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バスケのペネトレイト完全ガイド【コツや練習法も紹介】

バスケ

バスケットボール初心者の方におくるペネトレイトの詳細や重要性、上達するコツや練習方法などをご紹介しています。

バスケットボールのプレーでドリブルから相手ディフェンスを抜き去り、ゴールを決めるということはよく見る光景です。その中でもペネトレイトというプレーをご存知でしょうか?相手でフェンスを抜き去るだけではなく、その時の状況に応じて攻撃を展開するとても重要なプレーの1つです。今回はペネトレイトの重要性や上達するコツ、練習方法などをご紹介致します。

ペネトレイトとは?

ペネトレイトとは攻撃の流れを作る1つの戦術であります。
本来の意味としては「貫く」や「突き進む」という意味で、バスケットボールの用語としては「ディフェンスを突破する」ということで使われます。
それほど日本では馴染みのないペネトレイトという言葉ですが、アメリカのNBAなどでは頻繁に使われる言葉です。
戦術としては主にドリブルで相手ディフェンスを抜き、ゴールに向かって突き進む行為を言います。
ペネトレイトが決まると味方や観客の歓声を浴び、チームに勢いをつけることができます。
その為にはドリブル精度やスピード、テクニックなどが要求されるプレーで、日々の練習が欠かせません。

ペネトレイトの重要性とは

ペネトレイトは難易度が高いプレーであるために成立するといくつものメリットが生まれます。それだけに重要性が増し、ペネトレイトを頻繁に使用してシュートを決める選手はとても重宝されます。
高いドリブル技術、スピードや得点力がある選手をペネトレイターと呼びます。
ペネトレイターがチームにいるだけでそのチームは強く、ここぞという時などにはとても頼りになるプレイヤーの1人です。
ここではペネトレイトを成立することでの重要性を2つほどご紹介したいと思います。

チームが活性化する

ペネトレイトにより鋭いドリブルやパスが通り、シュートを華麗に決めるとチームどころか会場全体までもが盛り上がります。
盛り上がると試合の流れが自陣のチームに傾き、チームの活性化につながります。
試合の流れが悪いとペネトレイトを繰り出すチャンスです。
ピンチをチャンスに変えるプレーの1つでもあるのです。

相手へのダメージが絶大

ペネトレイトが成立すると相手へのダメージは絶大です。
相手からすると試合の流れを持っていかれたと同時に点も取られます。観客の視線は決めた方のチームにそそがれ、歓声をも持っていきます。
一旦離れた流れを取り戻すのはとても大変です。
それだけにとても重要なプレーになってくるのです。

ペネトレイトとドライブの違いは?

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ペネトレイトとドライブは同様なプレーと捉えられがちです。
確かにボールを持って相手ディフェンスと対抗する行為は同じです。
しかし、手段と目的が異なります。
ここではペネトレイトとドライブの主な違いをご紹介致します。
また、カットインも似たような意味で使われがちです。
カットインについてもご紹介致します。

狙いはオフェンスの展開

ペネトレイトとドライブの一番の違いはその後のオフェンスの展開を作り出す行為です。
ペネトレイトは繰り出した後、ディフェンスの体型や反応によってシュートやパス、ドリブルなどで相手ディフェンスを崩します。
一方ドライブは相手を抜いていくそのもののことを言います。
抜けなくてもドライブと言いますが、相手に対してドリブルをし、リングに向かっていくことを言います。
ペネトレイトはドリブルで相手を抜き去り、ゴールに突き進むとお伝えしましたが、相手陣形によってパスやシュートにもいけるのです。
ペネトレイトで得点をとったのと、ドライブで得点をとったのとでは意味が違ってくることが分かってきます。
ペネトレイトは1対1をしてディフェンスの陣形を崩す、ドライブは相手を抜き去る行為そのもののこと、ということで覚えておいて下さい。

カットインとの違い

似ている技術としてはカットインがあります。
しかし、カットインは容易に違いがわかります。
ボールを持って展開するペネトレイトやドライブに対し、カットインはボールを持っていない選手がリングに向かい走り込む行為を言います。
攻撃の途中には必ずリング下が空く瞬間が必ずあります。
その時にディフェンスの目をぬすんでリング下に入り、味方のパスを貰ってシュートやドリブルにいきます。
バスケットボールではカットインも非常に重宝される技術なので、是非練習してみて下さい。

 

ペネトレイトの上達のコツは?

ペネトレイトは決して練習なしではできるプレーではありません。
これまでにお伝えしてきましたように、個人の技術はもちろん味方との連携も必要となってきます。
それだけに「判断能力」、「状況確認」、「攻守の予測」などが大事となってきます。
これが分かりさえすれば成功率が格段に上がり、試合の流れを引き寄せることができます。
ここではペネトレイトの成功率を上げる上達のコツを2つ程ご紹介致します。
これをもとに練習をおこない、成功への第一歩へと導いて下さい。

相手ディフェンスの隙を見つけ、突破口を開いてすばやく仕掛ける

ペネトレイトは相手ディフェンスの隙から出たスペースを見つけることから始まります。
スペースこそが相手への弱点です。スペースを見つけ、狙い所が分かれば素早い攻撃を仕掛けましょう。
バスケットボールは一瞬でコートの状況が変わるスポーツです。少しでも遅れると、失敗して逆に相手へと流れを渡すことにもなりかねます。
素早くスペースを見つけ、状況判断をし、素早い攻撃を仕掛けるように心掛けて下さい。

周りの選手の状況を予測する

ペネトレイトは個人技だけでは上手く成立しません。
周りの選手の行動を予測し、その状況に応じてプレー内容が変わってきます。
ですので自分の動きや味方の選手の動きはもちろん、相手の選手の動きも予測してプレーするようにして下さい。
周囲を確認し、不利にならない状況を作るのもペネトレイターの技術です。
一流のペネトレイターになるにはコート上の選手の動きを予測して、スペースを作り、そのスペースにペネトレイトします。
周りの選手の動き、状況、スペースなどを確認する練習をするようにして下さい。

ペネトレイトの練習方法

ペネトレイトは個人技のパスやドリブル、シュートも必要となってきますが、相手ディフェンスがいる中での練習も欠かせません。
練習としては1対1の状況の場合と、複数人の場合でおこなう練習があります。
まず始めに1対1で相手デェフェンスを抜く練習をし、その後に抜いた後の展開を複数人でおこなう練習が必要です。
練習の例を順を追って1つご紹介致します。
1、1対1の状況を作る
2、その状況からシュートにいくか、ドリブルにいくかを判断する(リングまでの距離が短いほど抜くのが難易)
3、ドリブルをして、抜いた後の状況から次のプレーを判断する(この時は味方選手も相手選手も複数人いる)
4、その状況からスペースや味方選手を確認し、そのままドリブルで突き進めるか、パスをするかを判断してプレーをする。

まとめ

今回はバスケのペネトレイト完全ガイド【コツや練習法も紹介】をご紹介してきました。
ペネトレイトは難易度が高く、ドライブやカットインとは違ってオフェンスの展開を作るのが目的であるということが分かってくれたかと思います。
一度成立すると試合の流れは変わり、会場の視線や歓声を集めるとても華のあるプレーです。
この記事を読んでくれた皆さんも日々練習を積み重ね、一流のペネトレイターになってくれることを期待しています。

参考記事

バスケの「ペネトレイト」と「ドライブ」の違いを理解しよう!(Spopedia)

【バスケット】ペネトレイトとは?意味・コツ!練習方法も!(Lene up)
ペネトレイト(バスケ)とドライブの違い!バスケ選手がコツを伝授します!(Spoズパ)
バスケット選手なら知っておきたい相手を崩すためのペネトレイトとは(ゴールドメダル.Jp)
バスケの用語がわからない!ペネトレイトってなに?(調整さん with)
この記事の記者紹介
スポタス編集部

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バスケの各ポジションを徹底解説【求められるスキルとは】 〜自分のポジションの役割を理解して動こう!〜

バスケットボールにおける5つのポジションについて、どんなプレーが求められているのかを解説しています。 ポジション(position)には、「場所、位置」という意味があります。野球のポジションは、ピッチャーやキャッチャー、ショート、セカンド、センターなど守る位置によって決まっています。野球の場合、それぞれ一人しかそのポジションになれません(ショートだった選手がピッチャーになることはできますが)。 一方、サッカーも守る位置でおおよそのポジションが決まっています。フォワード(FW)、ミッドフィルダー(MF)、ディフェンダー(DF)、ゴールキーパー(GK)です。サッカーの場合、キーパーは一人しかできませんが、チームの戦術によってFW・MF・DFの人数は変えられます。守備的な戦術であれば、FWを少なく、DFを多くしたり、攻撃的な戦術であれば、FWを多くしたりできます。 バスケットボールは、どちらかというとサッカーに近いですね。バスケットボールは1チームで5人がコートに立つスポーツですので、基本的にはポイントガード(PG)、シューティングガード(SG)、スモールフォワード(SF)、パワーフォワード(PF)、センター(C)という5つのポジションに分けられています。 また、ポジションを番号で呼んだりもします。野球でいうと、守る位置によって番号が振り分けられていますよね。例えば、ピッチャーが1番、ファーストが3番、レフトが7番といった具合です。バスケットでは、PGが1番、SGが2番、SFが3番、PFが4番、Cが5番となっています。 そして、バスケットボールもサッカー同様に、戦術によってポイントガードを2人にしたり、大きい選手がいないチーム事情によってセンターなしで戦ったり、ある程度、柔軟にポジションに対応するスポーツです。 ポジションについて、名前や番号を言われてもピンと来ないかもしれません。そこで、イメージしやすいように、漫画『スラムダンク』の湘北高校の選手で説明したいと思います。 ポイントガード(PG・1番)は宮城リョータです。シューティングガード(SG・2番)は三井寿、スモールフォワード(SF)に流川楓が入り、パワーフォワード(PF)が桜木花道で、そしてセンター(C)が赤木剛憲です。 各ポジションの役割 次は、それぞれのポジションの役割を説明していきましょう。まず大まかに、インサイドを仕事場の中心とするポジションと、アウトサイドを仕事場の中心とするポジションの2つに分けられます。1〜3番が後者、4、5番が前者です。 【インサイド】 まず、インサイドのポジションから説明していきたいと思います。そもそも「インサイド」とは何を意味するのでしょうか。バスケットボールにおいては、ペイントエリア(制限区域)の中をインサイドと理解しておけば間違いありません。 ゴールに近いエリアで、NBAなどでは色が塗られていることから、“ペイントエリア”と呼ばれています。オフェンスの選手は、その制限区域の中に3秒以上いてはいけません。3秒いるとヴァイオレーションとなってしまいます(細かいルールが決められていますが、ここでは割愛します)。 要するに、ゴールに近いエリアですから、シュートが成功する確率が高いのです。そんなオフェンス有利のエリアに、背の高い選手がずっといられたらディフェンスはたまりませんよね。なので、インサイドの選手は、攻撃時でも守備時でも、この3秒ルールをしっかりと頭に入れて、うまく付き合いながらプレーしなければなりません。 また、ペイントエリアはよく、「戦場」と比喩されます。基本はボディコンタクトがダメなバスケットボールにあって、ペイントエリアでは“肉弾戦”が行われ、体を張ったプレーが求められます。シュート、スクリーン、スクリーンアウト、リバウンド争い、シュートブロックといったプレーが行われるエリアです。 パワーフォワード(4番) PFは、先にスラムダンクの登場人物で説明したように、桜木花道が担うポジションです。背の高い選手で、接触プレーをいとわないフィジカルの強い選手が担うポジションと言えます。 <こんなプレイが求められます> ・リバウンド(スクリーンアウト) ・ポストでのプレイ ・ブロックショット ・ペイントエリアを少し出たあたりからのミドルシュート ・センターやアウトサイドの選手にスクリーンをかけること このポジションは、インサイドとして分けられていますが、近年のバスケットボールにおいては、アウトサイドでプレーする能力が求められています。スペインをはじめとする欧州のチームには、PFだろうが、Cだろうが、スリーポイントシュートをバンバン決めてくる選手が本当にたくさんいます。背が高いということが、シュートを打つ場面では完全な優位となるからです。背の高い選手がアウトサイドシュートを得意としたら、止めることが難しくなります。 センター(5番) Cは、スラムダンクの登場人物で言うところの赤木が担っていたポジションです。PF同様、背の高い選手で、接触プレーをいとわないフィジカルの強い選手が担うポジションです。 <こんなプレイが求められます> ・リバウンド(スクリーンアウト) ・ポストでのプレイ(ディフェンスをかわすステップワーク) ・ブロックショット ・ペイントエリアを少し出たあたりからのミドルシュート ・アウトサイドの選手にスクリーンをかけること 求められるプレーもPFと同じような感じですが、センターに最も求められるのはゴール下での堅実なプレーです。シュートを外さない、リバウンドを確実に取るといったことです。さらに、ディフェンスを背負ってのポストプレーで、相手をかわすステップワークは必須です。縦足、スピンムーブ、ステップバック、フックシュートなど、スキルの種類が多いセンターほど優秀と言えます。 スラムダンクでは、湘北の絶対的存在だった赤木のステップワークが、山王工業の河田には通用せず、チームの勢いを止めてしまうシーンがありました。ダンクができる選手も多いセンターですが、どちらかというと派手なプレーではなく、堅実なプレーが求められるポジションと言えます。 【アウトサイド】 続いて、アウトサイドのポジションです。アウトサイドは、インサイドの逆になるので、ペイントエリア(制限区域)以外のエリアをアウトサイドと理解しておけば間違いないでしょう。アウトサイドの中でも、スリーポイントラインの内側で制限区域の外のエリアを「ペリメーター」と呼びます。 ポイントガード(1番) 宮城リョータのポジションです。スピードがあり、ドリブルが上手い選手が多いポジションです。 <こんなプレイが求められます> ・ゲームメイク力 ・ドリブル技術 ・広い視野 ・ディフェンス力 ・パスセンス ・外角からのシュート オフェンス時、ボールを運び、どういった戦術でゴールを奪うかコート上で考えるのがポイントガードです。いわゆる司令塔です。相手がバックコートから当たってきたらドリブルで抜いたり、パスでかわしたりすることも求められます。特にパスセンスがないと厳しいポジションです。得点力は、あればなお良いというレベルです。他に得点能力の高い選手がいれば、その選手にパスができれば良いのです。 シューティングガード(2番) バスケットボールの花形ポジションと言われるのがシューティングガードで、スラムダンクでは三井寿でした。 <こんなプレイが求められます> ・外角からのシュート ・ドリブル技術(ペネトレイトできる技術) ・広い視野(パスセンス) ・ディフェンス力 ・ゲームメイク力 バスケットボールは得点を奪い合うスポーツで、得点がたくさん入る競技です。シュートを入れるシーンが最もエキサイトします。そうなると、シュートを打つことが仕事のポジションであるSGが、花形ポジションであることも理解できるかと思います。また、マッチアップするのは相手のSGであることが普通です。となると、相手のシュートを抑えるディフェンス力も求められます。このポジションで有名なマイケル・ジョーダンは、ディフェンスでもすごかったというのをご存知でしょうか。その証拠に、NBAのディフェンシブ1stチームに何度も選出されました。 スモールフォワード(3番) 最後に、スモールフォワードですが、流川楓のポジションです。5人の中で中間の3番目である通り、インサイドでもアウトサイドでもプレーすることが求められるポジションです。 <こんなプレイが求められます> ・内外問わず、得点すること ・広い視野(パスセンス) ・ディフェンス力 ・ゲームメイク力 ・リバウンド いわゆるオールラウンダーと呼ばれる選手が、この3番ポジションに多いことが理解できるかと思います。中でも外でも得点することが求められます。ディフェンスもしかりです。パワーとスキルと両方が備わった選手がぴったりだと思います。 まとめ あなたは、どこのポジションですか? 背が低いからガード? そうではなく、求められるプレーに対して、できることが多いポジションをやるようにしてください。そのためには、自分がどういったプレーを得意とするのかを把握しておく必要があります。その上で、できないことをできるように心がけてください。 参考記事一覧 【完全保存版】バスケのポジション5つの役割を徹底解説!(考えるバスケットの会) https://考えるバスケットの会.com/position/