2019/10/28 18:41 76PV

フットサルのゾーンディフェンスのメリットとは?

フットサル

今回は、フットサルの守備戦術の一つであるゾーンディフェンスについて解説します。チーム内の連携を高めて、守備力アップにつなげましょう!

フットサルに限らず、サッカーやバスケットボールなどチームで行う球技の場合、相手に得点を奪われないために、組織的にディフェンスを行うことが求められます。
そして、そのディフェンス戦術を大別すると、マンツーマンディフェンスとゾーンディフェンスに分かれます。
それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらを採用するかはチームの方針などによって分かれるところですが、最近のフットサルではゾーンディフェンスが主流になっています。
そこで今回は、ゾーンディフェンスがどのような戦術で、どのようなメリット・デメリットがあるのか、といった点を詳しく見ていきます。

ゾーンディフェンスとは

ゾーンディフェンスは、マンツーマンディフェンスとの対比で理解する方がわかりやすいので、ここでは両方を説明します。

マンツーマンディフェンス

マンツーマンディフェンスとは、各選手がマークする相手を決め、その相手がどこに動いても、徹底的にマークし続ける戦術です。
他の球技では、試合開始から終了までずっと同じ相手をマークし続ける場合もありますが、フットサルの場合は、攻守が入れ替わった(こちらが守備に回る)瞬間に、最も近くにいる相手のマークにつきます。そして、プレーが切れるまで同じ相手をマークし続け、プレーが切れたらリセットします。

ゾーンディフェンス

ゾーンディフェンスとは、あらかじめ選手ごとの担当エリアを決め、各選手が自分の担当エリアをディフェンスする戦術です。
基本的には、自分の担当エリアに侵入してきた選手に対してディフェンスを行い、担当エリアに敵がいない場合は、味方選手のフォローに回ります。

このように、特定の選手に対して守備を行うのがマンツーマンディフェンス、担当エリアで守備を行うのがゾーンディフェンス、ということになります。

ゾーンディフェンスの一般的な考え

フットサル

ゾーンディフェンスの考え方を一言で言えば、「自分のゾーンに責任を持つ」ということになります。
ゾーンディフェンスは、個々の選手が、自分の担当エリアでディフェンスを行うシステムです。自分のゾーンにオフェンスが入ってきたときは、プレスをかけて相手を追い詰めます。自分のゾーンにオフェンスがいないときは、味方選手のフォローに入ります。
自分のゾーンを守りながら、ボールに対して正しくポジションを取ることが、ゾーンディフェンスの基本です。正しくポジションを取るというのは、特に自分のゾーンにオフェンスがいないとき、味方選手のカバーリングに入ったり、相手選手のスペースを消したり、チーム内に約束事がある場合はそれに従って動くということです。
また、相手チームは、こちらのマークを外すために、色々な動きを織り交ぜて撹乱してきますが、それに惑わされず自分たちの距離を保つことが重要です。
各選手が、担当ゾーンにオフェンスがいるときの役割、いないときの役割を忠実に果たしながら、自分たちの距離を保つことによって、組織的でバランスの取れたディフェンスを行うことができます。

ゾーンディフェンスのメリット

持ち場がはっきりする

ゾーンディフェンスは、各選手が自分の担当エリアでディフェンスを行うため、持ち場=守るべき場所がはっきりしています。これにより、無駄な動きを抑えて、効率的にディフェンスを行うことができます。

体力の消耗を抑えられる

マンツーマンディフェンスでは、ある意味相手の言いなりで走り回らなければなりませんが、ゾーンディフェンスでは、相手が自分のゾーンから出たら、次のゾーンの担当にマークを受け渡すことで、移動距離を抑え、体力を温存することができます。

ポジションチェンジが少ない

ゾーンディフェンスでは、基本的には各選手が決まったエリアにいるため、ポジションチェンジがあまり起こりません。これにより、動きが複雑にならない、攻撃が組み立てやすい、などのメリットを得ることができます。

ゾーンディフェンスのデメリット

マークの受け渡しが難しい

ゾーンディフェンスにはマークの受け渡しが付き物ですが、実際には簡単にできるものではありません。担当エリアが線で区切られている訳ではないので、相手が複雑な動きをしたり、境界線でプレーされたりすると、受け渡しでミスが生じやすくなります。

失点の原因がわかりにくい

ゾーンディフェンスは、組織で守るやり方のため、一つのプレーや一人の選手が失点の直接的な原因になることはあまりありません。抜かれた、カバーリングに行っていない、逆サイドのマークが外れているなど、原因が複合的になっているため、しっかり見極めないと修正できません。

ゾーンディフェンスのコツ

ゾーンを意識する

まずは、どこからどこまでが自分のゾーンなのかを常に意識しなければなりません。
これには、ラインを引いて行う練習がオススメです。ハーフコートでディフェンスの練習を行う場合、ボックス型のフォーメーションなら十字型に、ダイヤモンド型のフォーメーションならエックス型(バッテン)にラインを引き、全体を4分割します。
そして、ゲーム形式の練習などを通じて、自分のゾーンに入ってくる選手を確実にマークするようにしましょう。

マークの受け渡しを確実にする

ゾーンディフェンスが上手くいくかどうかの鍵は、マークの受け渡しにあるといっても過言ではありません。
ラインを引いて行う練習の中で、自分のゾーンを超えていく選手に関しては、受け渡し先の選手とお互いに声を掛け合って、確実にマークの受け渡しが行えるように何度も練習しましょう。

自分のゾーンに相手選手がいない時の動き方を理解する

初心者が戸惑うのは、自分のゾーンに相手選手がいない時に、どのように動いたらいいのか、という点ではないでしょうか。
自分のゾーンに誰もいないということは、別のゾーンのどこかに複数の相手選手がいるということです。
そして、そのゾーンが自分よりも前(敵陣側)にある場合は、フォローにはいかず、自分のゾーンで、ボールに対して正しいポジションを取るようにします。
一方で、複数の相手選手が自分よりも後ろ(自陣ゴール側)のゾーンに入っている場合は、必ずそのゾーンのフォローに行かなければなりません。フットサルの大原則は「シュートを打たせない」です。ゴール前のリスクは、確実に排除しに行きましょう。

まとめ

フットサルのゾーンディフェンスについて見てきましたが、いかがでしたか?
自分の持ち場がはっきりしていて、個人の能力をチームで補うやり方なので、初心者の方にも適したシステムと言えます。
体力を温存して、それを攻撃に回すことができれば、きっとフットサルをエンジョイできますよ!

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<参考>

フットサルのディフェンスはマンツーマン? ゾーンディフェンス?(Futsal Life)

https://futsal-life.com/defense/man-to-man-and-zone-defense/

【図解あり】フットサル戦術練習の決定版!ディフェンスの動き方を徹底解説(とくブログ)

https://www.toku-blog.com/futsal-tactics-defense/#i

フットサルのゾーンディフェンスのやり方(大人の趣味探し趣味活ならファインドホビー)

http://findhobby.click/zone-defense/

ラインを意識する(フットサル練習ガイド~5つの上達ポイント)

https://www.futsal-practice.com/team/post-22.html

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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