2019/07/17 14:41 52PV

ロードバイクの正しいメンテナンス方法とは? 部位別に頻度も踏まえて解説します!

ロードバイク

ロードバイクの正しいメンテナンス方法についてチェーンやホイール、タイヤにフレーム、ギアやブレーキ、ディレイラーといった部品ごとにわけて解説しています。

ロードバイクを安全に運転するには日頃のメンテナンスが大事です。この自転車には速く走るための装備しかついておらず、パーツの磨耗や劣化を防ぐための装備はほとんどありません。

しかしそのことによって車体は軽くなっているので、ロードバイクはレースやヒルクライムなどの舞台で活躍できるほどの性能を発揮します。

一方でパーツが劣化しやすく、日々のメンテナンスを怠っていると大事故につながるリスクを抱えているのも確かです。

ロードバイクの正しいメンテナンス方法についてチェーンやホイール、タイヤにフレーム、ギアやブレーキ、ディレイラーといった部品ごとにわけて解説していきます。

ロードバイクの部位別のメンテナンス方法と頻度

ロードバイクのメンテナンスと聞くと、どこか難しそうな印象を受けるかも知れません。確かに専門的な工具を使った整備もありますが、タイヤに空気を入れたりブレーキやチェーンに注油したりなどの作業は、初心者でも取っつきやすいものです。

そのため最初はやりやすいメンテナンスから始めて、ロードバイクにある程度馴染んできたら専用工具を使った整備へ取り組むようにすれば、パーツの汚れや劣化に対して適切な時期に対処することができます。

チェーン

ロードバイクに乗るにあたって、チェーンの整備は必要不可欠です。チェーンは路面と近い位置にある部品なので、各パーツのうち地面からの汚れが最も溜まりやすくなっています。

また自転車は機械です。金属部品は必ず錆びてしまうので、きちんとメンテナンスをしなければ事故につながってしまう可能性の高い部品のひとつでもあります。

チェーンには金属部品ごとの動きをよくするように潤滑油が使われています。この効果が薄くなってくるとギアの変速が上手くできなくなったり、快適に走れなくなったりしてしまうのです。

チェーンへの注油は汚れを布で落としたあとに一コマずつ行っていきます。このとき使用するオイルには「ドライ用」と「ウェット用」の二種類があります。

ウェット用は粘り気がありオイルの効果が持続しやすいという利点がある反面、路面の汚れがつきやすくクリーニングに手間がかかります。ドライ用は粘度が低いので路面の汚れがつきにくい一方で、オイル自体が乾きやすく頻繁な注油が必要です。

これら二種類のオイルは用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。

ホイール

ホイールのメンテナンスも安全上、欠かせないものです。この箇所の整備では左右や上下にホイールがずれている「振れ」がないかを確認し、必要があれば対応するようにしていきます。

ホイールが平行に取り付けられていなければブレーキやギアなどの調整ができないので、メンテナンスの最初に洗車をしたあとホイールの確認をしてから、車体全体の確認と調整に移ります。

もしギアやブレーキの整備を先に行って前後のホイールが歪んでいるとわかった場合は、作業をはじめからやり直さなければならないのでこの順番を守るようにしてください。

ホイールの振れを確かめる方法はロードバイクを持ち上げて車輪を空転させること。このときに上下左右にホイールが1ミリほど振れていれば位置の調整を行います。

振れを解消する作業には「ニップル回し」と呼ばれる専用の工具を用います。この工具はホイールごとに大きさが異なってくるので、ショップで確認するとよいでしょう。

ホイールの振れはねじの緩みが原因なので、このニップル回しを使ってホイールごとにねじを締めてやります。このねじは車軸と車体とタイヤを固定する「クイックリリース」とにわかれているので、ひとつずつ確かめていきましょう。

 タイヤ

ロードバイクのタイヤは走行時に必ず路面と接することになるので、この部分も念入りにメンテナスを行いたい箇所です。

タイヤの手入れで大事になってくることは空気圧が適切かどうかです。タイヤ側面に書かれている適正空気圧の値を確かめ、圧力ゲージがついている空気入れでタイヤに空気を適量入れましょう。

また摩耗による割れやガラス片、小石などが表面に刺さっていないかどうかも確かめてください。これらはパンクの原因となるので、よく注意しておく必要があります。

フレーム

ロードバイクの車体全体を構成しているのがフレームです。先に述べたように金属部品は必ず錆びるので、安全上の観点からいっても定期的な洗車は必要です。

洗車後は注油を行う必要があるので、メンテナンスの最初に行うことがおすすめです。

まずは布でフレーム全体を拭き、枯れ葉や泥などの大きな汚れを取り除きます。

そのあと洗浄液を汚れが酷い箇所から順に吹きつけていき、布で拭き取っていきます。吹き残しがないように念入りに作業を進めていきましょう。特にフレームの裏側は見落としやすいところですので注意してください。

全体を拭き終えたあとはワックスをつけて磨きます。こうすることでフレームが汚れにくくなるほか、ワックスのタイプによっては紫外線による劣化も防げます。

洗車後は油分が洗い落とされているので、チェーンなどの箇所への注油を忘れずに。

ギア

ロードバイク ギア

チェーンと同様、ギアも注油が必要なパーツです。そのため汚れが溜まりやすいので、ブラシやディグリーザーなどの道具を使って汚れを落としていきます。

汚れをとったあとはギアがトップからローに入りやすいかどうかを確認。ここでもしギアが入りにくい場合はワイヤーの緩みが考えられるので、リアディレイラーについているアジャストボルトを90度ずつ回転させ、左に向かってギアが入るかを確かめていきましょう。

調整が済んだら注油してギアの作業は終了です。

ブレーキ

ロードバイクのメンテナンスでブレーキの調整は重要です。制動性がよくないと大事故につながる恐れもあるので、しっかりと確認を行いましょう。

まずはブレーキワイヤー。自転車の制動は金属製のワイヤーが引っ張られることで効くので、このワイヤーが伸びてしまっていないかチェックする必要があります。

ブレーキワイヤーの張りはアジャスターを回すことで調整可能です。時計回りにアジャスターを動かすとワイヤーが緩み、反時計回りだと引っ張ることができるので、ブレーキの効きが悪ければワイヤーを張り、効きすぎるのであれば緩めるというように調整してください。

ワイヤーに塗られている潤滑油が薄くなっている場合は、これを布で薄く塗り込むなどの処置が要ります。

ワイヤーが劣化している場合は新品に交換することで解決します。鉄製は錆びやすいのでステンレス製のものがおすすめです。

続いてブレーキパッド。面に対してパッドが平行になっているかどうかを確認します。角度の確認のあとは締まりをチェックし、必要があれば調整します。

ブレーキの可動部にも制動性を保つための潤滑油を差すことを忘れずに。

ディレイラー

ディレイラーとは変速機のことです。この部分も定期的にメンテナンスを行うようにしましょう。この部分にもブレーキと同じく注油とズレの調整が要ります。

ディレイラーのワイヤー取り付けボルトの締めを確認後はスプロケット部分への注油を忘れずに行ってください。もしここに注油をしないと変速時に引っかかってしまいます。

まとめ

ロードバイクのメンテナンスにはさまざまなものがありますが、作業工程を覚えてこれを繰り返せばやがては慣れていくでしょう。

定期的にメンテナンスを続け、ロードバイクに長く乗り続けましょう。

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参考文献

プロのメカニックが教える!ロードバイクのメンテナンス7つの工程(FRAME)

https://jitensha-hoken.jp/blog/2016/02/roadbike-maintenance/#2

初心者必読!ロードバイクの定期メンテナンスの頻度や重要性(repairs)

http://repairs.jp/roadbike_rerpair/859/

大切なロードバイクを守るためにもメンテナンスの基本を知っておこう(ロードバイク虎の巻)

https://www.roadbk.com/Maintenance/beginning.html

【初心者必読】購入後のメンテナンス(1週間後・1ヶ月後・半年後)(メンテク)

http://www.qbei.jp/info/bicycle-maintenance/3985

ワイヤリング(ブレーキワイヤ・シフトワイヤ)について(メンテク)

http://www.qbei.jp/info/bicycle-maintenance/3025

プロが教える!ロードバイク初心者のためのメンテナンス方法(BICYCLE-POST)

http://bicycle-post.jp/pwk0001538-post/

ロードバイク初心者のためのメンテナンス講座!正しい点検と整備方法を解説!(暮らしーの)

https://kurashi-no.jp/I0016705

洗車方法(ロードバイク虎の巻)

https://www.roadbk.com/Maintenance/wash_road.htm

メンテナンスに最低限必要なアイテム(ロードバイク虎の巻)

https://www.roadbk.com/Maintenance/items.html

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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