2020/01/23 11:44 2342PV

テニスの『ツイストサーブ』ってなに?『ツイストサーブ』について打ち方やコツを解説!

テニス サーブ

ツイストサーブは硬式テニスではとてもポピュラーなサーブですが、同時に敷居の高いサーブという印象を持つ方も多いです。

フォルトが少なく相手がリターンしにくい特徴を持つ、有効なサーブですが、一方で打ち方が特殊な為、初心者には難しいサーブでもあります。ここでは、テニスのツイストサーブとはどういったものかについてコツ、効果的な練習方法について解説します。

硬式テニスのツイストサーブとは

硬式テニスのサーブにはフラットサーブ、スライスサーブのほか、ツイストサーブという球種があり、ツイストサーブと近いサーブとしてキックサーブやスピンサーブがあります。

ツイストサーブの軌道は右利きの人を想定すると、自分から見て右側、高く弾むような軌道で飛んでいいくサーブです。これはリターンする相手の立場を想像すると分かりますが、バックハンド側に飛んでいくことになります。その為、相手からすると予想を裏切る軌道で飛んでくることでリターンの難しいサーブとなります。

また、テニス初心者ではツイストサーブを打つ人が少ないため、リターンの練習をしたり経験をつむ事が難しく、苦手な人も多いサーブでもあります。

一方、テニス上級者の場合ではツイストサーブはとても多用される傾向にあります。習得が難しいサーブではありますが、一度コツをつかんでしまえば試合を進める上で非常に頼れる武器になりますので、ぜひ一度チャレンジすることをおすすめします。

ツイストサーブ・スピンサーブ・キックサーブそれぞれの違いは?

上述のように、硬式テニスではツイストサーブの他、スピンサーブやキックサーブという種類のサーブがあります。これらの違いについて解説します。

これらのサーブは硬式テニスで同じように語られることが多く、競技者の方でも混同している事が多いです。ここでは簡単に違いを解説します。

まずツイストサーブは、体をひねって打つサーブを意味します。そのことからツイストサーブと呼ばれます。右利きの方が打つと右側に流れていくサーブです。

スピンサーブはボールに縦回転がかかったサーブで、こちらもバウンド後に高く弾むことが特徴です。

キックサーブも同じように回転して弾むサーブではありますが、縦回転でかつ右方向に跳ねるサーブを指します。

これら3つのサーブは相手コートで跳ねるという点で共通しています。おおまかに分かりやすいイメージで言うと、跳ねるだけのサーブを指すならスピンサーブ、右方向に跳ねるサーブがツイストサーブもしくはキックサーブと考えると分かりやすいです。

硬式テニスにおけるツイストサーブのメリット

ここではツイストサーブのメリットについて解説します。

回転のしっかりかかったツイストサーブはフォルトしにくく、相手の体勢を崩す攻めのサーブになる

ツイストサーブは縦回転に近い回転がボールにかかる為、トップスピンストロークと同様に空気抵抗によりボールが大きく落ちる軌道を描きますその為、バックアウトのフォルトを減らす事ができ、サーブが安定します。

また、これは右利きの選手が右利きの選手と試合する場合です、ツイストサーブを手バックハンド側に打つことでボールがコート外に逃げていくサーブになります。相手は跳ね上がるサーブ高い打点でバックハンドで打つ必要があります。一般的に、高い打点のバックハンドリターンは難易度の高いショットですので、相手は難しいショットを打つしか選択肢がなくなってしまい、効果的な良いリターンを打つ事ができなくなります。
リターンを打つ事ができても、コートのサイド側に立って打つ事になりますので、リターン直後にオープンコートをつくって展開を有利にすることができるのもメリットです。

相手は力を乗せてリターンしにくい

先述の通り、一般的に高い打点のバックハンドリターンは難易度が高いと言われています。その為、力を乗せた攻撃的なリターンが非常に難しく、リターンで攻め込みずらくなります。この点もツイストサーブのメリットと言えるでしょう。

ツイストサーブの仕組みとは?

テニスのツイストサーブを上達させるには、打ったボールについてどういう風に曲がって跳ねるかを知ることが近道です。それはフラットサーブやスライスサーブとは異なっている為、ツイストサーブ独自の仕組みを理解しておく事が必要だからです。

テニスボールの回転方向

これも先述の通り、ツイストサーブは相手コートにボールが届いいてから、急に右に跳ねあがります。これは右斜め上の回転になります。サーブの回転はよく時計に例えられますが、ツイストサーブの回転は時計で左下から右上に7~8時から1~2時方向に向けた回転のかかったサーブになります。
そのため、相手コートについたボールは回転方向、つまり右側に進みます。

ボールが高くバウンドするのは?

ツイストサーブはネットの高い位置を通過して、相手コートで弾けるように跳ね上がる軌道を描きます。この高くバウンドさせる為に必要なのはサーブの高さです。

ボールを低い位置から落とすのと高い位置から落とすのでは後者の方がバウンドが高くなりますよね?ツイストサーブの高いバウンドも同じ理屈です。ただし、ボールの軌道が高いとバックアウトでフォルトしてしまいますので、縦回転をかけてボールを沈み込ませる必要があります。そういった意味で、縦回転は高くバウンドさせる為ではなく、サーブの軌道を高くしてもフォルトしない為にかけるという事を覚えておきましょう。

サーブ

グリップについて

ここからは具体的なコツです。
ここまでの解説から、効果的なツイストサーブを打つには回転の強さと、方向のコントロールの二点が大切とわかるかと思います。回転の方向を間違っていると、いくら練習しても上達には繋がりません。ここでは4つの打ち方のコツを意識して、細かく調整してベストな感覚を体で覚えていきましょう。一つ目はグリップについてです。

コンチネンタルグリップで握る

グリップの握り方は回転をかける上でとても重要です。

硬式テニスのサーブでは、コンチネンタルグリップという握り方が基本です。
コンチネンタルグリップはとは、ラケットを地面に対し垂直になるように持ち、利き腕で握手をするようなイメージのグリップです。ちょうど包丁を持つような握りである事から『包丁握り』と呼ばれたりします。
ツイストサーブは手首を使ったプロネーション(回内運動)が必要なため、コンチネンタルグリップが適していると言えます。

もしコンチネンタルグリップでも上手くいかないときは、更に30度くらい反時計回りにグリップを持ち替えることもお勧めです。薄く握ることができるため、より回転がかかりやすくなるでしょう。
このグリップは馴染む人と馴染まない人がいるので、トライしてみて自分に合うか確認してみましょう。

トスの位置

二つ目はトスの位置です。

テニスのサーブではトスの位置がとても重要になります。特に気を付けたい点として、ツイストサーブを打つ場合は、スライスサーブやフラットサーブとはトス位置がかなり異なってきます。初めは違和感を感じたり上手く当たらなかったりします。ですが、トス位置が正しくないと適切な回転をかける事ができないため、トス位置の意識は重要です。

効果的なツイストサーブの基本のトス位置

ツイストサーブは左下から振り上げるようにスイングして回転をかけるため、トスの下に体をそらして潜り込むようにして構えて打ちます。そのため、トス位置については体を反らしたときの頭の上になります。

トス位置については頭の後ろにと教えられる事もありますが、頭の後ろにトスをすると体重が乗らなず軽いサーブになりやすいのであまりおすすめしません。また、必要以上に体をそらす事が多くなり、怪我にも繋がります。

ツイストサーブのトス位置は「頭の上でネットより」がベターでしょう。

スイングの方向

三つ目はスイングの方向です。

ツイストサーブを打とうとすると、その時のスイング方向は、フラットサーブと比べて全く異なります。
フラットサーブはシンプルで、ボールを飛ばしたい方向にスイングします。そのためボールの進行方向とテニスラケットの軌道が同じ方向になります。
一方、ツイストサーブでは大きく回転をかけるようなスイングになります。その為、体の外側に向かってスイングをしなければなりません。このスイング軌道はなかなかイメージが難しいですが、コツを覚えられるように練習しましょう。

スイングは左下から右上に

上述のように、ツイストサーブを打とうとする時のスイング軌道はボールの左下から右上に向かいます。時計で例えると7~8時から1~2時に向かって回転をかけ、体の外側に向かってスイングします。

また、スイング後のいわゆるフォロースルーも、体の外側を通るようにすることを意識しましょう。

ボールの回転方向を意識して、打点・スイングの方向を調節することが大切です。

スイングは振り抜くイメージ

スイングの際のコツは、テニスラケットを振り抜くことです。慣れないとどうしてもゆっくり入れるスイングになりがちですが、スイングが弱いと回転がかからなくなってしまい、かえってフォルトになってしまいます。
振り抜くことでスイングスピードが上がり、回転がかかります。

回転量の調節は、当たりの厚さで調節します。

当たりの厚さをどう調節するか

ツイストサーブにおける当たりの厚さを調節するためのコツを紹介します。
まず、ツイストサーブのフォームで相手ベースラインまで届くよう打ちます。これが最も厚い当たりです。
次に“シュッ”という音をさせるように、こするように当てて自分のコート側に着地させます。これが薄い当たりです。
この2つを繰り返し、ちょうどいい厚さを調整するのが上達の早道です。

体の使い方

四つ目のポイントは体の使い方です。硬式テニスのツイストサーブは体を傾けて打ちます。その為、他のサーブよりも体幹による影響が強いです。
ですが、必ずしも強い体幹が必要という訳ではありません。体の使い方をマスターすることで、筋力が弱い方でも効果的なツイストサーブを打つ事ができます。

胸を張って打つ

テニスのツイストサーブでは、下から上に打ち上げるようなスイングが重要です。
そのためには、先述のように体を打点の下に入れるよう傾けて、下から上にスイングをすることが重要です。
その為、胸を打点に向かって突き出すように張ってからスイングを始めることをお勧めします。あまり体を傾けしぎるとスイングが安定しなくなってしまいますので、傾きのバランスは練習しながら調整が必要です。

体を開かないようにする

テニスのツイストサーブは体が相手コート側を向くようにして打ってしまうと軌道が低くなりがちです。そして軌道が低いと跳ねないサーブになってしまいます。そのため、体を開かないように心がけましょう。

体を開かないように抑えるコツは2つです。

1つは構えた時の足のスタンス。

ツイストサーブを打つ際のスタンスは、右足を半歩~1歩後ろに引く形です。
もう1つは、スイングの時に左ひじを胸に寄せるよう引いてスイングします。左手の位置が適切であれば、体を開かないように左手がロックしてくれます。結果、自然と上向き軌道の跳ねるツイストサーブになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

習得にコツが必要なツイストサーブですが、一度マスターしてしまえば強力な武器になります。特にセカンドサーブでは、フォルトしずらく相手のリターンも甘くなりがちなツイストサーブは有効です。

上達を目指すのであれば、ぜひツイストサーブにチャレンジしてみて下さい。

また、こちらの動画ではツイストサーブの打ち方について解説されています。こちらも併せて参考にしてみて下さい。

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<参考>

SPOSHIRU

https://sposhiru.com/794f05fe-51c1-4129-9ea8-1985e62a4ae1
TENNIS NAVI

https://tennisnavi.jp/article/lesson/100551/

違い.net

https://xn--n8jv600a.net/tenisusaubu/

Activeる!

https://activel.jp/articles/WskrF

YouTubeチャンネル『Tennisrise テニス ライズ

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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