2020/01/20 15:00 262PV

フットサルとサッカーの基本的な違いとは【ルールから戦術の違いまで】

フットサルのドリブル

フットサルを始める人もしくは、フットサルをしている人にサッカーとフットサルの違いについてまとめてみました。

似ているようで違う兄弟のような関係であるサッカーとフットサルについて比較してルール、戦術の観点から違いをまとめてみました。
サッカーの経験はあるけどフットサルは未経験でこれから始めてみたいという方は、サッカーというフィルターを通すことでフットサルを簡単に理解できるでしょう。

サッカーとフットサルのルールの違い

それでは、サッカーとフットサルのルールを比較して違いをまとめていきます。

ボール

サッカーでは、中学生以上のカテゴリーでは公式戦で5号球を使います。フットサルの公式球は4号球と同じ大きさで、小学生がサッカーで使用するサイズに近いです。
また、フットサルボールは綿が中に入っているためサッカーボールより弾みにくく、大きさの割に重いという特徴を持ちます。

コート、ゴールの大きさ

FIFA(国際サッカー連盟)によって、サッカーコートの大きさは、タッチラインの長さが90m~120m。
ゴールラインの長さが45m~90mと規定されています。
ワールドカップ、オリンピックといった国際試合の場合はタッチラインの長さが100m~110mでゴールラインの長さが64m~75mと定められていて日本での規定も国際試合に準じています。
フットサルコートは公式規定で40m×20mでおよそサッカーコートの9分の1の面積となります。
また、ゴールの大きさはサッカーが横幅7.32m高さ2.44m。
フットサルが横幅3m高さ2mとなっていて横幅が半分以下なのも大きな違いですね。

競技時間

サッカーの競技時間は前後半45分で1試合90分。
フットサルでは、前後半20分の40分で行われます。
フットサルの場合は、アウトプレーの際に時計が止まるプレーイングタイム方式で公式戦が行われるので試合の時間は40分の2倍程度になることが多いですね。
ちなみに、一般的なフットサル大会の場合はサッカーと同様に時計が止まらないランニングタイム方式で行われます。

イエローカードとレッドカードの違い

フットサルでは前後半それぞれ5回を超えるファウルが行われた場合、6回目のファウルからは第二ペナルティキックが与えられます。
また、イエローカードが警告で2枚でレッドカード、レッドカードが退場を意味するのは変わりないですが、フットサルの場合は退場して2分後か、ゴールを決められた場合に選手の補充が認めらるので代わりの選手を出場させることが出来ます。
ファウル数を多くするとデメリットがあるのでフットサルのほうが反則をすることに対して抑制的ですが、退場がもたらすデメリットは少ないという違いがありますね。

プレー再開方法

タッチラインでプレーを割った時にスローインでサッカーは再開しますが、フットサルではキックインで再開します。
セットプレーに関しても細かい違いがありますね。

4秒ルール・5mルール

セットプレーの際にフットサルでは4秒ルールがあり、ボールをセットしてから4秒以内にプレーを再開させないと相手ボールとなってしまいます。
フットサルは、この4秒ルールがあるのでサッカーと比べて試合が止まっている時間が少なく、展開が速いですね。
そのため、フットサルではプレーが切れてもすぐに再開できるように次のプレーへのイメージを切らしてはいけません。
また、相手は基本的にリスタートの際にはボールから5m距離を取る必要があります。
サッカーではフリーキックの際にボールから9,15m離れる必要があります。

ゴールクリアランス

ゴールラインを割った時にサッカーではゴールキックで試合を再開しますが、フットサルではボールが割った場所からスローインで再開します。
これをゴールクリアランスと呼びます。
ゴールクリアランスも4秒でリスタートする必要があります。

ファール・オフサイド

ファールの基準もフットサルとサッカーでは違います。
フットサルではサッカーで求められているスライディングタックル、ショルダーチャージがファウルとなりますのでボディコンタクトは少なくなるのが特徴です。
そのため、フットサルの方が安全性が高いといえますね。
また、サッカーにあるオフサイドがフットサルでは無いです。
そのため、ゴール前に飛び出してボールを引きだす動きが多く、ゴール前の攻防が頻繁に行われるので展開が速いですね。

バックパス

サッカーにもフットサルにもある「バックパス」は意味がかなり違います。
サッカーはキーパーにパスしたボールを手で扱ってはいけません。
フットサルではキーパが一度プレーに関与したボールは一度相手が触らない限り、キーパーにパスを戻すとバックパスとなります。
足でボールを扱ってもバックパスになるという部分はサッカーとの大きな違いとなっています。
サッカー経験者はフットサルを始めた時に最も犯しやすいミスがこのバックパスの勘違いです。
フットサルでは後方からの組立でゴールキーパーに戻すことが出来ないことは注意しましょう。

役割や戦術の違い

フットサル

サッカーとフットサルの戦術的な違いやゲームとしての特徴についてまとめていきます。
11人で行われるサッカーと5人で行われるフットサルは競技として当然違った性格があります。
フットサルの方がポジションが少ないので、シンプルで分かりやすく、戦術的にはフットサルの方が進んでいるといえるでしょう。

攻撃と守備の役割分担の違い

サッカーでは11人が広いコートで試合を行うためにポジションで攻撃と守備で役割が分かれている部分が大きいですが、フットサルは5人全員が攻撃と守備にかかわります。
フットサルではゴールキーパーが得点を決めたりアシストをしたりすることも珍しいことではないです。
サッカーと比較してフットサルは、攻撃の局面と守備の局面の入れ替わりが激しくて、全てのポジションで攻守に関わりが大きいといえますね。

技術的な特徴

フットサルはサッカーに比べて小さいスペースで行うのでフリーになりにくいことから、相手選手が近くにいる状況でボールを受けるスキルが必要となります。
1歩、2歩、相手から離れたタイミングでパスを受けてボールの置き所で相手選手の足が届かないようにするスキルが身につきますね。
また、シューズの裏に突起がないフットサルでは足の裏を使ったテクニックを多用するのも特徴です。
ネイマール選手や日本人では金崎夢生選手がフットサル出身の選手として有名ですが、どちらも足の裏を使ったプレーが上手いですね。
フットサル出身のサッカー選手がテクニックを武器にしている選手が多いことからも繊細なボールタッチを養うにはフットサルは効果的です。
そして、ゴールの横幅がフットサルは小さいのでシュートはコースを狙っても入りにくいです。
得点を取るためにはゴールキーパーの股間や脇の下などの隙を突いたり、タイミングを外したりシュートの際に駆け引きが必要となります。

まとめ

いかがでしたか?
今回はサッカーとフットサルの違いについてまとめてみました。
フットサルのほうが気軽に始めやすいという特徴があり、サッカーで培ったスキルはフットサルに応用がしやすく、その逆も同じです。
サッカー好きの方もフットサルをはじめてみるとサッカーの新しい見方を発見できるかもしれませんので、おすすめです。

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参考

フットサルとサッカーの基本的な違いと戦術的な違い(ピントル)

https://recreation.pintoru.com/futsal/difference-2/

フットサルとサッカーの1番の違いを分かりやすく解説しました!(GronG公式ブログ)

https://grong.jp/blog/futsal-soccer-difference#1

https://www.jfa.jp/documents/pdf/futsal/law_futsall.pdf

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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