2019/12/02 15:45 889PV

どうすれば速くなる?ロードバイクの漕ぎ方・シフトチェンジ・姿勢やポジションを分かりやすく解説!

ロードバイク

ロードバイクで走っていると、「もっと速く走りたい」や「あの人に追いつきたい」と思うこともあるのではないでしょうか。
ロートバイクは全身運動ですので、速く走らせるには全身の筋肉のバランスが大事です。しかしまだロードバイクを初めたばかりの初心者の人や脚力が強くない人でも、速く走ることは可能です。それはペダルの漕ぎ方とシフトチェンジの使い方、ポジションや姿勢を見直す事で可能になります。

この記事では、ロードバイクで速く走るためのペダルの漕ぎ方とシフトチェンジの使い方、正しいポジションや姿勢について詳しく紹介していきます。

ロードバイクで速く走行するためのシーン別の漕ぎ方(ペダリング)

ロードバイクで速く走るためには適切な重心の使い方が大事です。この重心位置が適切でない場合は脚力を無駄に消費し、力を存分に発揮するペダリングができなくなってしまいます。

そのため重心を意識したペダリングをする必要があるわけです。それだけではなく一定のやり方でペダルを漕ぐよりも、場面や状況ごとにペダルの漕ぎ方を変えるというやり方をとればさらなる効果があります。

状況に応じて漕ぎ方を変えることで体に掛かる負担を軽減し、疲れにくくなります。そうすると効果的なペダリングができるようになり、巡航時の速度も上昇します。

では、状況に応じたペダルの漕ぎ方をひとつずつ見ていきましょう。

加速時(初速)の漕ぎ方

発進時やさらに加速したいときには、ペダルを力強く踏み込んでいきます。脚のなかで最も筋肉がある「前もも」(大腿四頭筋)で踏み込むよう意識することがポイントです。
あくまで加速や初速時のペダリングですので、一時的に大きな力は出せますが長時間の継続は難しいやり方です。

筋肉量が増えれば継続時間は長くなりますが、脚に負担が掛かるので、早いタイミングで次に解説する踏み込み方へと移行する必要があります。

以下は具体的なやり方です。

  1. 強く踏み込む
  2. 肘を小さく折りたたむ。この際、上体を倒す
  3. 望む速度へ達したら速さを維持するためのやり方へ移る

安定した速度で走行したいときの漕ぎ方

一定速度を維持する際のペダリングです。巡航時に体へ掛かる負担を抑えながら速度を維持するためのやり方ですので、脚全体を使って特定の箇所に負担が集中するのを防ぎます。

このやり方には適切な重心を把握してペダルにしっかりと体重を掛ける必要があります。それにはハンドルに手を軽く添え、体幹で上半身の姿勢を維持し、ペダルに体重を掛けながら漕いでみると大きな力を発揮することが可能です。

上り坂の漕ぎ方(ダンシングとシッティング)

上り坂では、道路の勾配によってロードバイクが傾きます。すると前輪が上を向いた状態になるので重心の位置が後方へと変化。先に述べたやり方では速く走りにくいです。

この場合に重心を意識したペダリングをするやり方では、なるべく脚力を使わずにお尻の筋肉を使っていきます。その際は勾配に応じて、サドルに乗る位置を前方へ移動させるようにすると、速く走ることが可能です。
またロードバイクに座った状態で漕ぐやり方を「シッティング」と言い、腰を浮かせた状態でのペダリングを「ダンシング」と呼びます。

もっともこの呼び方はヒルクライム時に限った話ではなく、どの場面でもサドルに座っていればシッティング、サドルから腰を浮かせていればダンシングと呼称します。
ヒルクライム時にダンシングを行う場合は、距離に注意する必要があります。上り坂がどれほど続くかによってとるべき姿勢が違ってくるからです。

短いヒルクライムであれば次のやり方がおすすめです。

  1. 空気抵抗を軽減するために前傾姿勢をとる
  2. 脚を踏み込むときは踏み込む側の脚と対角線上のハンドルを手で抑える
  3. 思い切り踏み込むようにする

長いヒルクライムだと脚の負担を抑えるために次のやり方がおすすめです。

  1. 上体を起こし、楽な姿勢を取る
  2. ハンドルに軽く手を添える
  3. 体重をペダルに掛けるようにし、踏み込んでいかないようにする。この際かかとを下ろす動きへ意識を向けるようにする

またダンシングとシッティングの使い分けも重要です。体のどの筋肉が使われているのかを考え、なるべく一箇所に疲労が蓄積しないように姿勢を変えると長く速く走れます。
つまり体の状態に合わせてペダルの漕ぎ方や姿勢を変えることが、速く走ることへつながっていくというわけです。

より速く走行するために

ロードバイク

これまで見てきたように、ロードバイクで速く走るためにはペダルの漕ぎ方が大事な要素となっています。
しかしもっと速く走りたいという場合には、全身の筋力をアップさせることはもちろん、シフトチェンジやロードバイクのセッティング、姿勢の使い方も重要になってきます。

まずはシフトチェンジについて解説します。

変速ギアの使い方

基本的に平地での走行ではフロントギアをアウターに入れておきます。風の吹いていないときや路面の状態が悪くないときに加速したいのであれば、リアのギアを重くし、そこから適切なタイミングを見計らってシフトアップしていきましょう。

上り坂では重力によって前へ進みにくくなるので、タイヤの回転数を上げ、同時に脚に掛かる負担も軽減するほうが速く走れます。そのため坂道へ差し掛かる直前にフロントギアをインナーへ入れ、シフトダウンして軽いギアで走行するようにすると適切です。

これは強風のなかを走行するときもこれと同様で、風圧によって前進する力が削がれるのでシフトダウンし、脚に掛かる負荷を抑えながらタイヤの回転数を上げていきます。

また、どの場合においてもロードバイクのチェーンは直線に近い状態をキープしてください。具体的には、フロントギアがアウターのときはリアをトップに近い位置にします。

フロントをインナーにセットしたときもこれと同じです。チェーンが斜めを向かないよう、なるべくローに近い位置を使う必要があります。

なぜこのようにするかというと、チェーンが斜めになっているとチェーン自体やギアに負担がかかり、最悪の場合はチェーン自体が脱落して事故につながる危険性があるからです。

正しいシフトチェンジの方法を覚えることは、ロードバイクを速く走らせることにおいて大事なものです。しっかりとマスターしていきましょう。

ポジションや姿勢

ロードバイクで速く走るためには、なるべく前傾姿勢をとるようにします。これは空気抵抗を減らし、全身の力を効率的に使うことへとつながる姿勢です。

最初は首や背中が痛くなりがちですが、体幹も含めた全身の筋肉を鍛えるようにすれば、姿勢の維持がしやすくなります。

また、サイクリストに合ったロードバイクのセッティングも大事です。なるべくクランクアームが地面と水平になるようにし、膝とペダルが直線で結べる位置にあるようにしてください。

サドルの位置を適切な位置にするとペダルへ体重をしっかりと掛けることができるようになり、脚の筋肉を効率的に使って強い出力を長時間保つことも可能になります。

ステムの高さも少しずつ下げて行くことによって、前傾姿勢をとりやすくしていきます。
このように姿勢とロードバイクのセッティングを見直すことも、速く走るために必要な要素だといえるでしょう。

参考動画

ここではロードバイクの漕ぎ方について解説動画をご紹介します。こちらもぜひご覧下さい。

まとめ

ロードバイクで速く走るためには、状況に応じたペダルの使い方と正しいシフトチェンジの方法、バイクのセッティングや姿勢が大事です。

こういったポイントを押さえる事で、初心者の人でも今よりスピードアップする事ができます。

ぜひ今回ご紹介した内容を試してみて下さい。

ロードバイクサークル運営者の方

SPOTAS+の『サークル』で、あなたのロードバイクサークルを広く宣伝しませんか?簡単に登録して皆にサークルの魅力を伝えよう!

ロードバイク仲間をお探しの方

SPOTAS+の『サークル』では、多くのロードバイクサークルが登録されています。ぜひこちらもご活用下さい。

<参考>

ロードバイク初心者が“即”速くなれる4つのスキル改善ポイント(LOVE CYCLIST)

https://lovecyclist.me/beginner-to-higher/

3つの使い分けで速くなる!ロードバイクのペダリング術(LOVE CYCLIST)

https://lovecyclist.me/3ways-of-pedaling/

もっと速くなれる!ロードバイクのダンシング術(LOVE CYCLIST)

https://lovecyclist.me/dancing-on-the-pedal/

自転車の速い漕ぎ方が知りたい! 意外と簡単な方法で速くなる(わくわく自転車情報館)

http://wakuwaku-jitensha.com/wkj0000614-post/

時速30kmで走り続ける方法とコツ! 無駄のないペダリングを習得する(Pedalista)

https://pedalista.net/speed/13442

ロードバイク:正しいペダリングを身につけよう!(Red Bull)

https://www.redbull.com/jp-ja/pro-tips-for-bike-pedalling

YouTubeチャンネル『tom’s cycling

この記事の記者紹介
スポタス編集部

おすすめ記事

ロードバイクのディレイラーの調整方法は?分かりやすく解説します!

この記事ではディレイラー調整に必要な工具、作業前のチェック項目を紹介。リア・フロントディレイラーの基本知識、調整手順をまとめ。症状別の原因をピックアップします。 様々な部品からなるロードバイクにとって、調整すべき箇所も相応にありますが、乗り続けたり落車後に「変速した際の調子にムラが出る」「変速時に異音が鳴る」など少しでも違和感を感じるようでしたら、ディレイラーの調整が必要です。 ロードバイクに装備しているワイヤーは使用と共に伸びて変速時の体感に影響が生じてしまうため、ワイヤーの交換やディレイラーの調整は自身で覚えて損はありません。 今回はそんなディレイラーの調整方法をご紹介していきます。 ディレイラーの調整に必要な工具とは? ロードバイクのディレイラーを調整する際に必要なものは、ボルトを回すためのプラスドライバー、ペンチまたはプライヤー、5mmの六角レンチ(アーレンキー)、そしてタイヤを浮かせるためのメンテナンススタンドです。リアディレイラーを調整する際にはリアタイヤを浮かせて作業を行うため、このスタンドは必須です。 同時にディレイラーの洗浄も実施する場合には、専用のウエスやオイルなども用意しましょう。 ディレイラー調整前にチェックすべき項目 ディレイラーを調整する前にチェックが必要な箇所はシフトワイヤーです。 シフトワイヤーが錆びていないか、切れかかっていないか、ほつれはないかを事前に確認します。 シフトワイヤーの交換が必要な場合、ワイヤーの取り替えが完了後に必ずディレイラーを調整する必要があります。 ディレイラー調整後にワイヤーの交換を実施した場合、再度ディレイラーの調整を実施しなければなりません。 二度手間とならぬよう、シフトワイヤーのチェックを事前に行いましょう。 リアディレイラーの基本知識を身につけよう リアやフロントのディレイラーの調整を実施する前に、最低限のディレイラーに関する知識は理解していたほうが作業もしやすくなります。 まずリアディレイラーについてですが、ケーブルのテンションが最も低い(またはケーブルを繋いでいない)状態のとき、必ずギアはトップに入ります。ケーブルがプーリーを引っ張り、プーリーがロー側へと移動し、ギアはトップからローに変速していきます。 ロー側に変速する場合には、ケーブルがピンと張っている必要があります。 ケーブルのテンションが低いと上手く変速しない場合があります。 プーリーに付いている「調整ねじ」の役割はとてもシンプル トップ側調整ねじ・ロー側調整ねじは、プーリーの可動範囲を設定するだけのために使用します。 このプーリー稼動範囲の調節をしっかり規定すれば、チェーンのテンションが高過ぎても低過ぎても絶対にチェーン落ちすることはありません。 乗っている自転車がチェーン落ちしてしまう場合、大半はプーリーの可動範囲がズレてしまっていることが多いです。 トップ側・ロー側の調節ねじをプラスドランバーで回して調節をしましょう。 また、ケーブル調節用ボルトはケーブルテンションの未調整のみに使用します。 リアディレイラーの調整は10工程にて完了できる まずはリア側のディレイラー調整工程です。 ギアを「フロント→トップ」「リア→アウター」に入れ、スタンドに上げる リアディレイラーのケーブルを外す プーリーの位置を、トップ側調節ねじを回して調整 ペダルを回しながらプーリーを押し、ファイナルローとプーリーの位置を調整 位置がずれている場合、ロー側調節を回して調整 プーリーから手を離し、ペダルを回すとギアが自然にトップに移動 ケーブルをペンチでしっかりと引っ張りながらリアディレイラーに固定 ペダルがスムーズに変速するかペダルを回しSTIを操作して確認 「トップ→ロー」に変速しない場合はケーブル調節ボルトを左に回して緩める 「ロー→トップ」に変速しない場合はケーブル調節ボルトを右に回して張る 以上で調整は完了となります。 リアディレイラー調整時のポイントをピックアップ! 上記の10ステップにて注意すべきポイントをまとめました。 ギアを「フロント→トップ」「リア→アウター」に入れ、スタンドに上げる スタンドに上げるタイミングで、調整後のたるみ防止のためにケーブル調整ボルトを最後まで締め込んでおきましょう。 リアディレイラーのケーブルを外す 自転車の真後ろに立ち、プーリーとトップギアの位置が一直線になるようにトップ(後ろから見て上のほう)のねじを回して調整します。 プーリーの位置を、トップ側調節ねじを回して調整 この作業も自転車の真後ろに立ち、プーリーを指で押し込みファイナルローのギアとプーリーの位置が一直線になるか確認します。 「トップ→ロー」に変速しない場合はケーブル調節ボルトを左に回して緩める 「ロー→トップ」に変速しない場合はケーブル調節ボルトを右に回して張る この2点に注意しましょう。 ケーブルの調整ボルトは、ギアをスムーズに変速させたい方向に回すと覚えておくとイメージしやすいです。 フロントディレイラーの基本知識を学ぼう では、ここからはフロント側のディレイラーの調整方法をご紹介していきます。 フロントディレイラーの基本知識として、ケーブルのテンションが最も低い(もしくはケーブルが繋がれていない)場合、ギアは必ずインナーに入ります。 変速時は、ケーブルがチェーンガイドを引っ張りアウターに変速します。 そのため、アウターに変速するにはケーブルがピンと張っている必要があります。 ケーブルのテンションが低いとうまく変速されません。 また、インナー側調節ねじ・アウター側調節ねじはチェーンガイドの可動範囲を決めるためだけに使用します。 フロントディレイラーの作業工程もほぼ同手順となる フロントディレイラーの調整の手順をまとめました。 フロント側の工程は8項目です。 ギアを「フロント→インナー」「リア→ファイナルロー」に入れスタンドに立てる フロントディレイラーからケーブルを取り外す ペダルを回ながらインナー側調節ねじを回しチェーンガイド内側ギリギリに調整 ケーブルをペンチで引っ張りながらフロントディレイラーに固定 STIを操作しペダルを回しながら「フロント→アウター」「リア→トップ」に入れる ペダルを回しながらアウター側調節ねじを回しチェーンガイド外側ギリギリに調整 STIを操作しペダルを回しながらフロントのギアを上げ下げする スムーズに変速できれば完了 以上で調整は完了となります。 フロントディレイラー調整時のポイントは? フロントディレイラーを調整する際のポイントをまとめました。 ペダルを回ながらインナー側調節ねじを回しチェーンガイド内側ギリギリに調整 チェーンとチェーンステイが干渉しないスレスレ(0.5mmから1mm)の位置に調整します。 STIを操作しペダルを回しながら「フロント→アウター」「リア→トップ」に入れる フロントディレイラーの引きが甘いとアウターのシフトが入らない場合があります。 その場合はもう一度ケーブルを外し、もう一度しっかりと引っ張り再度固定します。 それでも入らない場合や、逆にアウター側にチェーン落ちする場合はアウター側調節ねじが飛び出し過ぎているかを確認します。 ディレイラーの面と同じ高さくらいにねじを調節して再度トライしましょう。 STIを操作しペダルを回しながらフロントのギアを上げ下げする スムーズにアウターに変速しない場合はケーブルの引きが足りていないため、インナーに入れた状態で再度ケーブルを引き直し、つなぎ直しましょう。 こんな症状がでたら、ディレイラー調整をオススメします! 普段ロードバイクに何気なく乗っている方も、こんな症状を体感したことはないでしょうか? これからピックアップする内容は、もしかしたらディレイラーの調整不足が原因かもしれません。 変速がうまくいかない(ケーブルテンションが下がっている) リアのトップギアが入らない(ケーブルテンションが高すぎる、プーリー位置のズレ) ファイナルローが入らない(ケーブルテンションが低すぎる、プーリー位置のズレ) また、自身でホイールを交換した際にスプロケットのスペーサーを入れ忘れてしまうと、そもそもギアの位置がズレてしまうため注意しましょう。 まとめ ディレイラーの調整方法、いかがだったでしょうか? ポイントさえ把握すれば、ライディング中に違和感を感じたり転倒してしまった際などでも自宅でメンテナンスを行うことができます。 またこれらすべての工程において、あらかじめ専門店などで正確な位置にディレイラーが取り付けられていることが前提の作業となるため、通販サイトなどで購入し自らとりあえず組み上げたロードバイクなどではこの調整法を活用することは出来ません。 正しいメンテナンス知識を身に付け、安全で快適なロードバイクに乗車しましょう。 また、こちらの動画ではフロントディレイラーとリアディレイラーについて解説されています。こちらも併せてご参照下さい。 ロードバイク仲間をお探しの方 SPOTAS+の『サークル』では、多くのロードバイクサークルが登録されています。ぜひこちらもご活用下さい。 ロードバイクサークル運営者の方 SPOTAS+の『サークル』で、あなたのロードバイクサークルを広く宣伝しませんか?簡単に登録して皆にサークルの魅力を伝えよう! 参考 リアディレイラー調整法(ロード麺!) https://ameblo.jp/load-men/entry-11836299800.html 簡単にわかる!ロードバイクのリアディレイラー調整方法!(Pedalista) https://pedalista.net/maintenance/5786 YouTubeチャンネル『Bicycle Garage バイシクルガレージ』

ロードバイクでダイエットってできるの?消費カロリーなどを踏まえて解説!

ロードバイクを始めたい理由は人によってさまざまですが、日々の運動不足や不摂生を気にされている方は「ダイエット」の方法としてロードバイクを挑戦しようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今回はロードバイクの消費カロリーや脂肪燃焼効率など「ロードバイクでダイエットはできるのか?」にスポットライトを当てて解説していきます。 体脂肪を減らすには、1kg=7,200kcal ランニングやジョギング、食事管理など、世の中にはダイエットに関する様々なアプローチは星の数ほど存在します。 しかしいかなるダイエット方法を選択するにせよ、体重を減量する上で欠かせない共通ルールが存在します。 それは、必ず「運動と食事の両面からアプローチする」ということです。 身体の体脂肪を1kg減らしたい場合、およそ7,200kcalを体内から減らさなければなりません。 ランニングやジョギングなどをダイエットの初歩としてとりあえずスタートしてみるなんで方もよく目にしますが、仮に30分費やした際の消費カロリーはランニング346kcal、ジョギング252kcal(※)と、途方も無い数値となります。 ※体重60kg、ランニング時速10.8km、ジョギング時速8kmで算出 すべての体重管理を運動で賄うのではなく、食事にも気を配ることでより効率的な減量を叶えることが可能となります。 ロードバイクは長時間の運動に適したスポーツ さて、そこで減量を目的としたダイエットを開始する際、「ロードバイク」を活用するのははたして有効なのでしょうか。 その答えは、様々な側面から「適している」とハッキリと証明できます。 「運動してダイエットをしたい!」と考えついた際、まずはじめに頭に連想されるのはジョギングやランニングといった実施するにあたって導入するコストの少ないスポーツが人気だと思います。 しかし、脂肪の燃焼効率もそこまで見込めないためなかなか効果を実感することが難しく、また長時間にわたるトレーニングを実施するにはかなりの覚悟が必要です。 余分な脂肪を燃焼させるには「有酸素運動を長時間のあいだ続ける」のが一般的なアプローチですが、様々な景色や風景を楽しめるロードバイクを用いたトレーニングであれば、ジョギング・ランニングと比較すると長距離や長時間のあいだ持続して一定量をトレーニングすることに適しているといえるでしょう。 ロードバイクが他の有酸素運動に優れている点とは? 脂肪燃焼効率の高い有酸素運動がメインとなるロードバイクですが、ダイエット以外にも身体機能を改善する効果が多岐にわたり認められています。 心肺機能の向上、筋肉の増大をはじめ、血行促進による足のむくみの解消効果にも期待できます。 また、発汗による体内の塩分排出の役割も果たし、減塩に相当する効果が得られ、高血圧を予防することが見込めます。 また、ロードバイクでの運動はサドルで体重を支えている無重力運動のため、関節に負担を与えにくく、体力レベルに左右されることなく取り組むことのできる生涯スポーツです。 無重力運動では水泳がメジャーですが、技術の習得や施設に通う必要がある点でハードルがあります。 手軽な運動として取り組みやすいロードバイクは、肥満の解消をはじめ、生活習慣病の予防にもとても効果的といえます。 一年のなかでもっとも効率的に痩せるのは冬 ダイエットに関する追加知識として、ロードバイクに問わず、ダイエットに適している季節は冬と言われています。 人は運動時にエネルギーを消費すると同時に、その4倍近くもの熱エネルギーを発生させています。 また、その熱エネルギーの産生量は運動する環境によって異なります。 寒い冬の時期ほど、体温を下げないように体内のエネルギーを燃焼させているといった原理です。 そのため、運動に適した春や秋より、冬のほうがより多くの熱エネルギーを消費できるのです。 特に乗車中に風を切ることで体感温度がグッと下がるロードバイクでの運動は、他のスポーツよりも多くの熱エネルギーの産生が望むことができるのです。 効率的に痩せる走り方とは? 様々な角度からロードバイクはダイエットに適していることは証明ができたため、ここからはいよいよ実践へと移ります。 様々なダイエット方法のなかでも、ダイエットに最適な脂肪燃焼効果が高いトレーニングとして、LSD(Long Slow Distance)といったアプローチが存在します。 LSDとは、有酸素ゾーンでゆっくり長くトレーニングを続けることによって、脂肪の燃焼を促すといったトレーニング方法です。 このトレーニング方法を取り入れた最もポピュラーがトレーニングはジョギングだと思いますが、ロードバイクはLSDにもとても適しています。 ロードバイク乗りたての方にまずはおススメしたいのは、自分の息が上がらないほどのペースで、30~60分のあいだ走行し続けるといった走法です。 成人男性で一般的な骨格のかたの試算で、たったこれだけで平均300kcalものカロリー消費が見込めます。 更に脂肪の燃焼効率アップを目指すには運動強度に注目! せっかくロードバイクを用いたダイエットにトライするのであれば、時間毎の脂肪燃焼効率にも意識をしたいです。 先ほどご紹介したLSDもダイエットを目的としたトレーニングとしては間違ってはいませんが、運動強度が低下するほど、もちろん時間あたりの消費カロリーは低下していきます。 そこで、同じダイエットも目的としたトレーニングの中でも、時間あたりの効率がもっとも高いゾーンを狙ったトレーニングを目指します。 運動強度別のパワーゾーンは大きく7段階に分類されますが、LSDを用いるトレーニング時での運動強度は2段階目(エンデュランス)に相当します。 この1段階上の運動強度(テンポ)を用いるトレーニングを意識することによって、時間あたりの燃焼効率を更に飛躍させることが可能です。 高性能のサイクルコンピューターを用いて運動強度を計測することも可能ですが、体感だと少し息が切れるぐらいのペースでの走行がテンポと呼ばれるゾーンです。 20分から1時間30分程度の走行や目安となるため、LSDを用いた長距離走行(ロングライド)の後半に用いるのもオススメです。 効率的にやせる!ランプアップ走行のススメ より効率的に脂肪を燃焼させる走り方として、特にオススメしたいのは「ランプアップ(Ramp up)走」です。 低負荷から走り始めて、徐々に負荷を上げていく走り方をマスターしましょう。 長距離走行(ロングライド)を走る際、体力が有り余る序盤で運動強度を上げ過ぎてしまい、後半でペースダウンしている人を見かけることもありますが、最初のペースが早すぎるとエネルギー経路としては無酸素運動が動く出してしまい、途中で落としてもすぐには有酸素系経路には傾きません。 序盤をゆっくりと走って走って有酸素系経路を動かし、そこから徐々にペースを上げていくと、最後まで脂肪を落としながら走行することができます。 ゆっくりから速く走行する、この走法をランプアップ走(Ramp upとは「段階的に上げる」の意)と呼びます。 このように、ダイエットを目的とした長距離走行(ロングライド)では、有酸素系エネルギー回路を使った低強度から、時間をかけながら徐々にペースアップするのが理想的です。 参考動画 この動画では、ロードバイクで効率的にダイエットできる乗り方について解説されています。こちらもぜひご覧下さい。 まとめ ロードバイクを用いたダイエット、いかがだったでしょうか? 同じ時間の長距離走行(ロングライド)もペース配分を意識するだけで、脂肪燃焼効率は随分と変わります。 しかし、急に過度の運動を実施してしまうと、オーバートレーニングを原因とする不調や怪我につながり、次のトレーニングのモチベーションにも大きく影響してしまいます。 運動量を週単位、月単位でゆっくりと増やしていき、身体に無理のないダイエット計画を心掛けましょう。 ロードバイク仲間をお探しの方 SPOTAS+の『サークル』では、多くのロードバイクサークルが登録されています。ぜひこちらもご活用下さい。 ロードバイクサークル運営者の方 SPOTAS+の『サークル』で、あなたのロードバイクサークルを広く宣伝しませんか?簡単に登録して皆にサークルの魅力を伝えよう! 参考 BiCYCLE CLUB 2019年1月号 No.405 (枻出版社) YouTubeチャンネル『tom's cycling』 平成 22 年度「自転車による健康増進のための自然科学的研究」報告書 POWER PRODUCTION MAGAZINE ロードバイクの消費カロリーは?ダイエットにはどのくらい走るべき? ACTIVIKE ダイエットはロードバイクで!楽しく運動して痩せられる最高の趣味