2020/01/20 14:35 640PV

【初心者必見】ロードバイクのタイヤの適切な空気圧を理解しよう!

ロードバイク

ロードバイクを安全かつ快適に楽しむには、タイヤの空気圧を正しく管理することがとても大切です。そのためには、適切な空気圧についての基礎知識が必要になります。しっかり学んでおきましょう。

街や公道を颯爽と走り抜け、ここ数年で大ブームとなったロードバイク、これから始めたいなと心に秘めている人も少なくないのではないでしょうか?

ロードバイクのタイヤを適切な空気圧で管理することは、ロードバイクを楽しむための基本事項でもあり、とても大切なことです。空気圧は高すぎてもダメだし、低すぎてもいけません。初心者の場合は、「パンクしなければいい」という感覚で、「パンパンに空気を入れておけば大丈夫だろう」などと思い込んでいる人もいるようですが、それは大きな間違い。むしろ、空気圧が高すぎる状態で乗るのは危険な行為になるのです。そんなことならないように、まずはロードバイクにおける適切な空気圧の基本をしっかり頭に入れておきましょう。

ロードバイクの適切な空気圧の確認方法

タイヤに適切な空気圧が表示されている

ロードバイクのタイヤには、適切な空気圧がきちんと表示されています。その表示を確認しながら、空気圧計を使って適切な範囲の空気圧を保つようにしましょう。

適切な空気圧の表示場所

空気圧を「範囲」または「上限」で表示

「適切な空気圧」は、タイヤによってきちんと定められています。あまり意識したことがないかもしれませんが、じつはタイヤの側面には必ず適切な空気圧が表示されています。やや読みにくいのですが、「4.5~7.0bar」などと書いてあるものが、空気圧の適切な値を示したものです。この場合は「bar(バ−ル)」が空気圧の単位です。

「4.5barから7.0bar」の範囲内が適切な空気圧であることをしめします。これは空気圧の範囲を示している場合ですが、「Max7.0bar」などと、上限だけが表示されていることもあります。

空気圧の単位の種類

barやPSIなど複数の単位が使われる

じつはタイヤに表示されている空気圧の単位は、統一されていません。メーカーによっても異なるし、同じメーカーのタイヤでも製品によって変わることもあり、バラバラです。bar(バール)、PSI(ピーエスアイ、プサイ、ポンドバースクエアエイチなど)、kPa(キロパスカル)、kgf/cm2(キログラム毎平方センチメートル)などと、空気圧を示す複数の単位が混在しているのです。

また、同じタイヤに複数の単位を併記して示す場合もあります。ちなみに、最後の「kgf/cm2」は、異なる単位ではありますが、実際はほぼbarと同じ数値になります。また、「kPa」は「bar」の100倍の数値になるので、1bar=100kpaです。これも覚えておくといいでしょう。

「単位がバラバラだとわかりにくい」と感じるかもしれません。でも心配は無用。なぜなら、市販されている空気圧計には、通常上記の単位がすべて併記されているからです。使用するタイヤに表記されている単位に合わせて空気圧を計測しながら適切に管理すればいいのです。

空気圧の高さによって何が変わるの?

ロードバイク メンテナンス

上げ下げすると乗り心地が変わる

タイヤの空気圧は、適切値の範囲内にしておくことが鉄則です。ただ、適切値の範囲内で空気圧を下げたり、上げたりすることで乗り心地にはどのような変化があるのでしょうか。

空気圧が低い場合

乗り心地がアップし、スピードは出ない

適切空気圧の下限を下回らない範囲で、空気圧を低めに調節すると、まずタイヤは柔らかくなります。すると路面からの振動や衝撃を吸収しやすくなるため、自転車の乗り心地が良くなったように感じられるはずです。
しかし、空気圧が低いとタイヤが転がりにくくなるのです。タイヤがあまり転がらないので、スピードも出にくくなります。加速するのがきついと感じるでしょう。さらに空気圧を下げすぎてしまうと、タイヤがフニャフニャして進まなくなり、パンクの原因にもなるので注意しましょう。

ちなみに、タイヤの適切値表示が「上限」しかない場合は、「下限」がわからないので初心者には不安かもしれません。その時は、「上限値の7割」程度を目安にします。例えば上限値が8.0barであれば、「8.0×0.7」で「5.6bar」が下限値だと考えればいいです。

空気圧が高い場合

スピードは出るが、乗り心地は悪い

空気圧を高めに調整した場合は、タイヤが堅くなるので、変形率は小さくなります。当然、タイヤはよく転がるから、スピードが出やすくなります。乗っていると、同じ力でも楽に加速できるように感じるでしょう。ただし、空気圧を上げると、路面の衝撃をモロに受けてしまうので、乗り心地は悪くなります。さらに空気圧を上げすぎてしまうと、タイヤがカチカチになり、ちょっとした段差や凸凹で跳ね上がってしまいます。危険ですし、スピードもかえって落ちます。タイヤは振動の吸収性を損なわない程度に、柔らかさを保つことが必要。硬すぎてはダメなのです。

ロードバイクの空気圧の注意事項

タイヤの種類や体重で適正値は変わる

最後に、ロードバイクの空気圧を適性に調整する上で、知っておきたい事柄を説明します。適切な空気圧はタイヤの種類によっても変わるし、運転する人の「体重」によって異なることも知っておきましょう。

空気圧はタイヤの種類によって変わる

細いタイヤほど適切な空気圧は低い

空気圧は、車種で決まるのではなく、「タイヤの種類」で決まります。同じロードバイクでもタイヤが変われば、適切な空気圧も異なるのです。ロードバイクはクロスバイクなどに比べて細いタイヤを使います。タイヤが細いと、適切な空気圧は低くなります。適切な空気圧を上回ってしまうと、乗り心地が悪くなるだけでなく、タイヤやホイールにダメージを与えるし、最悪の場合はタイヤがホイールから外れることもあります。

また、細いタイヤほど空気が抜けやすく、空気圧をマメに管理することが求められる点にも注意しましょう。ちなみに、近年ではあまり「空気圧を上げすぎないほうがいい」という考え方が主流になっています。

使用する人の「体重」によっても適切な空気圧は変わる

体重が重い人は空気圧を高めに

同じタイヤを使っていても、乗る人の体重によって適切な空気圧は異なります。たとえば、体重50㎏の人が乗って「ちょうどいい」と感じる空気圧だとしても、同じ空気圧で体重70㎏の人が乗ると、タイヤが柔らかすぎて乗った瞬間に変形してしまうでしょう。当然スピードも出ないはずです。したがって、体重が重い人は、空気圧を高めにしたほうがいいということになります。仮に体重50㎏の人が「6bar」くらいが快適だとすれば、70㎏の人が快適に走るには「7.5bar」以上に設定する必要があるでしょう。

逆に、体重70㎏の人にとって快適な空気圧で、体重50㎏の人が乗ったらどうでしょう? 体重の軽い人にはタイヤが硬すぎて、振動をモロに感じます。手やお尻も痛くなるし、非常に疲れてしまうはず。そのままでは長時間の運転は不可能でしょう。つまり、体重が軽い人は、空気圧を低めに設定することが基本なのです。

細いタイヤを装着するロードバイクの場合、空気が抜けやすくなるために「適切値の上限」で空気圧を保つのがいいと思い込んでいる人も多いようですが、体重が軽い人には、そのような設定の仕方ではダメなのです。「ちょうどいい」と感じる空気圧には個人差が大きいのです。そのためには、「自分にとってちょうどいい空気圧」を知ることが基本。空気圧を細かく調整しながら、自分にとってちょうどいい空気圧をしっかり把握しておくことが肝心です。

また、ロードバイクの適切な空気圧についてはこちらの動画でも紹介されています。こちらもぜひご参照下さい。

まとめ

ロードバイクの空気は、「入っていればいい」のではありません。初心者の人は、空気圧の調整というよりも「パンクしないように上限まで入れておく」という人も少なくありません。しかし、ロードバイクを安全かつ快適に楽しむためには、空気圧の調整が非常に大切なことだと理解していただけたはず。空気圧計を使って数値を計測しながら、自分にとって「ちょうどいい」空気圧を知り、常にその数値を管理することを習慣にしましょう。

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参考記事一覧

自転車のタイヤの空気圧について「おさらい」してみるよ【初心者向け】(MINI VELO 道)

http://minivelo-road.jp/tips-for-bicycle-tire-air-pressure

タイヤの空気圧って、どれくらい入れたら良いの?(TREK Bicycle 神戸六甲)

https://www.trekstore.jp/news/?p=45207

https://www.youtube.com/channel/UCWcuTCXP-6L_q9ZHJPHsNMA

https://www.jbpi.or.jp/report_pdf/rept_170508.pdf

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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