2019/09/10 15:51 10PV

テニスのストロークを安定させるためのスタンスは?種類別にメリットとデメリットを解説!

テニス

テニスにはスタンスという構え方が存在します。ここでは、テニスのフットワークに大切なスタンスについて解説していきます。

テニスの初心者が慣れてくると、「どのような打ち方が自分には合っているんだろう?」と疑問に思うことがあります。まだ、テニスを始めて間もない期間は、飛んでくるボールを打ち返すのに必死ですが、ある程度打てるようになってくると、今度はラケットの振り方だけでなく、フットワークも気にするようになります。

この記事は、そのようなフットワークにお悩みの方や負担のない打ち方を模索している方におすすめです。この記事を読めば、スタンスというテニスでは重要な構え方について学ぶことができます。そして、スタンスを安定させることで、打ち返すときの負担も少なくできるでしょう。

テニスはスポーツのなかでも運動量が激しく、少しでも負担を減らしたいと感じる方も多いでしょう。ここでは、そんな方々の参考になるようなスタンスについて解説していきます。それでは早速、みていきましょう。

テニスのスタンスの種類

テニスにはフットワークと関連してスタンスという用語が使われます。実はこのスタンスは、プレーにおいて相当重要で、特に消耗戦では大いに役に立つ場面も出てくるでしょう。ここでは、テニスのスタンスの種類について、それぞれ解説していきます。

テニスのスタンスとは

テニスの動きでフットワークと呼ばれる足の運び方は重要といわれています。しかし、フットワークに柔軟性を持たせるためには初動作も視野に入れながら考えなければなりません。この初動作をスムーズにするためには、スタンスと呼ばれるテニスの構え方をしっかり身に着けておく必要があります。
テニスにおいてスタンスとは、足の構え方のことでありスタンスによって動き方や打ち方に変化が出てきます。初心者でボールが飛んできたときに「打ちにくい」と感じることもあると思いますが、その多くは飛んできたボールの打球の位置やプレイヤーの打ち方のスタンスが崩れているといっても過言ではありません。それだけ、スタンスはフットワークでの足の運び方の初動作や打ち方、打球の威力やコントロールに影響を与えるといえます。それでは、スタンスにはどのような種類があるのでしょうか。スタンスには大きく分けて、クローズドスタンス、スクエアスタンス、オープンスタンス、セミオープンの4つに分類されます。詳しくみていきましょう。

クローズドスタンス

クローズドスタンスとは、相手に背を向けて返球するスタイルのスタンスのことです。例えば、コートのベースラインにボールが飛んできたとき、右利きのプレイヤーがボールを打つ場合に、左足をベースラインと平行に前に出して打ち込みます。
クローズドスタンスの主な用途は、フォアハンドとバックハンドで異なります。フォアハンドの場合は、相手からコースをつかれて届きにくい場所にボールが飛んできたときに、どうしても振り遅れてしまうことがあります。そこで、少し振り遅れたかたちで返球するクローズドスタンスは、防御面で必要性を感じるでしょう。一方、バックハンドのクローズドスタンスは打ちやすいといえるでしょう。バックハンドの基本は利き手の反対側からラケットを振りぬくため、右利きであれば、相手に背を向けるかたちでコートのベースラインに平行に右足を前に出すため、打ちやすいと感じる方も多いです。

スクエアスタンス

スクエアスタンスとは、相手に向かって足を縦に構えるスタンスのことです。例えば、コートのベースラインにボールが飛んできたとき、右利きのプレイヤーがボールを打つ場合に、左足を前に右足を後ろにベースラインの直角に構えます。
スクエアスタンスは一般的なプレイスタイルをほとんど網羅することができるオールマイティなスタンスです。そのため、テニス初心者は初めにスクエアスタンスを教わる方も多いです。

セミオープンスタンス

セミオープンスタンスとは、相手に向かって足を斜めに構えるスタンスのことです。例えば、コートのベースラインにボールが飛んできたとき、右利きのプレイヤーがボールを打つ場合に、左足を前に右足を前斜めに構えます。
セミオープンスタンスの特徴は、相手に半身だけ向けているため、クローズドスタンスやスクエアスタンスと比べると、コート全体が見やすいということが挙げられます。また、セミオープンスタンスは、構えるときに軸足の指先に力を入れて瞬発力を高めることができるため、素早い動作に対応することができます。

オープンスタンス

オープンスタンスとは、相手の正面に身体を向けて構えるスタンスのことです。例えば、コートのベースラインにボールが飛んできたとき、左右の足をベースラインと並行に構え、ボールが飛んできた場合も、身体を相手に向けながら打ち返します。
オープンスタンスは、相手が正面に鋭いストロークを打ってきたときや、相手の前衛がボレーで正面に打ち返したときなどの咄嗟の動きに対応できるスタンスです。

それぞれのスタンスのメリットとデメリット

テニス ストローク

スタンスの4つの構え方について解説してきました。それでは、クローズドスタンスやスクエアスタンス、セミオープンスタンス、オープンスタンスにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。ここでは、4つのスタンスのメリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。

クローズドスタンスのメリットとデメリット

クローズドスタンスのメリットは、防御に特化した構え方で大きな威力を発揮します。テニスでは、相手からコースをつかれたときにどうしてもラケットを振り遅れてしまいます。そのときに役立つスタンスがクローズドスタンスです。フォアハンドでもバックハンドでも、クローズドスタンスのメリットは、ボールが自分の身体よりも後ろに飛んできたときの対処ができることです。そのため、粘り強いプレーで相手を翻弄することができ、防御から攻撃へのきっかけをつかむことができます。
一方、クローズドスタンスにはデメリットもあります。それは、クローズドスタンスでフォアハンドが打ちにくいということです。基本的に、相手に背を向けた状態でボールを打ち返すスタンスですので、テニスで打つときの基本動作でもある「腰を捻ってラケットを振りぬく」ことができません。また、ボールを打ち返すときに、ドライブなどの回転をかけることが難しいというデメリットがあります。

スクエアスタンスのメリットとデメリット

スクエアスタンスのメリットは、ボールを打ち返すときのフォームが安定することです。左右の足に体重を乗せやすく、安定した体重移動ができます。そのため、左右にボールが飛んできても、タイミングよく打ち返せれば、一気に攻撃に転じる打球を返すことができます。スクエアスタンスでは、後ろに下げた足に力を溜めて一瞬で蹴り上げることで容易に体重移動ができます。つまり、左右どちらかの足に体重移動しやすいことから、前後に動きやすいというメリットがあります。また、ボールにドライブやスライスなどの回転をかけやすいというメリットもあります。
一方、デメリットは左右にボールが飛んできたときの対応に遅れることです。前後の動きには即座に対応できますが、コートのベースラインに垂直に足を構えているため、左右の動きには弱いです。

セミオープンスタンスのメリットとデメリット

セミオープンスタンスのメリットは、上下左右に安定して動くことができることです。身体を相手に向けても、片足は前方斜めのスタンスでいるため、上下だけでなく左右にも体重移動ができます。
一方、デメリットもあります。それは、スクエアスタンスやオープンスタンスと比べると、極端な左右上下の動きが難しいことです。足を斜めにスタンスすることで、上下左右には動きやすいですが、極端にコースをつかれたときの対応が難しいです。そのため、相手がボールを打つときに少しジャンプしてタイミングを図る「スピリットステップ」と組み合わせることが多いです。このように、スピリットステップを併用することで、少しでも初動作のスピードを上げてデメリットを補います。

オープンスタンスのメリットとデメリット

オープンスタンスのメリットは、相手の厳しい攻撃や素早い打球に即座に対応できることです。特に、激しいストロークや相手前衛からのボレーなど、即座に行動しなければならないときに活用されます。
一方、オープンスタンスは体重移動が難しく、ボールを打ち返すときに「ラケットに当てるだけ」という対処しかできません。ドライブなどの回転や極端に威力のあるボールを打ち返すことができないことがデメリットといえるでしょう。

まとめ

最後に、初心者にとってスタンスは重要です。テニスを始めたら、まずはスタンスを身につけることから始めましょう。慣れれば簡単で、意識しなくても自然にできるようになります。スタンスには4種類ありますので、自分に合ったスタンスを見つけることが大切です。フットワークや素振りもテニスには欠かせませんが、スタンスを学ぶこともテニスが上達するには必要なことといえます。

参考記事一覧

なし(すべて、私のテニス経験をもとに執筆させていただきました)

 

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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