2019/10/31 12:27 2722PV

フットサルのピヴォ完全ガイドブック【向上間違いなし】

フットサルで、常にチームの最前線に位置し、攻撃の起点となるポジション=ピヴォ。今回は、そんなピヴォの役割や動き方などをご紹介します。

今回ご紹介するピヴォは、ポルトガル語で「軸、中心」という意味で、フットサルでは文字通り攻撃面の軸となり、中心的な役割を果たすポジションです。
これからフットサルを始める方やフットサル初心者の中には、花形ポジションであるピヴォに興味を惹かれる方も少なくないのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、ピヴォの役割や求められる能力、スキルなどを見ていきます。

ピヴォの役割と動き方

ピヴォは、サッカーのフォワードに例えられることが多いので、〝点取り屋〟のイメージを持たれるかもしれません。もちろん、ゴールを奪うこともピヴォの役割の一つですが、実はそれだけではありません。ここでは、ピヴォの役割を中心に見ていきます。

得点

最もわかりやすい役割はゴールを奪うことです。ピヴォは、相手のゴールから最も近い位置にいるため、必然的にシュートを打つ機会が多くなります。
フィクソ・アラからのパスを確実にしとめる決定力や、こぼれ球に反応する隙のなさなどが求められることは言うまでもありません。

ポストプレー

ピヴォにとって、最も重要な役割はポストプレーと言っても過言ではありません。ピヴォは、相手ディフェンスを背負った状態でボールを受けることが多いので、自由にシュートを打たせてもらえることはほとんどありません。
そこで、自分を攻撃の起点とし、味方の選手にパスを出してシュートチャンスをつくったり、味方の選手が前線に上がってくるまでのタメをつくったりすることが、チーム戦術の中でとても重要な役割となります。

前線でのディフェンス

忘れがちなのがディフェンスとしての役割です。フットサルは、プレーヤーが5人しかいないため、サッカーよりも遥かに個々のディフェンス力が求められます。
そこで、敵陣でボールを奪われた瞬間に、ピヴォはディフェンスの起点となります。ピヴォがディフェンスとして機能することで、相手の攻撃を遅らせたり、前線でカットしてチャンスをつくったりすることが可能になります。

ピヴォに求められる能力

ピヴォに求められる能力は、前述した「ピヴォの役割」と密接に結びついています。ここでは、ピヴォの役割と関連付けながら、求められる能力を見ていきます。

得点能力

ゴールを奪う役割を担っている以上、得点能力は欠かせません。そして、得点を奪うためには、強くて正確なキック力、相手ディフェンスに競り負けないフィジカルやボールコントロール、こぼれ球に反応するスピードなどが求められます。

トラップ、キープ力

ポストプレーに必要なのは、正確なトラップとボールキープ力です。
正確なトラップには、ボールタッチの柔らかさが必要です。ワンタッチでボールの勢いを殺しつつ、自分の間合いにボールを置かなければなりません。
また、ボールキープ力には、相手ディフェンスに競り負けないフィジカルと、相手を背負いながらもボールを奪われないボールコントロールが欠かせません。

ディフェンス力

前線でのディフェンスを担う以上、ディフェンス力も欠かせません。相手からボールを奪う技術もさることながら、最も重要なのは、ボールを奪われた瞬間にディフェンスに回る攻守の切り替えの早さです。また、攻守を切り替えながら常に動き回るだけのスタミナも必要となります。

ディフェンスを背負ってキープする方法とプレー中に意識すること

フットサル ピヴォ

ピヴォは、相手ディフェンスを背負ってプレーすることが少なくありません。ここでは、後ろからの激しいプレッシャーにどのように対応するかを中心に見ていきます。

高い位置でボールを受ける

初心者にありがちなのは、ボールを迎えに行って、相手ゴールからどんどん離れてしまうことです。こうなると、シュートチャンスが遠のくばかりか、相手に前後を挟まれて狭いスペースでのプレーを強いられてしまいます。ボールを受けるときは、できるたけ高い位置をキープするように心がけましょう。

相手をしっかりブロックする

相手にボールを奪われないためには、相手とボールの間に自分の体を入れて、相手をしっかりブロックしましょう。このとき、ボールを触っている足の対角にある腕を使って相手の体を押さえること、膝を使って重心を低くすること、相手に体重をかけてバランスを取ることが重要です。

相手に対して体を斜めにする

相手に真後ろに付かれてしまうと、相手とボールとの距離が近くなり、ボールを奪われやすくなります。そこで、相手に対して体を斜めにして(半身に構えて)、相手に近い方の手でブロックしながら、相手から遠い方の足でボールをコントロールするようにしましょう。

ボールのもらい方のコツ

ボールのもらい方一つで次のプレーの選択肢が大きく変わってきます。ここでは、上手にボールをもらう方法を見ていきます。

マークを外す

相手に距離を詰められた状態でボールを受けると、なかなか自由にプレーさせてもらえません。逆に1mでも相手との距離があると、シュート、ドリブル、パスなど色々な選択肢が生まれ、有利な状態でプレーすることができます。ボールを受けるときは、中央からサイドに流れたり、右に動くと見せかけて左に動いたり、動き方を工夫してマークを外すことを意識しましょう。

動きながらボールを受ける

相手はこちらがトラップした瞬間を狙っているので、止まった状態でボールを受けると、格好の標的にされてしまいます。そこで、ボールは動きながら受けるように意識しましょう。そのためには、スペースに飛び込むタイミングや、味方の選手とのコミュニケーションなど、ボールのもらい方を常に工夫する必要があります。

ピヴォ練習方法

ピヴォのプレーを想定した練習には様々なものがありますが、ここでは、初心者にオススメの練習方法を3つ紹介します。

マークを外してボールを受ける

ピヴォ、ディフェンス、補助役の3人で練習します。ディフェンスにマークについてもらい、ピヴォはマークを外すために色々な動きを織り交ぜます。そしてマークを振り切ったら、補助役にパスコースを指示し、パスを出してもらってしっかり受け取ります。

ポストプレー

ピヴォ、ディフェンス、補助役の3人で練習します。ディフェンスにマークについてもらい、ピヴォは補助役からパスを受けます。この時、ディフェンスはボールを奪いに行き、ピヴォはボールを奪われないように3秒間キープします。同時に補助役は走り込み、ピヴォは3秒間ボールキープした後に補助役にパスを返し、補助役がシュートして終わります。

反転シュート

ピヴォ、ディフェンス、補助役の3人で練習します。ディフェンスにマークについてもらい、ピヴォは補助役からパスを受けます。そして、ディフェンスのマークを外してシュートを打ちます。ボールを受ける位置や角度などにバリエーションを持たせてやってみましょう。慣れてきたら、5秒以内にシュートとか、3タッチ以内にシュートなど、制約を持たせて行うとさらに実践的になります。

参考動画

この動画では、フットサルのピヴォについて解説されています。こちらもぜひご覧下さい。

まとめ

フットサルのポジションの中で、ピヴォに焦点を当てて見てきましたが、いかがでしたか?ピヴォには、フィジカルの強さとゴールへの執着心が必要とされています。ただ、こうして見てみると、強さばかりでなく俊敏性も必要だったり、自分でゴールを狙うだけでなく味方を活かすことも必要だったり、攻撃だけでなくディフェンスも必要だったりと、いろんな意味でバランス感覚が必要なポジションということがわかりますね!
簡単ではないけどやりがいのあるポジションなので、積極的に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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参考記事一覧

<参考>ピヴォにとってのポストプレーの役割(FUTSAL FREAK)

https://www.futsal-freak.com/tactics/position/pivo/pivo-post-play.html

<参考>フットサルのポジション「ピヴォ」の役割・動き方とは?(フットサルがうまくなりたい人のためのブログ)

http://pahirlan.com/?p=944

<参考>フットサルのポジションとその役割について(フットサルクラブFC ROMAN)

http://my-experience.net/fcroman/blog/

<参考>元サッカー 日本代表 城彰二が教えるサッカー「ポストプレーの極意」(YOUTUBE)

https://www.youtube.com/watch?v=1fazr3h79RQ&t=328s

YouTubeチャンネル『フットボルサラch

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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