2019/11/18 19:15 746PV

【初心者向け】テニスのスライスってどうやって打つの?練習方法・種類・コツを徹底解説!

この記事では、テニス初心者向けにスライスの打ち方や種類、練習法やコツをご紹介します。

そもそもテニスのスライスって?

ボールを打球する時に相手コートの方向(前方向)へ向かう順回転をスピン(トップスピン)。その反対方向の回転をスライス(アンダースピン)回転の少ない球をフラットと呼びます。

ボールの後ろをラケット面で捉えてそのラケットを上方向に振り上げることでスピンは掛かります。またボールの後ろをラケット面で捉えてからそのまま前方向に振り抜けばスピンはあまり掛からずにフラットと呼ばれるショットになります。フラットはスピンに比べて前方向に早い球を打つことになります。

実際にはテニスボールを打って回転がないということはありえないので明確にフラットだ!、スピンだ!という識別はありませんが回転量が多いと球の軌道は弧を描き、回転量が少ないと直線的なスピードの早い球となります。

これらとは異なり、反対方向へ逆回転を掛けることがスライスとなります。

スライスとは

スライスは逆回転(アンダースピン)をボールに加える打ち方です。サーブにおいてもスライスサーブという言葉がありますが、このスライスサーブは横方向の回転を加えるサーブなので今回のスライスショットとは別のものと考えてください。

今回はサーブ以外のスライスショットを説明します。

スライスを打つメリット

スライスの特徴は対空時間が長い球であり、バウンド後にスピンほど弾まずに滑ったり、止まったりします。体勢が崩れて立て直したい時にはスライスで一旦時間を稼ぐこともあります。

また、スピンやフラットのようなスイングスピードが必要ない為、遠いボールに対してラケット面を合わせて処理する事もできます。片手を伸ばしてラケットが届けば返球することができるためダブルバックハンドよりもリーチが長くコート内での移動も少なくなる分スタミナにも余裕が持てます。

スライスを打つデメリット

スライスの特徴でもある滞空時間の長さはボールのスピードがないことの裏返しにもなります。スライスで相手コートを突き刺すようなパッシングショットは打てません。ボールのスピードは遅いのはデメリットかもしれません。

また、ダブルスの場合であればスピードの無いスライスは相手前衛に狙われる事が多いです。特にダブルスではスライスを攻め球として使うシーンが少ないため、こちらがスライスを打とうとしていると分かれば相手前衛はより攻撃的なポジションを取ってきます。ダブルスでスライスを活用する場合は、相手前衛に触れられない場所を狙う必用が有ります。

テニスのスライスの種類

フォアハンドのスライス

スライスというとバックハンドをイメージする人がほとんどだと思います。フォアハンドにおいてもスライスは有効です。やはり遠い打点の場合にスピンを打つよりは簡単に返すことができます。

リターンの時やシングルスの試合で振り回されてしまった時などに使うことが多いです。

バックハンドのスライス

バックハンドスライスはスライスショットの中で一番馴染みが深く、使う事も多いショットです。有効な使い方はフォアハンドスライス同様ですが、この他にもバックハンドスライスはリズムやペースを替えるショットとして使うことができます。

ストロークの打ち合いという展開になった時にスピン一辺倒ではなくスライスを混ぜる事でペースを替えることがかなり有効となります。同じ球筋が続くと相手も楽に対応できてしまうのでバックハンドスライスは是非マスターしていただきたいです。

スライスボレー

アンダースピンがきれいに掛かっているボレーはビギナー脱出のキモとなる技術かもしれません。基本的にボレーはスライスショットと考えてもらっていいくらいです。バックハンドボレーとバックハンドスライスは同じ技術の延長と考えてください。

多くの人はバックハンドスライスを習得するとバックハンドボレーも習得できています。バックハンドボレーが苦手な人は非常に多いのでバックハンドスライスも練習することでバックハンドボレーを含めた上達を狙ってください。

アプローチショット

アプローチショットとはネットに出るために使うショットです。スライスでもスピンでもアプローチショットとすることができます。アプローチショットを打つことで相手の体勢を崩して力のない返球をボレーやスマッシュで叩く。というのが目指す展開です。

アプローチショットは深いコートの隅に跳ねない滑らした球を打ちたいところです。弾まない球を返すには下から掬うような打ち方になるのでボレーで仕留めやすくなるわけです。滑るスライスをコースに打つこと、その次の返球をボレーで仕留めるには他の技術の向上も不可欠です。

スライスロブ

スライスロブはスライスを打つためにラケットの面を開いた状態でロブを上げる技術です。

早いボールに対しては開いた面を作りボールを迎えればスライスロブとなりますし、遅いボールに対しては力を加える分スイングが下から上に向かうところでボールを捉える必要があります。ボレーが得意で前に出るのが好き人にはネットプレーをさせないように頭の上を抜くロブはとても有効です。(スライスロブについてはこちらの記事でも解説しています)

ドロップショット

ドロップショットとは打つ人から見てネットの向こう側に落とすショットを言います。

手前にボールが落ちたら次の2バウンドとなる前に返球しないといけないのがテニスですから、ドロップショットを打たれた場合にはもの凄い勢いでボールに向かってダッシュします。余裕を持って返すことは難しいのでボールは浮きボレーで仕留めやすくなります。

ドロップショットを打った時は不安定な返球を仕留めることができるようにある程度ネット方向に進むこと必要です。相手に触らせずポイントが取れるとカッコいいのですがなかなかそこまでのドロップショットは難しいのでドロップショットの次に返ってきた球でポイントを取りましょう。

テニスのスライスのコツと練習方法

テニス スライス

スライスショットの種類をいくつか紹介しましたが、どれも技術的には近いのでフォアハンド、バックハンドとフォアボレー、バックボレーを覚えてしまえばあとは応用となります。また前述した通りストロークとボレーのスライスもどちらかの応用となるので練習の際は球出しでのストローク練習からはじめることをおすすめします。

スライス時のグリップの握り方

スライスショットはコンチネンタルグリップで覚えてください。習得する中で少し厚く、少し薄くといった調整は後からできるのでまずはコンチネンタルグリップで打てるように練習してください。

スライスを打つ時のコツ

ロジャー・フェデラー選手をご存知でしょうか。とても有名な選手なので聞いたことのある人、プレーを観たことのある人はとても多いと思います。

彼の打つスライスはスライスと思えないほどスピードのあるボールでよく滑るのでバウンド自体も小さく返しにくそうなスライスです。フェデラー選手のスライスを打つ時のフォームをみると上から下ラケットを振っているように見えますが、フェデラー選手のイメージではボールを切るような動作ではなく開いたラケット面でボールを打つイメージだそうです。

同様に、面を作ってボールを捉えて前方向にラケットを振る。ボールの長短はフォロースイングで調整する。と考えるとスライスショット全体の習得に役立つかもしれません。

スライスの練習方法

スライスショット全体のものとなりますが、フォアハンドの場合コンチネンタルグリップで手のひらをボールの方向に向けるとラケットの面は開きます。地面に対して垂直ではなく少し上に向いた状態でボールを捉える。そのまま前にスイングすればアンダースピンの掛かったボールが打てます。

バックハンドの場合も面を作ってそのままボールを捉える。この動作が重要てす。ラケットのスイングはスピンやフラット同様でボールに前方向への力を加えることを忘れずにフォロースイングをしっかり取って打てれば完成です。

また、両手バックハンドの方の場合は片手でボールを打つ事に戸惑いがあるかもしれませんが、その場合はスイング直前まで両手でラケットを握り、スイングが始まるタイミングで片手にすると打ちやすくなります。その場合、空いた方の手はラケットの進む方向と逆に開き、体全体のバランスを取るようにすると安定したバックハンドスライスになります。

参考動画

この動画では、テニスのフォアハンドスライスの基本的な打ち方について解説されています。こちらもぜひご覧下さい。

この動画では、テニスのバックハンドスライスの基本的な打ち方について解説されています。こちらもぜひご覧下さい。

まとめ

学生プレーヤーにはあまり使用シーンの少ないスライスですがシングルスを行うなら覚えるべき技術です。また、腕力もさほど必要としない技術ですから女性や年配のプレーヤーには是非挑戦してみてください。

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<参考>

テニスのバックハンドスライス メリット&デメリット(テニスが短期間で上達するコツ)

https://tennis-win.net/テニスのバックハンドスライス-メリット&デメリ.html

YouTubeチャンネル『窪田テニス教室

YouTubeチャンネル『宮澤盛男

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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