2019/11/19 9:45 2006PV

卓球のスピードドライブ完全ガイド【打ち方からラバーまで徹底紹介】

卓球

卓球を始めたばかりの方にスピードドライブショットの打ち方を解説しています。一撃必殺スピードドライブショットを、皆さんに取得してもらえたら幸いです。

卓球のドライブショットには、スピードショットと呼ばれるドライブショットがあります。

今回は、卓球における一撃必殺技であるスピードドライブについて解説します。時代は回転主流ですが、スピードドライブは、球速メインのショットです。決められたときの気持ちの良さはなんとも言えず、爽快感を味わえます。

スピードドライブとは

卓球のドライブショットには、大きく分けて5つのショットがあります。その中の一つがスピードドライブです。
まずは、ドライブショットについて説明し、スピードドライブとはなんぞやというところから解説します。

ドライブの種類

卓球のドライブショットには、鋭く直線的に飛んでいくスピードドライブ、大きく弧を描くように飛んでいくループドライブ、無回転で相手コートに落ちるナックルドライブ、ボールが曲がり、的を絞らせないカーブドライブ、逆横回転のかかったシュートドライブの5つがあります。

それぞれ、特徴的なドライブショットで、それぞれ使いこなすことで、幅が広がり、決め球となるショットです。
特に、スピードドライブは、最もスピードのあるドライブショットで、パワードライブとも呼ばれるほど、威力のあるショットです。

スピードドライブとは

さて、ドライブの5種類について説明しましたが、スピードドライブについてより詳しく説明します。

現代の卓球では、球のスピードよりも回転を重視しがちです。しかし、このスピードドライブは、どちらかといえば回転よりもスピードに重きをおいたショットです。

スピードがあるショットのため、相手の逆に決まれば、気持ちよく撃ち抜ける威力抜群のショットです。
なので、一撃必殺技として用いられる場合が多く、仕留めにかかるドライブショットです。

注意点

一撃必殺技のスピードドライブショット。しかし、残念ながら弱点もあります。

まずは、隙が大きいことです。スピードドライブは、思いっきり全体重を前にかけて放つパワーショットです。そのため、振りがどうして大きくなり、リターンで強打を食らってしまうと、こちら側を逆に抜かれてしまう危険性があります。そのため、あまりうまく決まらなかったときに備えて、素早くもとの構えに戻る必要があります。

2つ目は、リターンが速いことです。スピードドライブは速いショットです。相手側に飛んでいくときに速いということは、時分側に返ってくるのも速いのです。ブロックショットなので、打ち返された際に、構えに戻っていないと、逆に返せないという状況に陥ってしまいがちです。そのため、油断せずに構えに戻ること、また、打つ際にはしっかりと決めきる意識を持ちましょう。

さらに、スピードドライブは、回転がそこまで強力ではありません。ですから、打ち返された場合、相手に超強力回転を打たれてしまうデメリットもあるので、やはり打つからには決めるまでは行かなくても、相手を確実に崩していかなければならない、まさに1撃必殺ショットです。

スピードドライブの打ち方

卓球

ここからは、スピードドライブショットの打ち方について解説します。スピードドライブは強打のショットなので、卓球全般のスピードショットの打ち方に通じるポイントも多いので、しっかり抑えておきましょう。

打点は頂点で

スピードドライブショットの打点は、頂点に近いところです。インパクトポイントが早すぎたり遅すぎたりすると、ネットを超えない場合があり、うまくいきません。

また、後ろから前へ思いっきり体重をかけて打つので、打点が高いほうが、うまくいきやすいのです。そのため、打球の頂点が、自分のやや前に来る位置に構え、思いっきり打つのがポイントです。

水平気味に振り上げる

次のポイントが、水平気味に振り上げることです。強烈な縦回転を掛けようと上へ振り上げるイメージだと、回転はかかるのですが、スピードが出ません。

また、体重を前へかけていくので、押し込むショットになりやすく、上へ振り上げてしまうと、不安定な打ち方になってしまいます。

なので、水平気味に45度までの振り上げに抑え、スピードを出すことを意識して振り抜くことが大切です。理想は80度位まで開いて打つイメージで打てればれば最高です。

体重移動

体重移動は、スピードドライブを打つ上で大切なポイントです。

まず、打球前にしっかりと身体を捻り、バックスイングをします。さらに、打球時にしっかり大きく踏み込み、全体重をかけるように意識し、ラケットを前上方向に振り抜きます。

迷いなく振り切ることが、強烈なスピードドライブを打つコツです。

スピードドライブの練習方法は?

強烈な必殺ショットスピードドライブ。ここからは、スピードドライブを打つための練習方法を紹介します。

まずはフォームを身につける

スピードドライブを打つ上で大切なポイントが、正しいフォームを身につけることです。

なぜ正しいフォームが必要なのか。それは、身体の使い方をマスターすることでスイングスピードを上げる必要があるからです。卓球全般に共通して言えることですが、スイングスピードを上げることで、より強烈なショットが打てるようになります。

では、正しいフォームとはなんなのか。それは、股関節で軸足にしっかり体重を乗せ、下半身から腰、上半身の順に軸足から前足に体重移動させるフォームです。
これができるとさまざまなショットの威力が増します。(スピード系ならスピード、回転系ならキレが増します)

特に、スピードドライブにおいては、生命線とも言える体重移動なので、しっかりとマスターしましょう。

ワンコース練習

正しいフォームを身に着けたら、ワンコース練習がおすすめです。

ワンコース練習は、1つのコースで上、下回転のボールを出してもらい、こちら側はスピードドライブで打ち返す練習です。特に、下回転のボールをスピードドライブで打ち返す場合、ネットに引っかかる場合は、相手の下回転よりもこちらの回転が下回っている状況なのです。

ワンコース練習で、ネットに引っかかる場合は、回転量が足りていないか、体の前で打っていないパターンです。まずは。身体の上前でしっかりと捉える練習をしましょう。

しっかりと捉えているのにネットに引っかかる場合は、回転量が足りません。相手の下回転に対して無理にスピードドライブを打とうとしていまい、引っかかってしまうのです。
そんな場合は素直に諦め、ループドライブを打ってください。そうやって、相手の回転を見極めて打てそうな球をしっかり捉える練習や、どのくらいの球ならどのくらいの角度で打てばよいかを身体で覚えることも練習です。

反対に、オーバーしてしまうときは、ラケットが立ちすぎているので少し寝かせて、前に打つことを意識しましょう。また、腕が伸び切っているとオーバーしやすいので、腕の角度を100~120度にできるように捉える練習をしましょう。
一撃必殺技で決まると気持ちいいのがスピードドライブですが、決めるには何度も繰り返して練習することが必要です。

スピードドライブに向いているラバー紹介

ここまで、スピードドライブを打つためのポイントを紹介してきました。ここからは、スピードドライブを打つのに適したラバーを紹介していきます。同時に、ラバーについてのちょっとした説明もしていきます。

スピード系ラバーとスピン系ラバー

ラバーには、スピード系ラバーとスピン系ラバーがあります。

スピード系ラバーは、引っかかりにくく、反発力が強いため、直線的に低い弾道で飛んでいきやすいラバーです。強く弾み、全力でなくても速いドライブショットが打てます。

反対にスピン系ラバーは、引っかかりが強く、回転のかけやすいラバーです。回転がしっかりかかり、弾むスピン系テンションラバーが現代の主流です。弾道は山なりになりやすく、安定したスピンショットを打ちたい方におすすめです。

スピードドライブを打ちたいなら

スピードドライブを打ちたい方にオススメのラバーは、スピン系ラバーです。

理由として、スピードドライブは、回転を少なくしても打球スピードを上げる必要があり、低い弾道で飛んでいったほうが、相手にとっては取りにくくなるからです。

また、引っ掛かりが弱いので、相手の回転に左右されず、直線的なレシーブやスピードショットが打ちやすいのがメリットです。スピードショットを極めて球速で勝負したい方は、スピード系のテンションラバーがおすすめです。

参考動画

ここではスピードドライブの打ち方解説動画をご紹介します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。スピードドライブは回転メインのショットではなく、あくまで球速重視の必殺ショットです。
ここぞの場面で使うことで、相手にとって脅威になり、流れを引き寄せられる優秀なドライブショットです。
ぜひ、そんなロマンあふれる強烈なスピードドライブを気持ちよく決められるように練習してみてください。

卓球サークル運営者の方

SPOTAS+の『サークル』で、あなたの卓球サークルを広く宣伝しませんか?簡単に登録して皆にサークルの魅力を伝えよう!

卓球仲間をお探しの方

SPOTAS+の『サークル』では、多くの卓球サークルが登録されています。ぜひこちらもご活用下さい。

<参考>

【卓球】スピードドライブの打ち方!スピードを倍増させる4つのコツ(卓球好きしゃちょ~のブログ

https://xn--y8juc1er23n4omxn3a.com/takkyuu-speeddrive-utikata-535

攻撃の威力を高めたいならドライブ技術を上げよう!卓球の必須技術(Rallys)

https://rallys.online/forplayers/drive/

スピードドライブのやり方とコツ | 卓球が上達する練習メニュー(卓球が上達する練習メニュー)
スピードドライブをマスターする練習方法(強くなる卓球練習法)
一撃必殺ドライブができる!スピードの出るラバー3選!(Taku-tsu-press)
5つのドライブを極めろ!~スピードドライブ編~(ぶるふぁの卓球ぶろぐ)
Youtubeチャンネル『【卓球動画】WRM-TV [TableTennis]
この記事の記者紹介
スポタス編集部

おすすめ記事

卓球のチキータの打ち方と上達間違いなしの練習法紹介

今回は卓球の打法「チキータ」を紹介します。小学生からトップ選手まで使っているこの打法はどのような打法なのでしょうか?打ち方から練習法まで徹底的に解説します テレビ中継でで良く目にする言葉の中に「チキータ」があります。どのような打法で、どのように打法として身に着けるのか、検証していきましょう。 チキータとはどのような打球なのか 「チキータ」を使いこなす選手たちが世界ランク上位を占める 卓球には「ストローク」「ツッツキ」「スマッシュ」「ドライブ」など多くの打法があります。そして、フォアハンド(利き手)、バックハンド(利き手と反対の手)それぞれに分かれます。20年ほど前までは少なくとも、ここにあげた打法で卓球は成立していました。サービスに対してのレシーブとしては「ツッツキ」などが主でしたが、近年は「チキータ」という打法をレシーブで使う選手が増えて、「チキータ」を使いこなす選手達が世界ランク上位を占めていると言っても過言ではないと言えるでしょう。 「チキータ」の由来 では「チキータ」とは一体どのような打法なのでしょうか?簡単に言えば、ボールに対してバックハンドで横回転をかけるレシーブです。実際の試合では、選手がサイドステップしながら横移動してボールの正面に入り、そのボールに対して横回転をかけていくショットです。そして横回転をかけた軌道が「バナナ」に似ている事から、バナナのブランド名に掛けて「チキータ」と名付けられました。 「チキータ」生みの親はチェコの元選手 「チキータ」は、1980年代後半から2000年前半に活躍したチェコ出身選手のピーター・コルベル氏によって開発されました。コルベル氏は、1991年世界選手権千葉大会で、旧チェコスロバキア代表として出場し団体3位に貢献しました。1996年アトランタ五輪では男子シングルス4位に輝くなど「チキータ」の生みの親として、数々の成績を残します。日本でも水谷隼選手、丹羽孝希選手、張本智和選手など多くのトップ選手が頻繁に使用しています。 中国選手が改良した? 現在の卓球界で世界を席巻している国は、男女とも中国です。近年の主要大会を総なめしているのが現状です。チキータは横回転が主流と書きましたが、ある中国選手によって改良されることになります。これまでの横回転に加え、トップスピンをかけるチキータが開発されたのです。テレビ中継などで「強烈なチキータ!」と叫んでいるときは、ほぼトップスピンをかけたチキータ(別名 台上バックドライブ)です。 どのような時に打つべき打球なのか サービスレシーブとして用いる 「チキータ」を多く使用する場面はレシーブです。卓球はサービス権を持つ選手が優位と言われています。サービスは自分から仕掛けることの出来る手段で、それによって攻める事ができます。一方、サーブを受けるレシーブの選手は、相手のサーブあってのものなので、どうしても受け身になりがちです。回転が掛かったサーブに対して、確実にレシーブをして、相手の形でスマッシュやドライブを打たせなくすることが基本戦術になります。「ツッツキ」が守備的レシーブだと考えると、「チキータ」は攻撃的レシーブと呼べます。 チキータの打ち方 ボールの捉え方(バックハンドドライブとの比較) 「チキータ」はどのようにしてボールを捉えるのでしょうか?スイングが良く似ている「バックハンドドライブ」と比較をして見るのが一番分かりやすいです。 「バックハンドドライブ」はラケット・ヘッドを水平に向けて、ボールの上面をこすり上げるように、打っていきます。打球は、ほぼまっすぐに伸びていきます。一方「チキータ」はラケット・ヘッドを下に向けて、ボールの側面を捉え、回転は時計回りに曲がっていきます。そして、ボールをしっかり引きつけてから打てば安定感も増していきます。上級者になれば、ラケットの先端でボールを捉えると、より威力のあるボールを打つことができます。 戦術としての考え方 フォア・バックと共に「ドライブ」を打つときは、「ツッツキ」などの縦回転のボールに対して、その回転を利用しながらボールを捉えていきます。一方の「チキータ」はレシーブの際に使うことが多いです。「レシーブ」はしっかり繋ぐというイメージがありますが、「チキータ」は自分から台上で横回転をかけていきますので、自分から仕掛けることができる攻めの「レシーブ」です。つまり、レシーブから一気に攻勢をかけることができます。かつては、一部のトップ選手のみが使用していましたが、バックハンドドライブよりも難易度は落ちるため、ジュニア世代でも積極的に取り入れています。 ただデメリットとして、チキータを打った後、相手のバック側やミドルに行くことが多いので、コースが読まれやすくなります。その為、返球に対するカウンター・ブロックの練習も必要になります。 打つ時のフォーム 「チキータ」をはじめとしたバックハンド系のショットを打つ際には、ボールの正面まで自分自身が移動する必要があります。フォアハンド系は、正面まで動かなくても手が届く範囲に構えることができれば打てる体勢になりますが、バックハンド系は、体の横でボールを捉えると、コントロールすることが難しくなるからです。特に「チキータ」は自分から横回転をかけることを求められる為、他のバックハンド系のショットよりも、ボールの正面に体を入れることが必須項目になります。 次は体勢です。レシーブは基本的に体勢を低く保つことが必要です。とりわけ「チキータ」に関しては、肘を高くそして前に構えるので、体勢の低さがより重要になります。肘を高い位置につけることを最優先に考えて、上級者になれば肘をより前に突き出すイメージを持ち、威力のある「チキータ」を相手の台上に打ち込むことができます。 チキータの練習法 感覚に慣れる チキータは他の打法と違って、脇を上げてスイングスペースを確保してから、ボールの内側を捉えやすいように肘を高く上げていきます。他の打法と感覚が違うので、まずは感覚に慣れることからお勧めします。 まずは、ラケットを持っていない方の手でボールを持ちます。そしてボールをまっすぐ落下させて、台上にワンバウンドさせてから、そのボールをチキータで打ちます。ワンバウンドさせた後のボールに対し横回転をかける感覚を身につけましょう。 多球練習でバックにボールを出してもらう 「多球練習」とは、多くのボールを使用して、送球者がボールを手に取って連続で球出しをする練習です。初級者にお勧めの練習方法で、たとえミスショットをしても連続してボールが供給されるので、非常に効率が良いです。 チキータの練習においては、送球者に当たりの長いボールをバック側に軽く出してもらい、それを横回転で捉えられるようにしましょう。慣れてきたら、回転量の多いボールなどで練習すると良いでしょう。 練習する際に意識することは、正しいフォームで打つことです。感覚をつかむまでは、他の打法より時間がかかると言われていますので、正しく打つことを心がけましょう。 まとめ 今回は「チキータ」についてお届けしました。近年の卓球界において「チキータ」は主流になってきています。「チキータ」を武器にする選手が、軒並み世界の上位に君臨しています。ただ、すぐにマスターできる打法ではありません。他の打法と違って、自ら横回転をかけて攻めていくレシーブです。バックハンド系は総じて、ボールの正面に体を入れてボールを捉えますが「チキータ」は確実にボールの正面に体を入れないと、ボールをコントロールできません。 横回転の感覚に慣れるためにも、まずは正しいフォーム作りから始めましょう。一人であれば、ボールをワンバウンドさせてから横回転をかける練習をし、送球者ありの場合は、多給練習でしっかり打ち込みをすることをお勧めします。上段でも述べましたが、上達スピードは他の打法よりも時間がかかる傾向があります。正しい「チキータ」のフォームを身につけて、卓球を楽しんでください。 また、こちらの動画ではチキータのコツについて解説されています。こちらもぜひ参考にして下さい。 卓球仲間をお探しの方 SPOTAS+の『サークル』では、多くの卓球サークルが登録されています。ぜひこちらもご活用下さい。 卓球サークル運営者の方 SPOTAS+の『サークル』で、あなたの卓球サークルを広く宣伝しませんか?簡単に登録して皆にサークルの魅力を伝えよう! 参考記事一覧 卓球のチキータとは?チキータの打ち方は?(卓球ナビ) https://tabletennis-navi.info/archives/456#i 卓球のチキータのやり方と、圧倒的に安定させる7つのコツを大公開!(我流卓球理論) http://mizuno-shunsuke.com/table-tennis-chiquita/#i-4 卓球の台上技術チキータのやり方について(中学からでも卓球が上手になる) http://takkyuzuki.com/column/%E5%8D%93%E7%90%83%E3%81%AE%E5%8F%B0%E4%B8%8A%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%83%81%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%81%AE%E3%82%84%E3%82%8A%E6%96%B9%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/ 卓球のチキータって何?卓球知らない人にも分かりやすく紹介しよう。 https://satoshino.com/what-is-chiquita/ 卓球のチキータが上達する練習メニュー(Zero Grgvity Work) https://table-tennis.click/shot/chiquita-practice/ 『卓球スピードマスター』(秋葉龍一 著) 『卓球ビギナーズバイブル』(卓球王国まとめ) YouTubeチャンネル『【卓球動画】WRM-TV [TableTennis]』 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcoaching/28/1/28_65/_pdf

【タイプ別】卓球ラケットの正しい持ち方とは

卓球のラケットの持ち方は特に決まりがないことを知っていましたか?ですが、ラケットの持ち方によってボールのコントロールや威力が変わってきます。今回はそんな卓球の基本的なラケットの持ち方を解説します! 卓球のラケットは、どのような持ち方をしていても反則になることはありません。なので、打つ際は、自分の好きな形、打ちやすい形でラケットを握ればよいというわけです。 しかし、一応ラケットの持ち方と種類というものがあります。卓球で有効的な正しい持ち方でラケットを持つことにより、より高いスキルを身につけたくはありませんか?実はラケットの持ち方は大きく分けて2種類だけなのです。そんな卓球のラケットの持ち方を今から紹介していきたいと思います。 シェークハンド シェイクハンドは、基本的にラケットと手が平行に、同じ方向へ向くようにします。さらに、人差し指と親指の谷にラケットを当て、そのまま人差し指と親指以外の指でラケットを握りしめるのです。 シェークハンドは「握手」という意味で、その名の通り、後ろから見ると握手をしている形に似ています。手で銃を握っているような形になれば完成です。その際、ラケットと手首、人差し指が平行になっているか確認しましょう。手首が内側、外側のどちらにも折れていてはいけません。 人差し指をラケットと平行にすることで、伸ばした人差し指でラケットの背面を支えるため、スイングした際により力強いドライブを打つことが出来ます。日本では、この持ち方のプロ選手も多く、今年引退された福原愛選手や活躍中の石川佳純選手などをはじめとした多くのトップクラスのプロ選手からも採用されている持ち方がシェークハンド通称「シェーク」です。 ちなみにシェークハンドは、もともとはヨーロッパ選手によって好まれた持ち方らしいですよ。 加えて、持ち方に適した戦型として以下の3つが挙げられます。それぞれどのような持ち方なのか紹介していきたいと思います。 ドライブ型 現在の卓球界で主流となっているプレイスタイルであり、世界ランキングでも上位の選手はみんなこのスタイルだそうです 多くの選手が好むこのスタイルは、得点を取りに行く攻撃的なスタイルになります。ラケットの表面でこすり、ボールに前進回転をかけて打つドライブという打ち方をおこないます。 徐々に当て方に慣れていき、回転のかかるドライブが打てるようになるための練習が必要にはなりますが、このドライブ型から卓球を始めるのがスタンダードの型です。 ドライブについてはこちらの記事でもご紹介していますのでぜひ参考にして下さい。 カット型 カット型は、ボールの速さと変化によって相手を揺さぶる戦 術になります。リズム感と素早い動きが必要になりますので、心者がいきなりおこなうというのは難しいかもしれません。 その名の通り、ボールを上から下へ切るようにし、バックスピンをかける打ち方です。相手にとって打ち返しにくいボールを繰り出すことが出来ます。 カットについてはこちらの記事でもご紹介していますのでぜひ参考にして下さい。 異質型 異質型は、ドライブ型のシェークハンドの表面または裏面のどちらかに粒高などの異質なラバーを張るというのが特徴です。 球質を変え、チャンスを作っていくスタイルになります。どちらかと言えばあまり主流ではありませんが、器用でいろんな戦術をしてみたいという人にはおすすめです。 ペンホルダー ペンホルダーという持ち方は、その名の通り、ペンを持つように握る持ち方です。グリップ部に人差し指と親指を当ててペンのように持ちます。 その他の中指と薬指でラケットの裏面を支えるようにして、小指は添えるだけにします。中国式のペンホルダーは日本式のものとは少し違っていて、ラケットを鷲掴みして持つそうです。 20年ほど前は、卓球大国中国の選手のほとんどがこのペンホルダーだったため、日本でも広く浸透していたようですが、現在は圧倒的にシェークハンドが多くなっています。 ですが、ペンホルダーが悪いというわけではありませんよ。人それぞれ自分に合った持ち方がありますから、使ってみなければどちらが良いかわかりません。自分に扱いやすい方法で正しくラケットを持つ方法を選びましょう。 加えて、シェークハンドと同様に、持ち方に適した戦型があり、以下の2つが挙げられます。それぞれどのような持ち方なのか紹介していきたいと思います。 ドライブ型 ペンホルダーのドライブ型は、ペンホルダーのラケットの裏にラバーを張り、フォアハンドのドライブで攻撃をしていく戦術です。 その際、表面に裏ラバーを張る(日本式)方法と、表と裏面の両方にラバーを張る(中国式)方法があります。どちらも試してみて自分に合った方を取り入れればよいでしょう。 強力なフォアハンドドライブを使った攻撃を行いたい方にお勧めの戦術になります。 異質型 ペンホルダーの異質型は、粒高ラバーなどを使った変化形ラバーを使用します。回転の変化によって相手を惑わし、相手のミスを誘う戦術です。 ラバーを使いこなすことはとても難しく、初心者には難易度の高い戦術になります。 色々なサーブに適したラケットの持ち方 サーブはどの競技でも流れを決める重要なポイントになります。絶対に落としたくないところです。 先ほど紹介したシェークハンドとペンホルダー以外の持ち方をして打つサーブがあります。「ロングサーブ」というサーブです。次に、このロングサーブを打つ際の持ち方について説明していきます。 ロングサーブ ロングサーブは、ボールに前進回転をかけたサーブです。前に進もうとする力が強いため、他のサーブよりもスピードが速いと言う特徴があります。 テレビなどでよく見るプロ選手が使っているようなボールの底面を切るようにして打つ下回転サーブや横回転サーブは、逆回転をかけることで相手が打ち返しにくいボールを出すためスピードが遅くなってしまうのです。 逆にいうと、ロングサーブは、ストレートに速いボールを打ち込むわけですから、相手からすればスピードさえとらえれば打ち返しやすいサーブにはなります。 サーブにもいろいろな種類があり、場面ごとに使い分けて相手を揺さぶるサーブを打ち込めるようになりたいですね。 ロングサーブのラケットの握り方は、中指・薬指・小指をラケットの裏側に持っていき、指を折り曲げて握ります。薬指はラバーの下辺りに置き、残りの2本はグリップの下に置きます。この持ち方によって手首が自由に動かせ、打点を下げ、攻めたサーブを打つことが可能になるのです。 打つ際には、ラリーの時のようにラケットを立てずに、下に向けた状態で打ちます。初心者は少し難易度が高いかもしれませんが、練習すればほかのサーブに比べれば比較的すぐに出来るようになりますよ。 また、ロングサーブについてはこちらの記事でも紹介していますのでぜひ参考にして下さい。 まとめ 今回は、卓球のラケットの主な持ち方の紹介をさせていただきました。基本は2種類で、人差し指を立てて持つ持ち方と、ペンを持つようにして持つ持ち方でしたね。 いずれも一度は見よう見まねで試してみたことがあるのではないでしょうか。持ち方に決まりがないため、初心者の方の中には普通に握りしめて打っている人も多いと思います。 卓球スキルをワンランクアップさせるためには持ち方から意識してみるのも良いのではないでしょうか。憧れのトッププロの選手と同じ持ち方をするもよし、自分が打ちやすいなと思う持ち方もするもよしですね! また、こちらの動画ではシェークハンド・ペンホルダーの握り方について解説しています。こちらも併せて参考にして頂ければ幸いです。 卓球サークル運営者の方 SPOTAS+の『サークル』で、あなたの卓球サークルを広く宣伝しませんか?簡単に登録して皆にサークルの魅力を伝えよう! 卓球仲間をお探しの方 SPOTAS+の『サークル』では、多くの卓球サークルが登録されています。ぜひこちらもご活用下さい。 参考記事一覧 知っていましたか正しいラケットの握り方(卓球ラバー) https://tt-lover.com/blog/fixation_maskedrubber/episode015/ 卓球ラケットの持ち方を解説。基本からサーブの種類ごと持ち方まで(LOOHCS) https://loohcs.jp/articles/255 卓球の戦型一覧!戦型の種類は?(卓球ナビ) https://tabletennis-navi.info/archives/413 卓球サーブの打ち方!回転サーブ5種類を徹底解説!(Activeる!) https://activel.jp/articles/1Mpur YouTubeチャンネル『【卓球動画】WRM-TV [TableTennis]』 YouTubeチャンネル『茅ヶ崎湘南卓球スクール』