2019/11/22 17:10 933PV

卓球のラバーの選び方とは【プレイスタイル別紹介】

卓球のラバーは色々な種類があります。ここではラバーの基礎知識とプレイスタイルに合わせたラバーの選び方を紹介しています。

卓球のラバーには色々な種類があります。いざ購入をしようとした時はどれにすればよいか迷いがちです。また、初めてラケットを始めて購入する人はどんなラバーにすればわからないと思います。今回はラバーの種類と特徴や厚さについての基礎知識を紹介すると共に、ラバーの選び方を紹介します。

卓球のラバーの種類と特徴

裏ソフトラバー

裏ソフトラバーは最も多くの選手に使用されている今主流のラバーです。ラバー表面がなめらかで平らになっています。

ボールと接触する面積が大きいことからボールに回転を与えやすい特徴を持っています。反面、相手ボールの回転の影響も受けやすくなります。

回転がかかりやすいことで初速はあまり出ませんが、後から伸びる球質が打てるので攻撃力は高いです。

表ソフトラバー

裏ソフトラバーの次によく使われているのが表ソフトラバーです。男子選手は回転重視で、裏ソフトを使う選手が多いのですが、表ソフトラバーは女子の選手に好まれています。

表ソフトラバーは表面に小さな粒がたくさんあります。そのためボールとの接触面積が裏ソフトに比べて小さいので回転はかけにくくなります。

しかし、相手の回転の影響も受けにくいという特徴を持っています。回転の影響を受けにくいのでレシーブはとてもやりやすいというメリットがあります。

また、回転がかけにくいというデメリットがある反面、相手が打ちづらい無回転ボール(ナックルボール)が出やすいというメリットもあります。

ボールとの接触面積が小さいと球離れがよいので初速が速いという特徴もあり、卓球台の前陣でラリーを得意とするプレイヤーにおすすめのラバーです。

粒高ラバー

粒高ラバーは表ソフトより粒が高いラバーです。粒が高いので粒が曲がり、回転をそのまま返球したり、回転の勢いを止めて無回転ボールにして相手を惑わせたりできます。

基本的には相手の回転がかかっていればかかっているほど、その逆回転の強いボールが返球できるので相手の攻撃を利用して相手のミスを誘いやすくなります。

ボールの変化で相手のミスを誘う戦術をとる守備的な作戦が得意なプレイヤーがよく使います。シェイクハンド用ラケットのバック側、ペンホルダー用のラケットなら裏面に貼るプレイヤーが多いです。

スピードボールに対しても、ブロックがしやすい反面コントロールしにくいので初心者が使うには不向きなラバーです。

アンチスピン

アンチスピンラバーは裏ソフトラバーのシートの摩擦力を極端に減らし、回転がほぼかからなくしたラバーです。正式名称を「アンチトップスピンラバー」と言います。

打球音も裏ソフトとそっくりなので、表と裏に同色のラバーを張るのが禁止される前は裏ソフトとアンチを張ってどちらを打っているかわからないようにしている選手が勝ち進んだ時もありました。

現在の卓球ではアンチスピンラバーを使っている選手はめったにおらず、一部のカットマンがラケットの裏面に貼っているぐらいです。

厚さによる違いでラバーは特性が違う

ラバーの厚さの種類

ラバーの厚さはメーカーによって表示に違いはありますが、

  • 超極薄、極薄
  • 特厚、MAX

という風に分類されています。

ラバーはシートとスポンジでできていますが、シートとスポンジを合わせて厚さ4mm以内というルールがあります。
そのため0.4ミリ〜4ミリの範囲で超極薄からMAXの間で分けられていて厚さで性能が変わってきます。ラバーを選ぶ時は厚さによる違いを知った上で選ぶようにしましょう。

厚さが違うとスピードが違う

ラバーの厚さはスポンジの厚さで決まります。スポンジが厚いほど反発力が大きくなります。ボールを打った時、反発力でスピードが出るためスポンジは厚い方が反発力が大きいのでスピードが出ます。

ラケットでボールを打った時ボールはラバーに食い込みラバーが圧縮されます。食い込んだあとのスポンジが復元しようとする力がボールを押し返し反発力になります。つまりスポンジが厚いほど反発力が大きくなりスピードが出ることになります。

ラバーは厚い方がいいのか?

厚いラバーを使うと打球はスピードアップするのですが、実は単純に厚ければいいというものではありません。

ラバーを厚くすると反発力が強くなる分、コントロールがしづらくなります。スポンジは薄い方がボールの食い込みが少なく弾まない分台をオーバーしづらくコントロールしやすいのです。

また厚くなると当然重量も重くなり、非力なプレイヤーや初心者にとっては扱いづらくなります。

初心者はコントロール重視で薄めのラバーから使い始めることをおすすめします。プレイスタイルにもよりますが、中級、上級とレベルに合わせてラバーを厚くしていくというのが基本的な考え方となります。

プレイスタイル別ラバーの選び方

卓球 ラケット

初心者はオールラウンド型

初心者には一番使いやすい組み合わせのシェイクハンドの両面裏ソフトをおすすめします。この組み合わせは、コントロール重視でオールラウンドに対応できます。

初心者はまだ自分のプレイスタイルも確立されていませんのでスタンダードなタイプが良いでしょう。厚さもコントロール重視の中ぐらいから薄めのものを選ぶことをおすすめします。

スタンダードなタイプから始めて、自分に合ったプレイスタイルが確立されたらそれに合わせてラバーを変えていきましょう。

カットマンは守備重視

カットマンは自分からはあまり強い攻撃をせず相手のミスを誘う戦い方をします。そのため回転をかける事が重要となるので、回転重視のシェイクハンドの両面裏ソフトをおすすめします。

ラバーの厚さはコントロールのしやすい比較的薄めのラバーが理想的ですが、時には攻撃も必要ですのである程度の厚さは必要です。

どのようなカットの打ち方をするかによって厚さの選び方も変わってきます。スピード感があり擦るようなカットをするならやや薄め、ボールを深く食い込ませてしっかり回転をかけるカットをするならやや厚めのラバーを選びましょう。

守備と攻撃の割合を考慮して厚さを決めても良いと思います。

(※カットマンにおススメのラバーについてはこちらの記事でもご紹介しています)

攻撃型のプレイヤー

攻撃型のプレイヤーはドライブをかけて威力のあるボールを打ちたいのであれば裏ソフトの厚めから特厚・MAXまで範囲でラバーを選びましょう。

前陣でスピードのある攻撃をする人はコントロールしやすい少し薄めの表ソフトや粒高ラバーを使う方法もあります。

シェイクハンドの場合は両面にラバーを貼れるため、フォアとバックでラバーの種類を変えることできるので選択肢は広がります。

自分の得意なショットに合わせて、フォアとバックでラバーの種類を変えると攻撃のバリエーションも増えます。

守備重視の攻撃型のプレイヤー

守備重視の攻撃型のプレイヤーはチャンスボールが来るまでは自分からは攻撃はせず、チャンスボールが来た時に確実に仕留めるというプレイスタイルのプレイヤーです。

攻撃的な裏ソフトを使うと良いと思いますが、表ソフトラバーや粒高ラバー使う方法もあります。チャンスボールを待つには相手に攻撃させない、回転を変えて相手を惑わせるなどの手法で待つ戦法が有効になるからです。

シェイクハンドの場合は、攻撃型と同様バックとフォアでラバーの種類をかえても良いと思います。

厚さはコントロールと攻撃力のバランスを考慮して中ぐらいから少し厚めを選ぶことをおすすめします。

まとめ

種類の特徴と厚さによる特性の違いを考慮したプレイスタイル別のラバーの選び方を紹介しました。プレイスタイル別のラバーの選び方は卓球をする上で一番重要です。初心者の方は早く自分のプレイスタイルを確立してラバーも最適なものを選べるようにしましょう。

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参考記事一覧

<参考>

卓球ラバー厚さの違い(iruiru.com)

http://www.iruiru.com/home/fan06.php

ラバーの厚さによって何が違うの?それぞれの違いと特徴を紹介(taku-tsu press)

https://taku-tsu.jp/content/?p=8254#i

卓球のラバーの種類とおすすめの選び方(スポーツ情報サイト-スポッツライト-)

http://kazuyama.info/post-325/

卓球ラバーのおすすめ5選&選び方【ドライブ、カットをキメる】(HEIM)

https://heim.jp/magazine/99572#header-2

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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【タイプ別】卓球ラケットの正しい持ち方とは

卓球のラケットの持ち方は特に決まりがないことを知っていましたか?ですが、ラケットの持ち方によってボールのコントロールや威力が変わってきます。今回はそんな卓球の基本的なラケットの持ち方を解説します! 卓球のラケットは、どのような持ち方をしていても反則になることはありません。なので、打つ際は、自分の好きな形、打ちやすい形でラケットを握ればよいというわけです。 しかし、一応ラケットの持ち方と種類というものがあります。卓球で有効的な正しい持ち方でラケットを持つことにより、より高いスキルを身につけたくはありませんか?実はラケットの持ち方は大きく分けて2種類だけなのです。そんな卓球のラケットの持ち方を今から紹介していきたいと思います。 シェークハンド シェイクハンドは、基本的にラケットと手が平行に、同じ方向へ向くようにします。さらに、人差し指と親指の谷にラケットを当て、そのまま人差し指と親指以外の指でラケットを握りしめるのです。 シェークハンドは「握手」という意味で、その名の通り、後ろから見ると握手をしている形に似ています。手で銃を握っているような形になれば完成です。その際、ラケットと手首、人差し指が平行になっているか確認しましょう。手首が内側、外側のどちらにも折れていてはいけません。 人差し指をラケットと平行にすることで、伸ばした人差し指でラケットの背面を支えるため、スイングした際により力強いドライブを打つことが出来ます。日本では、この持ち方のプロ選手も多く、今年引退された福原愛選手や活躍中の石川佳純選手などをはじめとした多くのトップクラスのプロ選手からも採用されている持ち方がシェークハンド通称「シェーク」です。 ちなみにシェークハンドは、もともとはヨーロッパ選手によって好まれた持ち方らしいですよ。 加えて、持ち方に適した戦型として以下の3つが挙げられます。それぞれどのような持ち方なのか紹介していきたいと思います。 ドライブ型 現在の卓球界で主流となっているプレイスタイルであり、世界ランキングでも上位の選手はみんなこのスタイルだそうです 多くの選手が好むこのスタイルは、得点を取りに行く攻撃的なスタイルになります。ラケットの表面でこすり、ボールに前進回転をかけて打つドライブという打ち方をおこないます。 徐々に当て方に慣れていき、回転のかかるドライブが打てるようになるための練習が必要にはなりますが、このドライブ型から卓球を始めるのがスタンダードの型です。 ドライブについてはこちらの記事でもご紹介していますのでぜひ参考にして下さい。 カット型 カット型は、ボールの速さと変化によって相手を揺さぶる戦 術になります。リズム感と素早い動きが必要になりますので、心者がいきなりおこなうというのは難しいかもしれません。 その名の通り、ボールを上から下へ切るようにし、バックスピンをかける打ち方です。相手にとって打ち返しにくいボールを繰り出すことが出来ます。 カットについてはこちらの記事でもご紹介していますのでぜひ参考にして下さい。 異質型 異質型は、ドライブ型のシェークハンドの表面または裏面のどちらかに粒高などの異質なラバーを張るというのが特徴です。 球質を変え、チャンスを作っていくスタイルになります。どちらかと言えばあまり主流ではありませんが、器用でいろんな戦術をしてみたいという人にはおすすめです。 ペンホルダー ペンホルダーという持ち方は、その名の通り、ペンを持つように握る持ち方です。グリップ部に人差し指と親指を当ててペンのように持ちます。 その他の中指と薬指でラケットの裏面を支えるようにして、小指は添えるだけにします。中国式のペンホルダーは日本式のものとは少し違っていて、ラケットを鷲掴みして持つそうです。 20年ほど前は、卓球大国中国の選手のほとんどがこのペンホルダーだったため、日本でも広く浸透していたようですが、現在は圧倒的にシェークハンドが多くなっています。 ですが、ペンホルダーが悪いというわけではありませんよ。人それぞれ自分に合った持ち方がありますから、使ってみなければどちらが良いかわかりません。自分に扱いやすい方法で正しくラケットを持つ方法を選びましょう。 加えて、シェークハンドと同様に、持ち方に適した戦型があり、以下の2つが挙げられます。それぞれどのような持ち方なのか紹介していきたいと思います。 ドライブ型 ペンホルダーのドライブ型は、ペンホルダーのラケットの裏にラバーを張り、フォアハンドのドライブで攻撃をしていく戦術です。 その際、表面に裏ラバーを張る(日本式)方法と、表と裏面の両方にラバーを張る(中国式)方法があります。どちらも試してみて自分に合った方を取り入れればよいでしょう。 強力なフォアハンドドライブを使った攻撃を行いたい方にお勧めの戦術になります。 異質型 ペンホルダーの異質型は、粒高ラバーなどを使った変化形ラバーを使用します。回転の変化によって相手を惑わし、相手のミスを誘う戦術です。 ラバーを使いこなすことはとても難しく、初心者には難易度の高い戦術になります。 色々なサーブに適したラケットの持ち方 サーブはどの競技でも流れを決める重要なポイントになります。絶対に落としたくないところです。 先ほど紹介したシェークハンドとペンホルダー以外の持ち方をして打つサーブがあります。「ロングサーブ」というサーブです。次に、このロングサーブを打つ際の持ち方について説明していきます。 ロングサーブ ロングサーブは、ボールに前進回転をかけたサーブです。前に進もうとする力が強いため、他のサーブよりもスピードが速いと言う特徴があります。 テレビなどでよく見るプロ選手が使っているようなボールの底面を切るようにして打つ下回転サーブや横回転サーブは、逆回転をかけることで相手が打ち返しにくいボールを出すためスピードが遅くなってしまうのです。 逆にいうと、ロングサーブは、ストレートに速いボールを打ち込むわけですから、相手からすればスピードさえとらえれば打ち返しやすいサーブにはなります。 サーブにもいろいろな種類があり、場面ごとに使い分けて相手を揺さぶるサーブを打ち込めるようになりたいですね。 ロングサーブのラケットの握り方は、中指・薬指・小指をラケットの裏側に持っていき、指を折り曲げて握ります。薬指はラバーの下辺りに置き、残りの2本はグリップの下に置きます。この持ち方によって手首が自由に動かせ、打点を下げ、攻めたサーブを打つことが可能になるのです。 打つ際には、ラリーの時のようにラケットを立てずに、下に向けた状態で打ちます。初心者は少し難易度が高いかもしれませんが、練習すればほかのサーブに比べれば比較的すぐに出来るようになりますよ。 また、ロングサーブについてはこちらの記事でも紹介していますのでぜひ参考にして下さい。 まとめ 今回は、卓球のラケットの主な持ち方の紹介をさせていただきました。基本は2種類で、人差し指を立てて持つ持ち方と、ペンを持つようにして持つ持ち方でしたね。 いずれも一度は見よう見まねで試してみたことがあるのではないでしょうか。持ち方に決まりがないため、初心者の方の中には普通に握りしめて打っている人も多いと思います。 卓球スキルをワンランクアップさせるためには持ち方から意識してみるのも良いのではないでしょうか。憧れのトッププロの選手と同じ持ち方をするもよし、自分が打ちやすいなと思う持ち方もするもよしですね! また、こちらの動画ではシェークハンド・ペンホルダーの握り方について解説しています。こちらも併せて参考にして頂ければ幸いです。 卓球サークル運営者の方 SPOTAS+の『サークル』で、あなたの卓球サークルを広く宣伝しませんか?簡単に登録して皆にサークルの魅力を伝えよう! 卓球仲間をお探しの方 SPOTAS+の『サークル』では、多くの卓球サークルが登録されています。ぜひこちらもご活用下さい。 参考記事一覧 知っていましたか正しいラケットの握り方(卓球ラバー) https://tt-lover.com/blog/fixation_maskedrubber/episode015/ 卓球ラケットの持ち方を解説。基本からサーブの種類ごと持ち方まで(LOOHCS) https://loohcs.jp/articles/255 卓球の戦型一覧!戦型の種類は?(卓球ナビ) https://tabletennis-navi.info/archives/413 卓球サーブの打ち方!回転サーブ5種類を徹底解説!(Activeる!) https://activel.jp/articles/1Mpur YouTubeチャンネル『【卓球動画】WRM-TV [TableTennis]』 YouTubeチャンネル『茅ヶ崎湘南卓球スクール』