2019/10/09 11:15 2799PV

バドミントン現役日本代表 坂井一将 選手(金沢学院クラブ所属)が語るスポーツコミュニティ (前編)【スポタス人インタビュー】

インタビュー

今回はバドミントンの現役日本代表選手、金沢学院クラブ所属 坂井一将選手にインタビューする事ができました。

今回はスポタス社長大西と対談形式で、インドネシアへの修行から日本ランキング1位を勝ち取ったトッププロの素顔と、そしてなぜ今日本ユニシスから金沢学院クラブに戻られたのかに迫ります。

スポタス人とは

スポーツだけではなく、プラスアルファの形でスポーツと関わるキラキラした人物。

スポタスでは、『スポタス人』のインタビューを通じてスポーツとの様々な関わり方を発信しています。

スポタス人紹介

坂井 一将

1990年 石川県生 金沢学院クラブ所属。

10歳の頃からバドミントンを始める。

高校卒業と同時に単身インドネシアに。3年間でバドミントンの腕を更に磨く。

2011年に帰国し社会人リーグトップの日本ユニシスに所属し、2014年~2016年で全日本社会人選手権大会3連覇の偉業を達成する。2017年には自身初の日本ランキング1位に輝く。

2019年現在9月現在も日本ランキング4位に位置し、日本代表としてバドミントン界を牽引する。

バドミントンとの出会い

インタビュー

インタビュー

大西:確かバドミントンは小学生の時から始められたんですよね?

坂井さん:はい。4年生の時(10歳)から始めました。当時、父が実業団のチームに所属していまして、体育館に連れられて行ったのが最初のきっかけです。

そのクラブの監督が元オリンピック代表の舛田圭太さんのお父さんで、ご本人も練習に来て頂いた事がありました。その時にスマッシュを打つ姿を見て憬れを持って、バドミントンにはまり込んでいきました。

(舛田圭太さんについては以下参照)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%9B%E7%94%B0%E5%9C%AD%E5%A4%AA

 

大西:小さい頃にトップ選手のプレーを間近で見たのは大きく影響されそうですね。

坂井さん:実は20歳の時にナショナルチームに入ったんですが、その時のコーチが舛田圭太さんで、私のバドミントン人生は舛田一家に支えられたと言っても過言じゃないです。そういった、周りの人達に影響を受けている部分は大きいですね。

大西:私はずっと我流でやっていたんですが、坂井選手は周りにそういった影響を与えてくれた人が多かったんですね。

坂井さん:そうですね。周りに凄い選手がいると刺激や憧れになりますし、レベルの高い人達がいると自分の成長スピードも速くなるって実感があります。私の周りの強い選手も大体同じような環境にいた人が多いですね。そういった、強い選手との巡り合わせも大事だと思います。

大西:そういう良い環境とめぐり逢うと言うのもうんですね。

インドネシア修行について

大西:坂井選手はインドネシアにバドミントン修行で住まれていたと思いますが、その時のお話をお聞きしてもよろしいですか?

坂井さん:インドネシアに行ったきっかけは、高校時代に所属していた金沢学院クラブにインドネシア人のコーチがいらっしゃって、お誘い頂いた事でした。本当はその時に大学の内定も頂いていたんですが、もっとバドミントンが強くなりたくて、単身インドネシアに行く事を決意しました。

大西:高校卒業のタイミングって事は当時18歳ですよね?それで単身インドネシアに移り住むというのは凄い決断ですね。

坂井さん:周りの方が応援してくれたのも大きかったですね。当時の監督が音頭を取ってくれて、地元の応援団が援助して下さいました。

大西:今で言うクラウドファンディングみたいな感じですね。今までにもそう言った、選手の海外修行を支援するような制度はあったんですか?

坂井さん:そう言った制度は無いですね。私が初めてだったのではないでしょうか、その後にも同じような選手は出ていないと思います。18歳でインドネシアに修行に行った日本人は後にも先にも私だけかもしれません。

大西:監督さんも坂井選手ならやり遂げられると見抜いて下さっていたんでしょうね。

坂井さん:監督をはじめとして、金沢学院クラブや地元のコミュニティに対しては本当に感謝しています。私がバドミントンと出会えたのも地域のクラブが有ったからですし、地域の人達にはご恩返ししたいと思っています。

インドネシア選手と日本人選手との違い

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大西:今でこそ日本人選手も世界選手権で金メダル取ったりしていますが、当時はインドネシアの方がバドミントンのレベルが高かったんですよね。向こうの選手との差と言うか、違いみたいなものってやはり有りましたか?

坂井さん:そうですね。向こうの選手達に共通しているのが、『バドミントンを仕事にする』と言う意識が強く、勝つ事に対してハングリーですね。向こうではバドミントンをやってナショナルチームに入って世界を目指すってルートがポピュラーなんですが、このナショナルチームに入れるかどうかでバドミントンで食べて行けるかが変わってきます。

大西:そういった所でマインドの違いを強く意識されたんですね。

坂井さん:まさにマインドの部分で、スポーツヒーローになる為のマインドを得る事ができたと思います。それは日本に居続けていたら得られなかったものですね。

大西:インドネシアはどれくらいの間いらっしゃったんですか?

坂井さん:3年間ですね。本当は4年居る予定だったんですが、そのタイミングで全日本社会人選手権で3位に入って、日本ユニシスからオファーを頂いたので移籍する事にしました。日本ユニシスは日本でもトップの実業団チームですので、レベルの高い人達と競い合える環境に身を置きたくて決断しました。

 

大西:金沢学院クラブとしては痛手だったんじゃないですか?

 

坂井さん:そうだと思います。それでも送り出して下さいました。金沢学院クラブには本当に感謝しかないです。

 

大西:坂井さんの未来を見据えた周りからの後押し(支え)素晴らしいですね。

後編に続く)

 

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スポタス編集部

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