2019/11/15 18:45 2627PV

【初心者向け】ロードバイクの適切なハンドルの幅は?計り方も分かりやすく解説!

ロードバイクをはじめて買う人がまず悩むのは、「ハンドルの幅をどうすればよいのか」ということだと思います。ここでは、ロードバイクのハンドル幅について解説していきます。

人間の力だけで動く乗り物で地上最も速いもの、それがロードバイクです。ロードバイクで自然の中を颯爽と走ると、本当に気持ちがよいものです。ロードバイクの特徴は、何といってもドロップハンドルと呼ばれる下向きのハンドル。前傾姿勢になって空気抵抗を減らすための重要な形状です。その前傾姿勢を安定にするためには、ハンドル幅が重要となります。前傾姿勢が安定でなければ、スピードもでないですし、なにより体に負担がかかってすぐ疲れてしまいます。しかし、はじめてロードバイクを買う方は、ハンドルの幅をどうすればよいか迷うかもしれません。理想は肩幅かもしれませんが、実際には規格でハンドル幅の種類が限定されているため、必ずしも完全に自分の肩幅にフィットしたハンドルがあるとは限らないからです。ここでは、初心者の方向けにハンドル幅の選び方を説明していきます。

ロードバイクの適切なハンドルの幅

ロードバイクを探す前に、まず、自分自身の肩幅から適正なハンドル幅を決めましょう。

肩幅を採寸しよう

肩幅を採寸する方法はいくつかあります。他の人に手伝ってもらえる場合は、右肩と左肩の上腕骨頭(肩の上腕骨継ぎ目)を直線で結んだ距離を測ってもらってください。一人しかいない場合は、メジャーを両手で持ち、前へならえをしたときの、左右の中指の間を持っているメジャーで測ってください。うまく測れない場合は、イスとテーブルを用意し、テーブルのうえに紙をおいてください。次に、イスにすわりながら前へならえをして、両手の中指を紙の上においてください。このときできるだけ腕はまっすぐ前にのばしてください。紙の上においた両手中指の間の距離を測ってください。
なお、オーダーメードスーツなどの採寸とは測り方とは違いますので、注意しましょう。

ハンドル幅の適切な計り方

ロードバイクのドロップハンドルの幅を測る方法として、ハンドルの左右にあるエンド部分の中心(芯)を結んだ距離を測り、それをハンドル幅とします。日本のメーカーは、この中心同士を結ぶ測り方がほとんどですが、欧州ではハンドルの左右外側同士を結んだ距離を測定するそうです。したがって国内製か海外製によってハンドル幅の定義が異なる点に留意しましょう。芯と外側では何cmも違いませんが、その何cmによってロードバイクのパフォーマンスが変わってくることもあるのです。
さて、ロードバイクのハンドル幅のサイズの種類はメーカーによって一部異なることもありますが、概ね4サイズあります。下から、380、400、420、440 mmです。上の画像はエンド部分の中心同士で測る方法で、芯―芯(C-C)と呼ばれる測り方です。日本のハンドルメーカー日東も芯-芯でサイズ標記をしています。あらかじめ測った自分の肩幅に最も近いハンドル幅を選ぶようにしましょう。

ハンドル幅が肩幅より広い場合と狭い場合の影響

自分の肩幅にフィットするハンドル幅があれば問題ありませんが、そうではない場合もあります。そのときの影響をあらかじめ考察しておき、自分に最も適合するハンドル幅をイメージしておきましょう。

肩幅より広い場合

肩幅よりも広いハンドルを握った場合、まず立ち漕ぎ(ダンシング)がしやすくなります。ダンシングは体の上下動が激しくなるため、ハンドル幅が広いほど、上下動を吸収しやすく、車体を抑え込むように安定して走ることができます。山や丘陵の上り坂に設定されたコース(ヒルクライムと呼ばれるコース)が好きな方は、自分の肩幅よりも広いハンドルを選ぶとよいでしょう。また、実はロードバイクのハンドル操作は低速域のカーブでしか使用しませんが、初心者の方はロードバイク本来のスピードに慣れていないため、低速域の走行が多くなり、ハンドル操作も頻繁となります。初心者の方へのおすすめとして、自分の肩幅プラス1cm程度のハンドル幅を選ぶとよいでしょう。あまりハンドル幅を広げ過ぎると、腕と肩への体重負荷が重くなり、肩こりや腕の痛みにつながります。腕立て伏せで腕を横に広げると一見安定していますが、そのままの姿勢を保持しようとすると、疲れてしまうことに似ています。長距離、長時間の走行を視野に入れている方はハンドル幅を広げすぎないよう注意しましょう。

肩幅より狭い場合

ハンドルの幅が自分の肩幅よりも狭い場合、脇が締まって前傾姿勢が安定し、空気抵抗も低くなり、スピードが出るとともに、疲れづらい姿勢になります。車幅が狭くなることにより、当然狭い空間も走行できるようになり、特にレースなどで集団に入ってしまったときには、他の選手と接触するリスクは少なくなります。ただ、ハンドル幅が狭くなると、その分カーブが曲がりづらくなったり、段差や他の選手との接触などがあると、体への衝撃や転倒のリスクが高まるデメリットもあります。平坦でカーブが少ないコースをひたすら走行する場合はうってつけですが、集団でカーブや登坂が多いコースを走行する場合は、ハンドル幅は広い方が安全となります。

ドロップハンドルの適切な握る位置

ロードバイク

ロードバイクのドロップハンドルは、握る位置が複数あります。その時の状況に応   じて握る位置を変えて走行することができます。ドロップハンドルのどこの位置を握   るとどのような走行ができるのか解説します。

フラット

ドロップハンドルの一番手前にあり、センターに近い位置で水平の一文字になっている部分をフラットといいます。前傾姿勢のときは、口に空気が入りづらいですが、フラットを握ると上体が起き上がるため、呼吸が楽になってリラックスできます。ですので、前傾姿勢の維持がつらくなったときや、登坂コースで息があがってきたときなど、呼吸を整えて疲労回復させるために有効なハンドルポジションとなります。ただ、ブレーキレバーから遠い位置のグリップとなるため、急な減速が必要なコースではブレーキが間に合わなくなり、危険ですので注意しましょう。

ブラケット

ブラケットはロードバイクのドロップハンドルで最も基本的なグリップ位置となります。ブレーキレバーとシフトレバーも握るため、減速と変速の操作をこのグリップで行うこととなります。ハンドルのグリップの中でも最も使用頻度が高く、特に下り坂などのスピードが出やすいコースでは、いつでもブレーキをかけられる体勢として、このブラケットを握っておく必要があります。

ショルダ

ハンドル上部の曲がり角のところをショルダといい、フラットとブラケットの中間の位置にあるグリップです。フラットのように上体が起き上がるので、リラックスした走行がしたいときに使用しますが、フラットほどブレーキが遠くないので、フラットよりも急な減速に対応できるグリップです。

下ハンドル

ロードバイクのドロップハンドルで、下の部分を下ハンドルと呼びます。ハンドルの下側となるので、最も前傾姿勢になりやすいグリップです。下ハンドルは、アールとエンドに分かれており、それぞれで握り方の目的も異なります。アールは、最も強くブレーキレバーを引くことができるため、下り坂などで一番大事なグリップとなります。エンドは、最も強く漕ぐことのできるグリップのポジションです。自転車ロードレースで、選手がラストスパートをするときに握るのが、下ハンドルのエンドです。ただ、エンドを握った前傾姿勢は筋力と柔軟性を必要とするため、一般の方には難しいかもしれません。

参考動画

この動画では、ロードバイクのハンドル幅ついて解説されています。こちらもぜひご覧下さい。

まとめ

今回は、初心者の方を対象としたロードバイクのドロップハンドルについて、その選び方や握り方のコツをご紹介いたしました。握り方も含めた操作方法を間違えたりすると、転倒など大怪我につながるリスクはありますが、無理せず安全に走行すれば、これ以上ないくらい快適になれると思います。ぜひみなさんもロードバイクで自然の中をかけぬけましょう。

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参考

ロードバイクのドロップハンドル 種類と正しい選び方を解説(スポーツバイク専門店VIKING)

https://www.viking-the-maintenance.com/roadbike-drop-handle#i

ロードバイクのドロップハンドル 種類と正しい選び方を解説(スポーツバイク専門店VIKING)

https://www.viking-the-maintenance.com/roadbike-drop-handle

ロードバイクのハンドル幅の適正はどのくらい?(わくわく自転車情報館)

http://wakuwaku-jitensha.com/wkj0001652-post/#i

ロードバイクのハンドル幅によるメリット・デメリットを考える(FF-Cycle公式ブログ)

http://ff-cycle.blog.jp/archives/1063785540.html

ロードバイクのハンドル幅は基本肩幅!?狭いとどうなるの?(自転車情報館)

http://wakuwaku-jitensha.com/wkj0000713-post/#i

フィッティング のあれやこれ ~ハンドル幅の決め方~(Loro Bycle)

http://loro.co.jp/higashinihonbashi-blog/?s=%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88&submit=Search

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