2019/09/10 15:14 245PV

卓球のダブルス必勝ガイド【動き方や練習法大公開】

卓球

これから卓球のダブルスをプレーしたい方に、ダブルスのコツや、練習方法を解説します。ダブルス独自のポイントがあるので、参考にしてください。

卓球のダブルには、シングルスにはない面白さがあります。ルールも異なり、マスターしなければならないポイントがあるので、独自の動きをマスターするための練習が大切です。
この記事では、そんな卓球ダブルスのポイントを解説しています。ぜひ皆さんのダブルス上達の参考にしてみてください。

卓球のダブルスとシングルスは何が違うの?

卓球では、シングルスとダブルスの違いがあります。ここでは、基本的な違いを紹介していきます。ルールに関するポイントなので、これからダブルスをプレーする方はしっかりと把握しておきましょう。

サーブのルール

シングルスとダブルスの一番の違いが、サーブです。シングルスのサーブは相手のどこに入れても問題ありません。しかし、ダブルスの場合は、1バウンド目を自分コート右側に。相手へのバウンドは、相手コート左側に打たなければなりません。
このため、卓球のダブルスでは、サーバーよりもレシーバー側が有利に進めやすく、3球目攻撃よりも、4球目攻撃が有効なのです。
また、サーブの範囲が狭いので、中途半端なサーブを出してしまうと速攻でリターンエースを喰らいやすく、サーブ、レシーブの精度の重要性がシングルスよりも高くなります。
さらに、サーブの順番も独特で、サーブは1人2回打ち、1セット中は同じサーバーのサーブを同じレシーバーが打つという流れで進みます。セットが変わった際には、前のセットのスタート時にレシーバーだった側から始め、受ける側は、先ほどのセットで違う側からのサーブを受けていたプレーヤーがレシーブをします。
以後は、この流れで試合を進めていきますが、最終セットだけはルールが異なります。
最終セットで、5点をどちらかがとった場合、チェンジコートをし、サーブ権はそのままに、レシーブ側だけが今まで受けていた側ではないプレーヤーと入れ替わります。
このように少しわかりにくいのが、ダブルスのサーブルールです。
実際にやってみて覚えておくのが早いでしょう。
また、打つ順番の間違いが発覚した場合でも、正しい順番に戻してスタートするだけで、そこまでの得点は無効になりません。

交互に打つ

卓球のダブルス特有のルールがこの、「交互に打たなければならない」というポイントです。同じプレーヤーが続けて打ってしまうと失点になってしまうので、パートナーに任せて自分は待機ということができません。
必ず自分もラリーに参加しなければならず、技術の向上が求められます。
また、パートナー同士が邪魔しない効率的な動きが求められ、独自のフットワークが求められます。
この交互に打つというポイントが卓球ダブルスの面白いポイントです。

ダブルスの動き方は?

卓球

ここからは、ダブルスの動き方のポイントを解説します。
利き腕が同じプレーヤー同士か、違うプレーヤーかで動きが異なり、それぞれポイントがあります。
特に、利き腕が同じ場合だと、しっかり動かなければ、ペアワークが乱れてしまうので、しっかりと練習しておきましょう。

基本は三角形

利き腕が同じ場合は三角形を意識して動きましょう。主に台左側に待機し、打って、後ろに下がる。そして、再び台左側に戻って待機。この流れの繰り返しです。
このときの注意点として、下がる際は外ではなく真後ろに下がる。
これがポイントです。なぜなら、外に出てしまうと、待機場所まで遠くなってしまい、相手の早い攻撃に対応しにくいからです。
真後ろに下がるのはとても勇気が必要ですが、パートナーとの息を合わせる練習をし、マスターしましょう。

この動きをうまくするためには、打ちながら下がる動作をする。これができれば真後ろに下がりやすいのです。打つ際に踏み込んだ左足をその流れで蹴ります。
こうすると、外に出て行くことが少なく、素早く下がれるので、早いラリーの中でも動きやすいのです。

利き腕が違う場合はハの字

利き腕が違う場合は、フォアで中心に来たボールが打てる側に立ち、内側に入っては出るの繰り返しをします。ローテーションのように回らなくてもよいので、わかりやすいのが特徴です。
さらに、相手の攻撃にも崩されにくいのも特徴なので、一般的に利き腕が同じペアより強いとされています。
世界の強豪ダブルスの主流は、利き腕が違う者同士です。(石川佳純選手と吉村真晴選手ペア、大島祐哉選手と森薗政崇選手ペアなど)

ダブルスの練習方法は?

ダブルスに強くなるための練習方法を紹介していきます。練習としては、多球練習、サーブ練習、レシーブ練習があります。
それぞれポイントを解説していますので、ぜひ参考にしてください。

多球練習

多球練習とは、ボールを次々に送球者が出していく練習方法です。ミスをしても、練習が続けられるため、シングルスはもちろんダブルスでも有効な練習方法です。
さらに、通常のラリーよりも早いピッチで送球が可能なので、卓球に必要な瞬発力や、反応速度などを鍛えられます。
ダブルスの多球練習には様々なやり方があります。まずは、基本の動き方をマスターするための練習を紹介します。
やり方は、送球側が放ったボールを順番に打ち返す。これだけです。一回打った側は素早く外へ動き、パートナーが打ったらまた戻って打ってを繰り返していきます。
最初はゆっくりと。レベルが上がってきたら速くしていき、パートナーとの呼吸を合わせていきます。お互いの利き腕が同じ場合に効果的な練習です。
利き腕が異なる場合の多球練習は、左右フォアになる側に構え、一方が打ったら、元々の箇所に下がり、入れ替わっていく練習です。利き腕が同じ場合よりも動きが単純なので、わかりやすく、最初から速めのピッチで練習が可能です。

レシーブ練習

ダブルスでは、ショートサービスをレシーブするパターンが多く、ストップや、フリックなどをしっかりとできるようにしておけば、次の攻撃につなげられるので、効果的です。また、ロングサーブに対しての対応も同時にしておくと、攻撃の幅が広がり、攻略しやすくなります。
そして、ある程度レシーブができるようになったら、4球目攻撃でポイントが取れるように練習しましょう。(サーブ→レシーブ→相手が崩れる→決めるという流れ)
そのためには、パートナーのことをよく知り、どのレシーブで相手を崩せるかを把握しておく必要があります。

サービス練習

ダブルスのサーブでは、ボールを打てる範囲が限られています。
そのため、中途半端なサーブを打てば相手の強打を招き、崩されてしまうので、長短を意識し、メリハリのあるサーブを打つことが大切です。
シングルスでもサーブはとても大切なポイントですが、特にダブルスにおいては、重要度が高いため、必殺サーブとまでは行かなくても、長短のコントロールができるように練習しておきましょう。

ダブルスでフットワークを上達させるコツは?

ダブルスのフットワークの上達させるポイントがあります。そのポイントを紹介します。

反復横とび

ダブルスフットワークをうまく行うコツが、「反復横とび」です。ラケットを持ち、足の動きとボールを打つタイミングを合わせ早く移動するのがポイントです。
飛んできたボールに飛びつき、スペースを空けるイメージで行いましょう。
鏡の前で行い、上半身と下半身のずれを確認しましょう。この方法はダブルスだけでなく、シングルスの練習にも効果的です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。卓球のダブルスには、シングルスにはない面白さが満載で、独特の戦い方があります。
また、動きをマスターすることで、スムーズにダブルスをプレーでき、勝率にもつながっていきます。
ぜひ、みなさんもダブルスの独特なプレーをマスターし、卓球の楽しみ方を広げていきましょう。

参考記事一覧

卓球 ダブルスの動き方と練習方法!フットワーク上達のコツとは?(携帯知恵袋)

https://keitai-tiebukuro.com/2018/02/19/table-tennis-doubles-move/#_or

意外とあやふやな卓球ダブルスのルールや動き方を解説!(SPOT+)

https://www.spot.town/news/tabletennis_doubles/

卓球ダブルスの基本の動き方について(LiLI)

http://www.lilisc.com/2018/04/13/doubles/#i-2

卓球ルール「ダブルス編」(卓球好きの独り言ブログ)

https://ping-pong-blog.com/rule-doubles#i-6

この記事の記者紹介
スポタス編集部

おすすめ記事

卓球のスピードドライブ完全ガイド【打ち方からラバーまで徹底紹介】

卓球を始めたばかりの方にスピードドライブショットの打ち方を解説しています。一撃必殺スピードドライブショットを、皆さんに取得してもらえたら幸いです。 卓球のドライブショットには、スピードショットと呼ばれるドライブショットがあります。 今回は、卓球における一撃必殺技であるスピードドライブについて解説します。時代は回転主流ですが、スピードドライブは、球速メインのショットです。決められたときの気持ちの良さはなんとも言えず、爽快感を味わえます。 スピードドライブとは 卓球のドライブショットには、大きく分けて5つのショットがあります。その中の一つがスピードドライブです。 まずは、ドライブショットについて説明し、スピードドライブとはなんぞやというところから解説します。 ドライブの種類 卓球のドライブショットには、鋭く直線的に飛んでいくスピードドライブ、大きく弧を描くように飛んでいくループドライブ、無回転で相手コートに落ちるナックルドライブ、ボールが曲がり、的を絞らせないカーブドライブ、逆横回転のかかったシュートドライブの5つがあります。 それぞれ、特徴的なドライブショットで、それぞれ使いこなすことで、幅が広がり、決め球となるショットです。 特に、スピードドライブは、最もスピードのあるドライブショットで、パワードライブとも呼ばれるほど、威力のあるショットです。 スピードドライブとは さて、ドライブの5種類について説明しましたが、スピードドライブについてより詳しく説明します。 現代の卓球では、球のスピードよりも回転を重視しがちです。しかし、このスピードドライブは、どちらかといえば回転よりもスピードに重きをおいたショットです。 スピードがあるショットのため、相手の逆に決まれば、気持ちよく撃ち抜ける威力抜群のショットです。 なので、一撃必殺技として用いられる場合が多く、仕留めにかかるドライブショットです。 注意点 一撃必殺技のスピードドライブショット。しかし、残念ながら弱点もあります。 まずは、隙が大きいことです。スピードドライブは、思いっきり全体重を前にかけて放つパワーショットです。そのため、振りがどうして大きくなり、リターンで強打を食らってしまうと、こちら側を逆に抜かれてしまう危険性があります。そのため、あまりうまく決まらなかったときに備えて、素早くもとの構えに戻る必要があります。 2つ目は、リターンが速いことです。スピードドライブは速いショットです。相手側に飛んでいくときに速いということは、時分側に返ってくるのも速いのです。ブロックショットなので、打ち返された際に、構えに戻っていないと、逆に返せないという状況に陥ってしまいがちです。そのため、油断せずに構えに戻ること、また、打つ際にはしっかりと決めきる意識を持ちましょう。 さらに、スピードドライブは、回転がそこまで強力ではありません。ですから、打ち返された場合、相手に超強力回転を打たれてしまうデメリットもあるので、やはり打つからには決めるまでは行かなくても、相手を確実に崩していかなければならない、まさに1撃必殺ショットです。 スピードドライブの打ち方 ここからは、スピードドライブショットの打ち方について解説します。スピードドライブは強打のショットなので、卓球全般のスピードショットの打ち方に通じるポイントも多いので、しっかり抑えておきましょう。 打点は頂点で スピードドライブショットの打点は、頂点に近いところです。インパクトポイントが早すぎたり遅すぎたりすると、ネットを超えない場合があり、うまくいきません。 また、後ろから前へ思いっきり体重をかけて打つので、打点が高いほうが、うまくいきやすいのです。そのため、打球の頂点が、自分のやや前に来る位置に構え、思いっきり打つのがポイントです。 水平気味に振り上げる 次のポイントが、水平気味に振り上げることです。強烈な縦回転を掛けようと上へ振り上げるイメージだと、回転はかかるのですが、スピードが出ません。 また、体重を前へかけていくので、押し込むショットになりやすく、上へ振り上げてしまうと、不安定な打ち方になってしまいます。 なので、水平気味に45度までの振り上げに抑え、スピードを出すことを意識して振り抜くことが大切です。理想は80度位まで開いて打つイメージで打てればれば最高です。 体重移動 体重移動は、スピードドライブを打つ上で大切なポイントです。 まず、打球前にしっかりと身体を捻り、バックスイングをします。さらに、打球時にしっかり大きく踏み込み、全体重をかけるように意識し、ラケットを前上方向に振り抜きます。 迷いなく振り切ることが、強烈なスピードドライブを打つコツです。 スピードドライブの練習方法は? 強烈な必殺ショットスピードドライブ。ここからは、スピードドライブを打つための練習方法を紹介します。 まずはフォームを身につける スピードドライブを打つ上で大切なポイントが、正しいフォームを身につけることです。 なぜ正しいフォームが必要なのか。それは、身体の使い方をマスターすることでスイングスピードを上げる必要があるからです。卓球全般に共通して言えることですが、スイングスピードを上げることで、より強烈なショットが打てるようになります。 では、正しいフォームとはなんなのか。それは、股関節で軸足にしっかり体重を乗せ、下半身から腰、上半身の順に軸足から前足に体重移動させるフォームです。 これができるとさまざまなショットの威力が増します。(スピード系ならスピード、回転系ならキレが増します) 特に、スピードドライブにおいては、生命線とも言える体重移動なので、しっかりとマスターしましょう。 ワンコース練習 正しいフォームを身に着けたら、ワンコース練習がおすすめです。 ワンコース練習は、1つのコースで上、下回転のボールを出してもらい、こちら側はスピードドライブで打ち返す練習です。特に、下回転のボールをスピードドライブで打ち返す場合、ネットに引っかかる場合は、相手の下回転よりもこちらの回転が下回っている状況なのです。 ワンコース練習で、ネットに引っかかる場合は、回転量が足りていないか、体の前で打っていないパターンです。まずは。身体の上前でしっかりと捉える練習をしましょう。 しっかりと捉えているのにネットに引っかかる場合は、回転量が足りません。相手の下回転に対して無理にスピードドライブを打とうとしていまい、引っかかってしまうのです。 そんな場合は素直に諦め、ループドライブを打ってください。そうやって、相手の回転を見極めて打てそうな球をしっかり捉える練習や、どのくらいの球ならどのくらいの角度で打てばよいかを身体で覚えることも練習です。 反対に、オーバーしてしまうときは、ラケットが立ちすぎているので少し寝かせて、前に打つことを意識しましょう。また、腕が伸び切っているとオーバーしやすいので、腕の角度を100~120度にできるように捉える練習をしましょう。 一撃必殺技で決まると気持ちいいのがスピードドライブですが、決めるには何度も繰り返して練習することが必要です。 スピードドライブに向いているラバー紹介 ここまで、スピードドライブを打つためのポイントを紹介してきました。ここからは、スピードドライブを打つのに適したラバーを紹介していきます。同時に、ラバーについてのちょっとした説明もしていきます。 スピード系ラバーとスピン系ラバー ラバーには、スピード系ラバーとスピン系ラバーがあります。 スピード系ラバーは、引っかかりにくく、反発力が強いため、直線的に低い弾道で飛んでいきやすいラバーです。強く弾み、全力でなくても速いドライブショットが打てます。 反対にスピン系ラバーは、引っかかりが強く、回転のかけやすいラバーです。回転がしっかりかかり、弾むスピン系テンションラバーが現代の主流です。弾道は山なりになりやすく、安定したスピンショットを打ちたい方におすすめです。 スピードドライブを打ちたいなら スピードドライブを打ちたい方にオススメのラバーは、スピン系ラバーです。 理由として、スピードドライブは、回転を少なくしても打球スピードを上げる必要があり、低い弾道で飛んでいったほうが、相手にとっては取りにくくなるからです。 また、引っ掛かりが弱いので、相手の回転に左右されず、直線的なレシーブやスピードショットが打ちやすいのがメリットです。スピードショットを極めて球速で勝負したい方は、スピード系のテンションラバーがおすすめです。 参考動画 ここではスピードドライブの打ち方解説動画をご紹介します。 まとめ いかがでしたでしょうか。スピードドライブは回転メインのショットではなく、あくまで球速重視の必殺ショットです。 ここぞの場面で使うことで、相手にとって脅威になり、流れを引き寄せられる優秀なドライブショットです。 ぜひ、そんなロマンあふれる強烈なスピードドライブを気持ちよく決められるように練習してみてください。 卓球仲間をお探しの方 SPOTAS+の『サークル』では、多くの卓球サークルが登録されています。ぜひこちらもご活用下さい。 <参考> 【卓球】スピードドライブの打ち方!スピードを倍増させる4つのコツ(卓球好きしゃちょ~のブログ https://xn--y8juc1er23n4omxn3a.com/takkyuu-speeddrive-utikata-535 攻撃の威力を高めたいならドライブ技術を上げよう!卓球の必須技術(Rallys) https://rallys.online/forplayers/drive/ スピードドライブのやり方とコツ | 卓球が上達する練習メニュー(卓球が上達する練習メニュー) https://table-tennis.click/shot/drive/speed-drive/ スピードドライブをマスターする練習方法(強くなる卓球練習法) http://takkyuu.info/tactics/m05.html 一撃必殺ドライブができる!スピードの出るラバー3選!(Taku-tsu-press) https://taku-tsu.jp/content/?p=3710#i 5つのドライブを極めろ!~スピードドライブ編~(ぶるふぁの卓球ぶろぐ) http://blog.livedoor.jp/tt_alc_blufa/archives/1027036789.html Youtubeチャンネル『【卓球動画】WRM-TV [TableTennis]』

卓球のフリック完全ガイド【コツや練習方法まで徹底解説】

この記事では卓球を始めたい方やすでにしている方へ、より卓球が上手くなるようにフリックによるレシーブの重要性や、練習方法などについて徹底的にご紹介します。 卓球はサーブをする側が主導権を握りやすくなるので、レシーブ側が不利なことが多いです。 しかしフリックができるようになると、レシーブ側も最初から主導権を握ることができるので、身につけておくと非常に有効な技術です。 そこで今回はフリックの 種類 利点と弱点 使う場面 打ち方とコツ 練習方法 などをご紹介いたします。 卓球を上手くなりたい方は参考になると思うので、ぜひご一読お願いいたします。 フリックとは 相手が下回転の短いサーブを打ってきた場合に、小さなドライブ回転をかけて弾き返す技術のことです。 通常のドライブショットは重心を落とし、体を大きく使って打つのに対し、フリックは卓球台の上で腕や手首を中心にスイングし、短い下回転サーブに対して下から上へ擦って弾き返します。 他にもラケットの面を傾けて、パチンと払ってレシーブする方法もございます。 難易度が高い 個人差にもよりますが、フリックは習得するのが難しく、下回転のサーブに対してのラケットの角度や回転量の見極めがかなり重要です。 人によってはすぐに習得できる人もいますが、大半の人はフリックを実戦で使えるまでに時間がかかってしまいます。 ただしフリックを極めることができたら、下回転以外にも横回転やナックルボールといった、レシーブの難しいサーブにも対応することができるので、卓球が上手くなりたい方はぜひ取得していただきたい技術の一つです。 フリックの種類 フリックは手首の使い方によって、弾くフリックと擦るフリックの2種類があります。 それぞれに利点があり、人によって得意不得意がございますので、初めのうちはどちらのフリックがあなたに合っているかを試しながら練習していくと良いでしょう。 それでは2つのフリックの特徴について、ご説明いたします。 弾くフリック スピード重視の場合は、弾くフリックでレシーブすると良いでしょう。 イメージとしては下回転をかけるのではなく、ボールに対して真正面からラケットを前後に弾くように振ります。 ラケットを立てたまま下回転のボールを打つと、自然と下に落ちてネットにひっかかってしまいます。 なのでラケットはやや上向きにし、手首や肘を外側に曲げてフリックすると、上手く打つことができます。 ボールの回転数によってラケットの角度が変わるので、たくさん打って感覚を身に付けてください。 擦るフリック 攻撃重視ではなく、ミスを減らして安定したレシーブを打ちたい場合は、回転をかけるよう擦るフリックがおすすめです。 打ち方のコツは、手首や腕の動きを車のワイパーのように、上下に動かすのがポイントです。 打ったボールにドライブ回転がかかっているので、相手も打ち返しにくくなります。 フリックの利点と弱点 フリックを打つことができるようになれば、レシーブ側でも自分の有利に試合を運ぶことができます。 しかし相手のサーブをしっかりと見極めることができなければ、ミスショットが増えてしまうという弱点もおございます。 ここからはフリックの利点と弱点についてご説明いたします。 (利点)最初のレシーブから攻めることができる 一般的には下回転の短いサーブを打ってこられたら、レシーブ側も下回転のツッツキでレシーブするのが基本です。 サーブ側は下回転で返されたレシーブから攻撃に繋げることができるので、有利に試合を運ぶことができます。 しかしフリックを使うことで、初回のレシーブから攻めることができるので、レシーブ側も有利に試合を進めることができるのです。 (弱点)サーブの見極めが難しい 短い下回転サーブに有効なフリックですが、回転数の違いや打点の高さなどを考慮して打たないと、ミスショットが増えてしまうので、使う判断が難しいのが難点です。 相手が下回転をかけたように見せてナックルボールや横回転のサーブだった場合、通常のフリックをすると間違いなくレシーブできません。 相手のボールや動きを見極めた上でフリックを使うと良いでしょう。 フリックを使う場面とは フリックはすべての短い下回転サーブの時に使うこともできますが、低くて鋭いサーブの場合は無理にフリックを使うとミスショットになる可能性が高くなります。 それではフリックを使う場面についてご説明いたします。 高く浮いた下回転サーブの時 低くて鋭いサーブの場合は無理せずツッツキでレシーブする方が良いのですが、高く浮いた下回転サーブが来たら迷わずフリックを使いましょう。 高さがあることで、ネットに引っかかる可能性が低くなりますし、ラケット面を立てて弾くフリックを打つことができるからです。 高く浮いたストップの時 フリックは初回のレシーブ時以外にも使える手法なので、高く浮いたストップの場合にも非常に有効です。 ストップとは相手に強力なスマッシュやドライブショットを打てないように、ネットの高さギリギリで短く止めたレシーブのことを言います。 うまく決まれば試合を有利に進めれる反面、高く浮いてしまうと簡単にフリックでレシーブすることができるので、積極的に打っていきましょう。 この時もボールの回転をしっかりと見極めて、ラケットの角度を変えたり回転の強さを調整しましょう。 フリックの打ち方とコツ ここからはフリックのスピードをあげる方法と、注意点についてご説明していきます。 早い打点で打つとスピードのあるフリックが打てる 下回転の短いサーブをフリックで返す場合、どうしても腕の動きがコンパクトになってしまうので、ボールにスピードを出しづらいです。 そこで打点を早めたフリックをすることで、相手のサーブの勢いを活かしたままレシーブすることができるので、自然とボールにスピードが加わりやすくなります。 ラケットを振りすぎない 速いボールを打とうと大きくふりかぶってフリックをすると、体制が崩れてしまい次の返球に対応できなくなってしまうので、コンパクトなスイングを心がけましょう。 また無理な体制でしかフリックができないようでしたら、無理にフリックを使わずに基本通りツッツキでレシーブした方がミスが減るので良いでしょう。 フリックの練習方法 ここまででフリックの原理や打ち方がなんとなくわかった思いますので、ここからはフリックの練習方法についてご紹介いたします。 正しい練習を行うことで早くフリックを身につけることができるでしょう。 下回転の短いサーブを返し続ける フリックを上手くなりたいのであれば、とにかく下回転の短いサーブに対しての、レシーブ練習を増やすのみです。 ボールのスピードや回転数によって、ラケットの角度や打球点の高さは毎回変わってきます。 頭で理解しても実際には上手かないこととがほとんどなので、とにかく下回転の短いサーブに対してフリック練習をし続けるのが上達への近道です。 ラケットのブレード(打球面の裏側)を持ってフリックをする 回転をかけるのが苦手な方は、グリップを持つのではなくブレード(打球面の裏側)を持ってフリックの練習をしてみましょう。 ブレード部分を持つことで、通常よりも手首や肘を動かしてもラケットの稼働範囲がせまくなるので、自然とフリックの動きを取り入れることができるからです。 参考動画 この動画では、卓球のフォアフリックの基本的な打ち方について解説されています。こちらもぜひご覧下さい。 この動画では、卓球のバックハンドフリックの基本的な打ち方について解説されています。こちらもぜひご覧下さい。 まとめ フリックについておわかりいただけましたでしょうか。 今回ご紹介したのは 種類 利点と弱点 使う場面 打ち方とコツ 練習方法 です。 プロの試合でも頻繁に使われるレシーブ方法なので、卓球を上手くなりたい方はぜひフリックを身につけましょう! 卓球仲間をお探しの方 SPOTAS+の『サークル』では、多くの卓球サークルが登録されています。ぜひこちらもご活用下さい。 <参考> 卓球ナビ(卓球のフリック!コツと打ち方は?) https://tabletennis-navi.info/archives/605 YouTubeチャンネル『【卓球動画】WRM-TV [TableTennis]』 YouTubeチャンネル『【卓球動画】Lili Ping Pong Channel』