2019/11/15 15:00 311PV

【バスケ】1on1の攻略法を大公開。これで試合を有利に進めよう。

バスケットボールは、5人や3人がコートでプレーするチームスポーツです。しかし、1対1すなわち「1on1」で勝負ができることが前提です。そこでこの記事では1on1での勝つためのコツから練習法まで解説していきます

バスケットボール選手に必要なスキルのひとつに「1on1」があります。では、どのようにすれば優位にできるのでしょうか?検証してみましょう。

1on1で意識しないといけないことは

駆け引きを意識する

バスケットボールというスポーツは、相手がいないと始まりません。コートに自分以外のプレイヤーが4人、敵チームに5人、5人制バスケでは述べ10人がコート上に立ちます。守備側がエリアを決めて守備をするゾーンディフェンスを敷かない限り、攻撃側、守備側それぞれ1人ずつ向かい合ってプレーをします。この段階で1on1の形式になります。

では、守備側の選手が目の前についたとき、ボールを持っているあなたは何を考えないといけないでしょうか。ドリブル?誰かにパス?リングに向かってアタック?様々なことを考えますね。当然、相手の選手もあなたが何をしてくるのか考えます。あなたがAを考えるとした場合、相手もあなたがAをするだろうと考えて、対策をしてきます。相手が対策することを想定して、あなたはAではなくBを選択することも考えられます。このように「駆け引き」を意識することが大切になります。

駆け引きで優位に立つためには?

駆け引きであなたが優位に立つためには、どうすればよいでしょうか?それはできることを増やしておく。つまり「引き出しの多さ」に尽きます。あなたの得意なプレーが「ドリブル」だとしましょう。マッチアップする選手は、あなたの得意なプレー「ドリブル」に集中します。マッチアップする選手側から考えた場合、あなたの「ドリブル」に集中しておけば、ボールを奪うことも容易になり、攻撃権を獲得しやすくなります。

では、あなたが「ボールハンドリングも巧みで、様々なアイディアで味方にパスができて、ステップバックからのアウトサイドシュートを確実に沈め、時にはリングに突っ込んでダブルクラッチもできる選手」であれば、相手としてはどう思うでしょう?あなたの引き出しの多さにびっくりして、相手とすればAもBも、AB両方ともとか、考えないといけないことが山のようになります。つまり引き出しの多さは、プレーの選択肢に幅ができて、相手に対して、より高度な駆け引きに繋がります。

効果的なボールのもらい方とは

ミドルシュートを打つ

バスケットボールは点を取り合うスポーツです。自分たちが如何に得点できるか、相手に対して如何に得点をさせないかが大事になります。自チーム目線で言えば、得点を重ねるためにはどうすればよいかを考えないといけません。

得点を重ねる方法は何でしょうか?それはたった一つ「シュート」を打つこと。それも「ミドルシュート」を打つことです。マッチアップする選手がいない中で、リングに向かって走り、レイアップシュートを入れていくという方法もありますが、いつもそういう場面を演出できるとは限りません。ゴールから離れた位置で「ミドルシュート」を狙えるかが大事になります。

効果的にミドルシュートを打つために必要なパスのもらい方

では、どのようにすればミドルシュートを打てるのか。シュートを打つための動作は、ドリブルやパスとは違います。相手がマッチアップする中で、ドリブルは相手を見ながらコントロールはできますし、それが難しくなれば味方にパスをすれば良いのです。

ミドルシュートを打つことに関しては、自らドリブルを突きながらシュート、味方からのパスを受けてシュート、大きく2つに分けられます。ボールハンドリングが巧みであれば、前者でも十分に通用しますが、味方からパスを受けてシュートを放つ方が簡単です。

では、効果的にミドルシュートを打つためには、どのように味方からパスをもらうべきでしょうか。ミドルシュートは、ノーマークで放てば決定率も向上します。一方で、相手選手の密着マークを受けながらミドルシュートを放てば、相手選手のプレッシャーもあるので、決定率が下がります。これらを総合すると、自分でフリーな状況を作った上で、味方のパスから「ミドルシュート」に持ち込めるかが重要になります。

味方からのパスをただ待っているようであれば、常に相手からのマークを受けているので、ノーマークでミドルシュートを放つことは難しくなります。ノーマークをどのように作っていくか?それは自分から空いているスペースに走り、味方からボールをもらいに行くことです。自分が空いているスペースに向かう間に、味方があなたのマークマンの進路をふさぐ動き(スクリーン)をして、フリーな状況をアシストしてくれることもありますので、積極的に自分から動いて、フリーな状況になるような位置でパスをもらえるようにしてみましょう。

ディフェンスとのタイミングのずれの作り方

ディフェンスのずれを作るとは?

「ディフェンスのずれを作る」という言葉を聞いたことがありますか?バスケットボールの解説者が良く使う言葉ですか、どのような意味を指しているのでしょうか?

2対2の場面を想定すると、あなたについている選手をAとして、あなたと同じチームの選手についている選手をBとします。あなたがAを振り切って、フリーになりシュートを打とうした場合、Bはあなたに得点をさせまいと、シュートを止めるためにあなたを止めにかかります。この時点で、味方の選手には対しては誰も守備をしていないことになり、2対1という状況になります。

つまりAをあなたが振り切ったことで、Bはあなたの守備をせざるを得ないことになり、この状況が「ディフェンスのずれ」を意味します。

どのように「ディフェンスのずれ」を作るのか?

方法として効果的なのが、「スクリーン」を作ることです。オーソドックスな一例として「ピック&ロール」を紹介しましょう。先程と同じように2対2で考えていきます。あなたの守備をする選手をCとしましょう。そしてあなたの味方選手をDとすると、Dはあなたをフリーにさせるために、Cの動きを止めるプレーを選択します。Cの動きを止めるために、壁になる「スクリーン」をセットします。壁で止められたCを横目に、あなたはフリーな状況となり、今度はDと二人で、Dの守備をしていた選手と2対1の形式を作ります。数的優位になったあなたのペアは、シュートを打てる場面を作ることができ、得点確率も上がっていきます。
(スクリーンについてはこちらの記事もご参照下さい:バスケはスクリーン活用で得点力大幅UP~オフェンスで基本となる必須スキルを習得しよう~

1on1に効果的な練習法

バスケ 1対1

ハンドリング練習

これまでの説明からも、如何に数的優位を演出するかが大事になっていきます。数的優位とするためには、様々なテクニックが必要です。その一つがハンドリング。あなたはドリブルをしながら、様々な状況判断を求められます。

最初に重要なことは「細かくドリブルを突くこと」です。手先にボールの感覚を身に着けさせることができれば、ボールを見なくてもボールコントロールをすることができます。フロントチェンジやレッグスルー、ビハインドチェンジをそれぞれ20回程度行うと良いです。

あとは「正しい姿勢」をキープすることです。姿勢が良くないと、相手の守備に負けてしまい、効率も落ちるからです。

ドリブルのテクニックを増やす

もちろん基本は大事という前提ですが、テクニックのパターンを増やすと、引き出しも増えるので効果的です。

左に行くと見せかけて、右や後ろなど、サッカーで言う「フェイント」を仕掛けるようなテクニックです。これを「クロスオーバー」と呼びます。大きく揺さぶることで、マークマンを振り切ることができます。

そして「ユーロステップ」です。左から右、右から左などのジグザグでステップを踏むことで、相手を交わしながらフリーな状況を作り、シュートの体制に持ち込むことができます。

参考動画

この動画では、バスケの1on1で楽にポイントを取るコツや練習法について解説されています。こちらもぜひご覧下さい。

まとめ

今回は「1on1で勝つ方法」を中心にお届けしました。バスケットボールはチームスポーツでありながら、1対1の強さも要求されます。1対1に勝つためには、如何に自分優位でミドルシュートを打つ場面を作れるか、そのためにはどのようにパスを受けるかが重要です。もちろんその場面を作るためには、テクニックも大事ですね。

「自分がフリーな状況になってシュートを打つ」という目標を達成するためにはどうするべきか?常にそれを考えることで、得点確率が向上しチームの勝利にもつながります。ぜひ実践してみてください。

〈参考〉

バスケの1on1の抜き方とは?コツはズレと緩急と駆け引きにある!(NBAクエスト)

https://nba-quest.com/1on1/

Bリーグ初心者講座その3 ズレを作るってなんだ??(B.LEAGUE ANALYTICS)

http://bleagueanalytics.sub.jp/%E5%88%9D%E5%BF%83%E8%80%85%E8%AC%9B%E5%BA%A7/covering_deffence

バスケでオフェンス力を劇的に上げるハンドリング練習まとめ(HOOPJAPANBASKETBALLMEDIA)

http://hoops-japan.com/%E7%88%86%E7%99%BA%E7%9A%84%E3%81%AA%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B9%E5%8A%9B%E3%82%92%E8%BA%AB%E3%81%AB%E4%BB%98%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89/

バスケの1on1で圧倒的に優位に立つための攻め方とテクニック(ゴールドメダル.jp)

http://gold-medal.jp/casemodel/technique-of-1on1#i-12

YouTubeチャンネル『中川直之考えるバスケットの会

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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バスケのリバウンドを制するものはゲームを制す【勝ち方から練習法まで】

この記事ではリバウンドの重要性、リバウンドの勝ち方や練習法をわかりやすく解説します。 「リバウンドを制するチームが試合を制する」。これはバスケットボールにおいて、よく言われるセオリーです。なぜ、そんなに重要なのか。そして、どのようにすればリバウンドに勝てるのか解説していきましょう。 リバウンドで勝つ重要性 シュートは半分以上が失敗する バスケットボールの最高峰・NBA選手のシュート成功率はどれくらいかご存知でしょうか。7割? 8割? いやいや、なんと5割を切ります。半分以上は失敗しているんです。10本打ったら5本は外れる計算です。 では、外れたシュートはどうなるのか。そのままコートの外に出てしまうこともありますが、敵、もしくは味方にリバウンドとして取られることがほとんどです。この「リバウンド」。これがバスケットボールでは非常に重要なんです。 シュートが外れると(インボールであれば)どちらのボールでもない状態になります。そのボールを味方、敵のどちらが取るかで戦況は大きく変わります。味方が取れば再び得点チャンスが生まれ、敵が取ると得点チャンスが失われ、守備に回らなければなりません。 どれくらい効果のあるプレイなのか では、1試合にどれくらいシュートが打たれるのかというと、日本のBリーグでおおよそ1チーム70本ほどです。そのうちの半分が外れるとして35本です。35本は、どちらのボールでもない状態になるんです。これを、いかにマイボールとするか。ここが勝敗の分かれ目と言っても過言ではありません。 漫画『スラムダンク』では、安西先生が桜木にリバウンドの重要性を教えます。ディフェンスリバウンドを取ると、相手の得点チャンスを奪い(マイナス2点)、味方の得点チャンスが生まれる(プラス2点)、それはプラス4点の働きだと。リバウンドは3点シュートよりも1点多い、効果の高いプレイなんです。 リバウンドが得点する機会を増やす バスケットボールは得点を取り合うスポーツです。最後に1点でも多かったチームの勝ちとなります。前述したように、シュートの半分は失敗します。ということは、攻撃回数を多くしなければ得点がたくさん入らないことは、お分かりいただけるかと思います。 攻撃回数を増やすために重要となるのが「リバウンド」。守備のときにリバウンドを取れば攻撃に移れます。攻撃のときにリバウンドを取れば、再び得点する機会が得られます。リバウンドは得点につながる重要なプレイなんです。「リバウンドを制するチームが試合を制する」の意味がお分かりになったかと思います。 リバウンドで意識するコツと勝ちやすくする方法 まずは相手をゴールに近づけさせない では、リバウンドを取るにはどうすればいいのか。意識することは、「相手よりもゴールに近い位置をキープする」ということです。 守っている間は、基本的に相手(オフェンス)よりもゴールに近い位置にいます。相手がシュートを打ったら、その位置関係をキープできるとリバウンドが取りやすくなります。 ただ、相手(オフェンス)もシュートが外れた場合はリバウンドを取りに来ます。ゴールに近い位置に入って来ようとします。それを阻止するプレイを「ブロックアウト」と言います。(「ボックスアウト」「スクリーンアウト」とも言います。)これは、自分よりもゴールに近い位置に相手(オフェンス)が入らないようにブロックすることです。 基本のブロックアウトは、シュートが打たれたら自分のマークマンとの間合いを詰め、ゴールに向いて背面を使って、中に入って来ようとする相手(オフェンス)をブロックします。このとき手を使って相手を押さえたりするとファールを取られることもあるので注意してください。 相手を背にするということは、シュートの行方は見やすくなる半面、相手の動きが見えなくなります。右側から中に入って来ようとして右側を押さえると、左側からすっと入って来ようとするなど、駆け引きが行われます。 そこで、相手と正対したままブロックアウトする方法もあります。相手の動きが見えるので駆け引きには有利になります。ところが、シュートの行方は見えませんので、リバウンドを取らなくなる可能性もあります。 しかし、ここで重要なのは、“相手をゴールに近づけさせない”ということです。リバウンドを取るのは、その後です。もし自分がリバウンドを取らなくても、味方が取ってくれれば問題ないからです。 「外れたシュートが落ちてきてボールがコートに付いてからボールを取りに行け」とよく言われます。 5人全員がやらないと意味がない そして、次に大事なのが、「全員がブロックアウトをする」ということです。4人がブロックアウトしていても、1人がブロックアウトをさぼると、その相手がリバウンドを取ってしまいます。5人全員がブロックアウトし、ゴールに近いエリアに相手を入れさせなければ、リバウンドは誰かが取ってくれます。 せっかく暖房を使って部屋を暖めていても、窓にすき間が空いていると外から寒い空気や風が入ってきてしまい、寒くなってしまいますよね。ディフェンスが「窓」で、ブロックアウトが「暖房」です。どこか1カ所でも窓(ディフェンス)にすき間があると、暖房(ブロックアウト)が効かなくなってしまうんです。5カ所すべての窓(ディフェンス)が閉まっていると、暖房(ブロックアウト)が効いて部屋が暖かくなるんですね。 リバウンドに向かう意識が大事 ただ、相手も黙ってブロックアウトされたままでいることはまずあり得ません。何とかゴールに近い位置に侵入して来ようとします。 そうなると、相手よりも早くリバウンドを取る必要があります。相手よりも早く、そして高くジャンプできれば、リバウンドは取れます。 ここで重要なのが、相手よりも遅くなってしまったり高くジャンプできなかったりして結果的にボールに触れなかったとしても、とにかく「相手とリバウンドを競る」ということです。これが非常に大事になります。 たとえ自分がリバウンドを取れなくても相手と競ることで体が接触し、相手の体勢が崩れてリバウンドをキャッチできなくなるかもしれません。相手がファンブルしてボールをコートの外に出してしまうかもしれません。 そうすると、結果的にマイボールになります。たとえ、自分がボールに触れなかったとしても。 だから、とにかくリバウンドに向かう意識、相手と競る意識、これを持つことです。ただし、競り過ぎてファールにならないように気を付けてください。 それから、リバウンドを取った後で一番重要なことは、「キャッチしたボールを下げない」ということです。ゴールに近いエリアは人が密集しています。ボールを下げると、はじかれたり、奪われたりする危険性があります。リバウンドを取ってもボールを下げない。これは鉄則です。 リバウンドの練習法 1人でやるリバウンド練習 自分で頭上にボールを投げて、ジャンプしてなるべく高い位置でキャッチする。これは、ブロックアウトではなく、ジャンプしてキャッチする練習です。とにかく、高い位置でキャッチする意識を持ってください。 次は、ボールをバックボードに当て、跳ね返ったボールをジャンプしてキャッチする。同様に、高い位置でキャッチする意識です。それと、キャッチした後にボールを下げないことも意識してください。 2人でやるリバウンド練習 まずはボールなしで2人1組でやる練習です。これは背中、肩を使って押し合います。お互いにブロックし合うイメージです。ゴール下は人が密集していますので、接触することが多いエリアです。接触に慣れるという意味もあります。 次に、ボールを使った2人1組でやる練習です。センターサークルの真ん中にボールを置き、オフェンスとディフェンスに分かれてボールを取り合う練習です。オフェンスはボールを取ろうとし、ディフェンスはそれをブロックアウトします。ディフェンスはボールを取ろうとせず、とにかくブロックアウトすることを意識してください。 最後に、より実践に近い状態で、2人1組でやる練習です。ディフェンスがオフェンスにパスを出し、オフェンスはシュートを打つ。ディフェンスはシュートを邪魔しに行き、シュートを打たれたらブロックアウトする。オフェンスのシュート練習と、ディフェンスのブロックアウト練習を同時にやる練習です。 参考動画 この動画では、バスケのリバウンドのコツと練習方法について解説されています。こちらもぜひご覧下さい。 まとめ シュートが外れた状態は、どちらのボールでもない、「空中にあるルーズボール」と表現できるかもしれません。それをいかにマイボールとするか、これが攻撃回数に直結し、得点力に影響します。点を取り合うスポーツのバスケットボールにあって、リバウンドの重要性がお分かりいただけたかと思います。 そして、リバウンドは好不調の波に左右されません。リバウンドに向かうことは誰でもできることです。5人がどれだけ徹底できるか、それでリバウンドの数が決まってきます。ブロックアウトの意識を徹底できるチームが勝てるチームなんです。 バスケ仲間をお探しの方 SPOTAS+の『サークル』では、多くのバスケサークルが登録されています。ぜひこちらもご活用下さい。 <参考> 『考える力を伸ばす! バスケットボール練習メニュー200』(日立サンロッカーズ ヘッドコーチ 小野秀二 著)