2019/07/18 15:03 220PV

ロードバイクのワイヤーの交換方法は?解説動画付き!

ロードバイク

ワイヤー交換に必要な工具、作業工程を8ステップに分けて解説。交換後の注意点(初期伸び)や、オススメのワイヤー交換解説動画(ワイズロード)のリンクを紹介。

ロードバイクに乗っていると様々な箇所が消耗していきますが、目には見えないブレーキやシフトのワイヤーも徐々に伸びたり摩耗してしまう部品です。
また、購入時に標準装備されたワイヤーから交換することによって、シフト変速時やブレーキ使用時の快適性がアップする効果にも期待できます。
そんなワイヤーの交換に必要となるもの、そしてワイヤーを自身で交換する手順を解説していきます。

ワイヤー交換に必要なもの

ワイヤーを交換する際に必要な工具は、六角レンチ、ラジオペンチ、ワイヤーカッター、棒やすり、画鋲です。

ワイヤー本体はシフター用・ブレーキ用に区分されているものがほとんどですが、それぞれにインナー用・アウター用に適合した専用品が用意されています。
また、用意するワイヤーの種類の中には、別途でワイヤー専用のグリスを準備しなくてはならない商品も存在するため、購入前にあらかじめ確認が必要です。

ワイヤー交換の基本手順はこちら

  1. ワイヤーを交換する際の基本手順はこちらです。 シフトを「インナー&ロー」に入れるインナーワイヤーの先端部分(タイコ)を取り出す
  2. インナーワイヤー・アウターワイヤーを引っ張りだす
  3. アウターワイヤーを適した長さに切断する
  4. アウターワイヤーの先端部分を整える
  5. アウターワイヤーにキャップを装着し取り付ける
  6. インナーワイヤーを順番に通してボルトを締めキャップを付ける
  7. リアディレイラーを調整する

以上となります。ここからは手順に沿って詳しく解説していきます。

ワイヤー交換の作業時は「インナー&ロー」が基本

ワイヤー交換作業を始めるにあたって、まずはロードバイクの後ろ側のシフトを1番外に、前側のシフトを1番内に入れます。
この後の作業でディレイラー内から取り出さないといけない箇所(タイコ)の向きがこれによって異なります。
様々な作業ではワイヤーがいちばん張っていない状態にするのが基本となります。

インナーワイヤーの先端部分(タイコ)を抜く

まずはインナー側のワイヤーから抜く作業です。
デュアルレバーのカバーをめくり、ワイヤーの先端部分(タイコ)の向きを確認します。
このとき、先端部分(タイコ)が底面を抜けている状態であればスムーズにワイヤーを引っ張り抜くことができますが、側面などを向けている場合はシフトレバーを操作して向きを調整してください。

続いてワイヤーを止めているボルトを六角レンチで緩め、その部分からワイヤーを取り出します。

そして、インナーワイヤー先端部分(タイコ)が底面を向いていることを確認した後、反対側からワイヤーを押し込みます。
すると先端部分が飛び出てくるので、そのまま簡単に取り外すことができます。

インナーワイヤー・アウターワイヤーを引っ張りだす

いよいよ、インナーワイヤー・アウターワイヤーをそれぞれ引っ張り出します。
インナーワイヤーは使用状況によっては消耗が進み、ボロボロになって中々外せないケースもあります。
引っ張ってもうまく抜けない場合は、ドライバーやピンセットなどを用いて引っ張り出すしかありません。
また、擦り切れてしまっている場合の取り扱いには充分注意しましょう。

所持しているロードバイクの種類によっては、ワイヤーがフレームの内部を通っている場合もあります。
ワイヤーを2本同時に抜いた後に通すのが困難となるケースもあるため、場合によってはインナーワイヤーの交換が完了した後にアウターワイヤーの取り外しを実施することをオススメします。

交換用のアウターワイヤーを切断する

ここからは、新しいワイヤーをセッティングする前の下準備をしていきます。
まずはアウターワイヤーを自身のロードバイクに適した長さへと切断します。
ワイヤーを途中まで通してからカットする方をいらっしゃいますが、先程取り外したアウターワイヤーと並べて同じ長さで切断する方が正確かつ安全かと思います。

このワイヤーの長さを仮に短く切断してしまうと、ワイヤー自身が常に引っ張られている状態となってしまい、操作性や寿命に影響がでます。
ハンドルのポジションなどによって長さの適正は異なるため、不安な方はワイヤー以外の箇所は固定したままの交換を推奨します。

アウターワイヤーの先端を整える

アウターワイヤーの切断が完了したら、その断面を棒やすりなどで整えます。
ワイヤーカッターでの切断によって断面が潰れてしまった際は、画鋲などを用いて広げましょう。
この作業を怠ると、中を通っているワイヤーが擦れてしまい思わぬトラブルに発展してしまう可能性があります。

アウターワイヤーにキャップを装着し取り付ける

アウターワイヤーの両端にアウターキャップを装着し、そのまま指定の場所に取り付けます。
また、アジャスターを使用している際はこの工程にて取り付けを行いましょう。
アジャスターの取り付け位置は下過ぎるとヘッドチューブと接触してしまうため、なるべく上のほうにセットします。

アウターワイヤーの取り付け位置は種類によって異なりますが、多くのフレームはシフターの横とダウンチューブ下部、そしてディレイラーを通ります。

インナーワイヤーを順番に通してボルトを締めキャップを付ける

いよいよインナーワイヤーを通す作業です。先ほど引き抜いた外側からワイヤーを押し込み、ハンドル側に差し込んできます。ワイヤーが通りづらい場合は、一度アウターワイヤーを外すとスムーズに通ります。
インナーワイヤーはいたってシンプルな構造のため、アウターワイヤーほど時間を割かれることもないでしょう。
BBの下側にインナーワイヤーを通すガイドが付いていますので、必ず通しましょう。

インナーワイヤーが通ったらボルトを締め、余分な部分をカットし、先端にインナーキャップを取り付けます。

リアディレイラーを調整する

ワイヤーを交換した後、最後にリアディレイラーの調整をして全ての作業が完了となります。
変速が問題なく動作するか簡易的にチェックするだけで済ませてしまう方もいらっしゃいますが、ワイヤーと合わせてしっかりと調整し直す方もいらっしゃいます。
不安な方はリアディレイラーの調整方法をチェックしたり、専門店での点検を行いましょう。

交換後はワイヤーの「初期伸び」に注意!

大手のロードバイク販売店では、購入後400から500kmほど走行した本体を診断する「初回点検」を実施している店舗を多く見かけます。
この「初回点検」ではライダーとのフィッティングを調整することも大きな目的の1つですが、同時に急に負荷のかかったワイヤー類が伸びてしまっていないかのチェックを併せて行っています。
自身でワイヤー交換を実施した際も、走り出してから500km程度のあいだはシフトやブレーキに異常が出ないか注意して走行することが必要です。

オススメのワイヤー取り付け解説動画をご紹介!

ここまでワイヤーの交換方法を順を追って解説しましたが、実際に交換作業をしている動画を見たほうがより具体的にイメージしやすいかと思います。
そこで今回はワイヤー交換を解説しているオススメの動画をご紹介します。

オススメ動画

Y’s Road【ベーシックメンテナンス#5】シフトワイヤーの交換(ワイズロード)

Y’s Road【ベーシックメンテナンス#8】ブレーキワイヤーの交換(ワイズロード)

どちらの動画も自転車専門店の老舗「ワイズロード」が公開している動画です。
初心者にも分かりやすく、とても丁寧な説明付きでワイヤー交換を解説しています。

まとめ

ロードバイクのワイヤーの交換方法、いかがだったでしょうか?
もちろんワイヤーの交換はロードバイク専門店などで全てお願いすることも出来ますが、正しい手順で作業すれば自身で交換することも十分可能な工程かと思います。

仮に断線してからの交換は所要時間も手間もかなり面倒なことになるため、乗り方にも依存しますが総走行距離が3,000kmを超えた頃から、断線する前での交換を心掛けましょう。

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参考

自転車メンテ シフトワイヤー交換方法(ライトウェイ)

https://www.riteway-jp.com/maintenance/mainte_46.html

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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ロードバイクでダイエットってできるの?消費カロリーなどを踏まえて解説!

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