝すると、ゴールデン・マスターズの称号が与えられますが、シングルスではノバク・ジョコビッチ選手が唯一達成しています。

グランドスラム

ツアー公式戦の中で最上位に位置するカテゴリーで、優勝すると2000ポイント、準優勝でも1000ポイントを獲得できるため、ランキングに非常に大きな影響を与えます。
1シーズンで開催されるのは、全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権、全米オープンの4つで、これらを総称して4大大会とも言います。
賞金総額は$18,100,000~$23,100,000で、優勝賞金は$2,100,000~$3,500,000と、他のカテゴリーと比べても破格の金額です。ちなみに賞金が最も高額なのは全米オープンで、優勝賞金は$3,500,000(約4億円)です。
グランドスラムはテニス大会として最高の権威をもち、4大大会で優勝することはテニス選手にとって最大の栄誉とされています。1回優勝するだけでも大変な道程ですが、年内に4大大会の全てを制覇することを「年間グランドスラム」と言います。これまでに年間グランドスラムを達成した選手は、男子で2人、女子で3人しかいません。特に現代では、4大大会の全てでコートの材質が異なり、競技レベルも格段に上がっていることから、年間グランドスラムの達成は極めて困難とされています。

まとめ

今回はテニスの世界ランキングの決定の仕組みについて、お伝えしてきました。最近では日本国内でも盛り上がりを見せているテニス。錦織圭選手や大阪なおみ選手の名前はスポーツニュースなどでも聞かない日はないほどですね。今回世界ランキングの仕組みを知ったことで、彼らの活躍がどれだけ凄いかがよりわかったのではないでしょうか!これからも日本テニスの発展をみなさん一緒に見届けましょう!

参考URL *こちら参考できそうなリンクを記載しています。

3分で分かるテニス世界大会のランクと仕組み!(テニスマニア1)

http://tennismania1.com/テニス世界大会のランクと仕組みが3分で分かる%EF%BC%81/

ATP ランキング「レース」とは?ランキングの仕組みとポイント表(TennisPlayers.info)

https://tennisplayers.info/how-to-calculate-atp-ranking-race/

男子プロテニス協会(Wikipedia)

https://ja.wikipedia.org/wiki/男子プロテニス協会

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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