2019/12/02 13:15 244PV

フットサルにおけるポジションとその役割について

この記事では、フットサルをこれから始めたいと思っている方やフットサルをしている方へ、フットサルのポジションと役割を解説します。フットサルを始めてみたいけど、サッカーとはちょっと違うし、よく分からないという方は多いんじゃないかと思います。そこで、フットサルにおける各ポジションの名前、役割を簡単にまとめていきます。

フットサルを始めるうえで難しい戦術などは覚える必要がありません!
ざっくりとそれぞれの役割についてイメージできれば、すぐにフットサルを楽しむことができるでしょう!

そこで、フットサルのポジションについてサッカーの例えも交えながら説明していきます。
フットサルとサッカーは兄弟のようなものなので、最初はサッカーに置き換えて解釈するのも良いと思いますし、11人でやるサッカーよりも5人でやるフットサルの方が当然シンプルです。

サッカーについてある程度わかっている方なら基本的なことはこの記事を読むだけで理解できますので、最後までご覧ください。

フットサルでの4つのポジションについて説明

サッカーのポジションは日本では英語で表現されますが、フットサルはポルトガル語で表現されます。

ポルトガル語で表現される理由はブラジルで盛んだったことです。また、船に例えて役割を表すのも特徴ですが、難しく考える必要はないのでそれぞれのポジションを簡単に紹介していきます。

フットサルは基本的にゴレイロ以外は4人でひし形を作るのが基本システムです。

ゴレイロ

ゴールキーパーをポルトガル語でゴレイロと言います。
意味はゴールキーパーと同じなので、サッカー出身者は気にせず「キーパー」と呼んだりします。
手を使ってゴールを守るポジションです。

ユニフォームが他の選手とは違いますし、キーパーグローブを着けるのも他のポジションにはない特徴ですね。

フィクソ

ポルトガル語で「舵取り」を意味します。ベッキと呼ばれることもあるポジション。
サッカーにおけるボランチは「舵」ですから、舵取りのフィクソは、その1列後ろから全体を支えるイメージのポジションですね。

ゴレイロの前に位置するポジションでひし形の後方に構える選手ですね。

アラ

ポルトガル語で「羽、翼」を意味します。
サイドに張って横幅をつくるというところが語源なのでアラは両サイドのポジションを指します。
ポルトガル語では左サイドをアラ・エスケルド、右サイドをアラ・ジレイトと呼ぶという説明が正しいですし、他のサイトではそのように紹介されることが多いです。

しかし、実際に日本では左アラ、右アラと呼ぶのが一般的なので両サイドのポジションは「アラ」ということだけ覚えておいてください。

ピヴォ

ピヴォはポルトガル語で「尖端」を意味します。
最前線からチームを牽引していく姿が船の一番前の部分に例えられています。
ひし形の前方のポジションで最も相手ゴールに近い位置取りをするポジションです。

最も得点を決める確率が高いポジションでもあります。

フットサルでのポジション別の試合中の役割と適性

フットサル

それでは、具体的にフットサルをプレーする上でのポジションごとの役割やどういったタイプに適性があるかをまとめてみます。
自分に合ったポジションでプレーしたほうが楽しいですし、性格やプレースタイルを自己分析しながらやってみたいポジションを見つけてください。

ゴレイロ

サッカーでのゴールキーパー経験者がやはり向いていますが、サッカーのゴールよりもフットサルのゴールは小さいので身長が高い必要はありません。
また、フットサルのコートが小さいことから至近距離のシュートも多いので動体視力が良く、シュートを怖がらない人に合っています。

最後尾で全体が見えるポジションなので指示を出す役割も求められます。
孤独を恐れずに大声で指示を飛ばし、精神的に動じないタイプがゴレイロ向きな人です。
また、フットサルは5人しかいないので、後方から攻撃を組み立てていくパスも求められますね。
やりたがる人が少ないポジションでもあるので、とにかく試合に出たいという人にもおすすめです。

(※ゴレイロについてはこちらの記事でも解説しています)

フィクソ

後方から攻撃のスイッチを入れ、守備では相手のピヴォを封じる役割を求められます。
ここでボールを失うと大ピンチなのでボールを持った際の落ち着き、キープ力も重要。
守備をしながらも攻撃に備えてボールを奪った瞬間に裏へのパスを出すと大チャンスになりますし、逆に攻撃しながらもボールを失ったあとの相手の攻撃の芽を摘む準備が必要です。
とくに後方のスペースを一人で管理するのでサイドの空いたスペースをカバーしながら中央へのパスコースを消す守備センスがあるフィクソは最高です。
また、たまにロングシュートを打つ機会もあるのでシュート力があると、さらに良いです。
というわけで、冷静沈着で全体が見えていて、一手先まで考えている頭脳派でありながら、自陣ゴール前での戦いを厭わないタイプがフィクソに向いています。

(※フィクソについてはこちらの記事でもご紹介しています)

アラ

攻撃では相手と1対1の駆け引きに勝ち、マークを外してボールを受けたり、ドリブルで1人抜くプレーが求められて、チャンスと見るやゴール前に侵入して得点を決めにいきます。
パスコースを作る動きが必要なポジションで縦に一度動いてから中に入っていったり、相手を動かしてから止まったり、周囲と連動したポジションチェンジからボールを受ける動きが特徴。
守備ではすぐに切り替えて対面する相手に仕事をさせないことが求められます。

攻撃時にはピヴォと守備時にはフィクソをサポートする役割ですね。
また、利き足と同サイドであれば縦へ、利き足と逆サイドであれば中央へ向かうプレースタイルとなります。
そのため運動量、スピード、ドリブルが重要なスキルとなりますね。

チームのために汗をかく献身性があり、1対1の駆け引きに勝つための勇気があり、相手の逆を取ったり、意外性のあることをするのが楽しいというタイプに向いています。

(※アラについてはこちらの記事でもご紹介しています)

ピヴォ

最前線で得点を取ることが最大の役割ですが
スペイン語ではサッカーのボランチのポジションのことをピボーテというのでサッカーにおけるボランチのような役割も求められて攻撃の起点となることも求められますね。

相手のフィクソを背負ったり、相手のひし形の間、外側のスペースに動いてボールを受けて相手の陣形をずれを見逃さずに前を向いている味方にパスを繋いで、さらにゴール前に動きなおすというポジション。
サッカーにおけるフォワードより役割が多くて、得点を取りたいというだけでは務まらないポジションともいえます。

ポストプレー、こぼれ球への予測力、ゴール前ファーサイドでシュートを流し込むオフザボールの動き出し、相手を背負いながらの反転シュート、キーパーの逆を突くシュートセンスが必要なスキルです。
また、守備時には一人目のディフェンダーとして相手の選択肢を切ることも要求されます。
目立つのが好きで、シュートを外しても気にしないような遠慮しないタイプが向いています。

(※ピヴォについてはこちらの記事でもご紹介しています)

まとめ

いかがでしたか?
フットサルにおける4つのポジションについてまとめてみました。
この記事を呼んでイメージが沸かなかったという方は、それぞれのポジションについては配置と名前だけ覚えてもらって5人でゴールを守ってゴールを奪うスポーツとして難しく考えずにとりあえずやってみることをおすすめします。
感覚を掴んでからもう一度ご覧いただくとよりフットサルへの理解が深まるかなと思いますし、動画投稿サイトにあるプロの動画を見るのも参考になるかと思います。

フットサル仲間をお探しの方

SPOTAS+の『サークル』では、多くのフットサルサークルが登録されています。ぜひこちらもご活用下さい。

参考

http://deradera.jp/2291.html

フットサルのポジションの名前と役割は?初心者はここから始めよう!(ニュース豆知識、基礎知識)

http://my-experience.net/fcroman/blog/magazine/position.html

フットサルのポジションとその役割について(FC ROMAN)

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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