2019/11/15 17:10 649PV

【初心者向け】テニスのダブルス前衛の役割は?立ち位置やポーチボレーのコツなど分かりやすく解説!

ここではテニスの前衛の役割や立ち位置、前衛の攻撃方法であるポーチボレーのコツについて解説します。

テニスの前衛って?

前衛とは、テニスのダブルスでネット付近にポジションを取って戦う役割の事を指します。その場合、パートナーは『後衛』と呼ばれ、ベースライン付近でストロークを打つ役割を果たします。

通常、テニスでは前衛が攻撃の役割を主に担っていて、後衛は守りの役割が強いと言われています。それは、前衛は相手に近い位置にいる為、必然的にボレーを打つ機会が多くなるからです。

反面、後衛の役割は相手前衛にボレーを打たせず、相手後衛とのラリー合戦で優位に立つ事と言われています。

また、ストレートにロブを打ったりショートクロスを打ったりして相手の陣形を崩す事も後衛の重要な役割です。

前衛の役割

前衛の役割は攻撃で決めるという積極的な役割とレシーブの際の防御的な役割の2つがあります。自分達がサービス権を持っている時には、相手のサービスリターンの1発目から隙あれば決めてやるぞという気構えが必要です。そのためにはパートナーがサービスしたら一歩前に出るような積極性が必要です。

また、相手のサービスの際には自分のパートナーのリターンに対して相手前衛が攻撃して来る事が予想されますので、攻撃に備える姿勢が必要です。
一方で、相手後衛がストレートに打ってくるケースも有りますので、そういった場合に備える必要も有ります。

前衛の立ち位置

前衛の立ち位置はゲームの展開によって流動的に変わります。下に、主な場面での前衛の立ち位置をご紹介します。

基本のポジション

ダブルス前衛の基本ポジションとしては、横はセンターラインとシングルスのサイドラインの間で、縦はサービスラインとネットの間になります。ここから状況に合わせて細かくポジションを変えていきます。

味方ペアがサーブを打つ場合

味方ペアがサーブを打つ場合は、センターラインとシングルスのサイドラインの間より更にセンターライン寄りにいると良いです。その場合、味方ペアのサーブ軌道上に重なりそうな場合は、味方がサーブを打った直後にセンターライン寄りに一歩進むと良いでしょう。通常、サーブとリターンではサーブ側が有利になります。そのため、味方ペアがサーブを打つ場合はより攻撃的な立ち位置にいる方が良いです。特にファーストサーブの場合、余程リターンに自信のある相手でない限りストレートにリターンを打つ事は少なく、ストレートを守るよりも相手リターンを狙って攻撃的ボレーを打つ意識でいましょう。

味方ペアがリターンを打つ場合

味方ペアがリターンを打つ場合は逆に相手前衛の攻撃に備える必要があります。この場合はサービスライン上か、それより一歩分ほどベースライン寄りに下がりましょう。また、体は相手前衛に対して正面を向くようにしておくと、相手前衛のボレーに対処しやすくなります。

味方ペアがストロークでラリーをする場合

味方ペアがストロークでラリーをする場合は更に細かくポジションを変える必要が有ります。具体的には、ペアがストロークを打って、相手前衛の横を通過したタイミングで相手前衛寄りに斜めに一歩前に進みます。逆に、相手ペアがストロークを打って自分の横を通過した場合、相手前衛の攻撃に備えて斜めに一歩後ろに下がります。

次は前衛の攻撃的ショットである『ポーチボレー』について解説します。

ポーチボレーとは

ポーチボレーとは、相手の後衛が打ったショットに対して自分から向かって行って打つボレーの事です。

通常、ダブルスでは相手後衛はこちらの前衛にボレーを打たれないよう、センターラインを挟んで前衛の反対サイドにストロークを打ちます。

ポーチボレーとは、そのストロークに対して前衛が向かっていき、自分から決めるショットの事です。

ダブルスではシングルスのようなオープンコートが生まれずらい為、後衛のラリー戦だけでゲームが決まると言う事は少ないです。その為、いかにして前衛がポーチを決めてポイントを獲得するかが重要になります。

テニス ダブルス ポーチ

ポーチボレーはタイミングが命

ポーチボレーはタイミングが重要です。タイミングによっては相手前衛が対応できないポーチボレーを決める事ができますが、タイミングを間違えると前衛にストレートを打たれてしまい。ポイントを失ってしまいます。また、ポーチを打った直後は自分も味方ペアも同じサイドにいる状況ができてしまうので、相手前衛によってオープンコートに逆襲を受けてしまう事もあります。

ポーチボレーは攻撃的なショットであると同時に、リスクも大きなショットでもあります。

ポーチボレーの適切なタイミング

では、どんなタイミングでポーチボレーを狙うと良いのかについて解説します。

それは、『相手後衛がストレートにボールを打たないタイミング』です。

例えば味方の後衛が強いストロークを打って、相手後衛が何とか返球しようとしている場合、そこからストレートに打って来る事は稀です。仮に打ってきたとしても、コントロールできずにネットするかアウトする事が多いです。そんなケースであれば、ポーチボレーの適切なタイミングと言えます。

そこまで分かりやすいチャンスでなくとも、相手後衛がこちらのストレートを狙っていないと分かれば、積極的にポーチに出る事をお勧めします。

仮にポーチボレーを打つ事ができなくても、クロスに打ったボールであれば味方後衛が対応してくれます。また、積極的にポーチに出る事で、相手前衛がクロスに打てる幅を狭める事ができ、味方後衛の援護や相手後衛のミスを誘発する事ができるでしょう。

相手後衛がストレートにボールを打たないタイミングについては、試合の中で変わってきます。相手後衛がバックハンドが苦手な相手であれば、味方後衛の打ったストロークがバックハンド側に入るタイミングがポーチボレーの適切なタイミングになりますし、フットワークに自信の無い相手であれば、味方後衛がショートクロスを打ったタイミングがポーチボレーの適切なタイミングになるかもしれません。

これは練習や経験によって積み重ねるものになりますが、意識としては『相手後衛がストレートにボールを打たないタイミング』として考えておくと練習の効果も高まります。

参考動画

この動画では、テニスのポーチボレーのタイミングと出方について解説されています。こちらもぜひご覧下さい。

まとめ

テニスのダブルスは初心者にとってはシングルス以上に取り組みやすいはずです。1人でコートカバーするよりも楽だからです。2人でダブルスをエンジョイするためには前衛の役割をしっかり理解して攻撃のエンジンを最大化する必要があります。そのためには適切なポジションと攻撃的なポーチが重要になります。

ぜひポーチボレーを身に着けてテニスをエンジョイして下さい。

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<参考>

テニス ダブルスの前衛と後衛の役割知っていますか?(雁行陣)(tennis-yarou.com)

http://tennis-yarou.com/entry38.html

『テニス上達 勝てるダブルス』(藤田義仁 著)

YouTubeチャンネル『Tennisrise テニス ライズ

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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