2019/09/10 16:11 28PV

バドミントンのガットの貼り方を徹底解説

バドミントン

バドミントン初心者や初級者の方のために、ガットの張り方を解説しています。この記事を読むことで、ガットに対する理解を含め、自分でガットが貼れるようになると幸いです。

バドミントンをプレイするなかで、カットが破れたり、切れたりすることがあります。その際に自分でカットが、張れるとメンテナンスのコストが抑えられるだけでなく、自分に合ったガット選びの幅も広がります。
本記事では自分でガットを張る必要性、ガットの種類、ガットの張り方を解説しています。

自分でガットを張るメリット

ガットを自分で張るメリットは多数あります。
まず第1に、張り代がかからないこと、2つ目はガット代が安くなること、3つ目は好きなガットを選べること、4つ目はガットを貼る練習になること、5つ目は張り具合をを変えられること。が挙げられます。
それぞれ解説していきますので、ガットを自分で張るメリットを正しく理解しましょう。

張り代がかからない

ガットを自分で張ると当然のことながらガット代だけで済みます。
ところが、お店などに持っていくと、張り代と呼ばれる工賃がかかります。工賃は2000円位かかるので、1度だけならまだしも、何回も持っていくと金額が大きくなります。自分で張ることを覚えることで、この工賃をカットできます。
ガットは早いと1回毎交換しなければならないので、その度にお店に持っていっては、金額が大きくなってしまいます。なので、できれば自分で張れるようにしましょう。

ガット代が安くなる

ガットが安くなる点について説明します。なぜ自分で張り替えると安くなるのか。それは、お店などに持っていった場合、ガットは必要な分使われます。同じ金額で必要な分しか、ガットが手に入りません。しかし自分でガットを張り替える場合、長めのガットを購入し、必要な分カットするので、それ以外の部分は予備用として持っておけます。ガットは長めに巻いてあるので、自分で買った方が非常に経済的です。

好きなガットを選べる

続いて好きなガットを選べる点について説明します。お店などに持っていくと、店に置いてあるガットしか張替えに使ってもらえません。
さらに、ネットなどで自分でガットを購入し持って行った場合、張替え料が余計に取られる可能性があります。
しかし、自分で張り替える場合ガットの種類は問われません。当然余計な費用もかかりません。好きなガットを好きなように貼ることができます。お店で品切れでも、ネットでは買えるパターンも多いので、好きなカットを使いたい方は張れるようにマスターしましょう。

練習になる

続いて練習になる点についてです。当たり前ですが、カットを何回も張り替えてるうちにガットを張り替えるのが上手くなります。
当然のことのように思いますが、このことは非常に役に立ちます。例えば試合の最中にガットが切れ、次の試合までに貼り替えなければならない場合でも、応急処置的に対応できるようになります。このようにガットの張替えは非常事態でも役に立つ、バドミントンをする上で覚えておくと便利な技術です。

張り具合を変えられる

続いて張り具合を変えられることについてです。ガットの張り具合によってシャトルの飛び方に影響が出ます。ピンと張ると、シャトルは勢いよく飛びますが、デメリットとしてカットが切れやすくなります。
反対に、少し緩めだと、シャトルの勢いが弱まりますが、前に落としたりドロップを打ったりする場合には役に立ちます。また緩めの場合は、ガットが切れづらくなります。
このように使い勝手やプレイヤーのスタイルによって張り具合を変えられるのも自分でガットを張るメリットの一つです。

ガットの種類

ガット

続いてガットの種類についてみていきます。ガットには様々な分け方があるので、自分好みのものを見つけてみましょう。

糸の太さによる分け方

ガットの種類分けの中で最もポピュラーな分け方が、ガットの糸の太さによるものです。ガットの太さは耐久度に多く影響します。太いガットは、耐久度が高く、切れにくいのです。反対にガットが細いと、耐久力が弱く、切れやすくなります。
ただし、これはあくまで耐久面という観点から見た場合で、細いガットだと、反発力が上がるのでスピードが出やすくなるメリットがあります。反対に太いガットだと、スピードが落ちる分、安定した打球が打てます。どちらも一長一短あるので自分の好みや、プレイスタイルに合ったガットを選びましょう。

素材

続いては素材による分け方です。ガットの素材は大きく分けて三つあります。
まずはナチュラルガットです。ガットという言葉の由来にもなった素材です。
振動吸収性や、テンション維持などの特性は人工のガットの比ではありません。
性能が高く高額なカットです。ナチュラルガットを使っている方はほとんどがプロ選手です。初心者の方には高すぎておすすめはできません。
続いてナイロンガットです。現在最も一般的なガットです。メーカーごと様々な加工や工夫を施し独自の素材として開発しているものもあります。
性能は、メーカーや種類ごと違い、自分に合ったガットを選べるのも特徴です。
初心者の方はまずこのナイロンガットから始めましょう。
最後にポリエステルガットです。このガットはコントロールに優れており、シャトルに回転をかけたり、コースを狙ったりとトリッキーな動きをしやすいガットです。柔軟性には欠けるので初心者の方にはおすすめめできません。

なれてきた中上級者の中で、面白いガットを求める方におすすめです。

最後は色による選択です。近年はガットにも様々な色合いがあります。特に人気があるのはピンクですが、それ以外にも多数のカラーバリエーションが用意されています。
初心者の方は特にこの色合いで選ぶのも良いでしょう。お気に入りのカラーのガットで楽しみながら上達していきましょう。

必要な道具

ここからはガット張りの具体的なやり方について説明していきます。最初は道具です。手張りの場合と、機械を使う場合に分けて解説していきます。

手張りの場合

用意するものは千枚通しとニッパー、ペンチ、カラーコードの針金、丸棒と、グリップに巻く皮(テニス用でOK)そして入れ物です。
千枚通しは先が尖っているので、やすりなどで、先端を丸めておきます。
丸棒に皮をまいっておきます。丸棒に巻く際には、小さい釘などを打って、初めの部分を止めて少し重ねながら、螺旋状に巻いていきます。最後も釘を打って止めておき、怪我をしないように釘をビニールテープで覆い隠しておきます。
延長になっていたのでしっかりと解いて伸ばしておきます。
手張りの準備はこれで終わりです。

ガット張り機

ガット張り機の場合は、ガットとペンチ、グランパと呼ばれるガットを止める部品が必要です。ただしこれらはマシンを買った際にセットになっている場合が多いのでそれほど心配しなくて大丈夫です。

ガットの張り方

手張りの場合

ここからは具体的にガットの張り方について、手順を見ていきます。まずは手張りの場合です。

道具の準備

まず道具を用意します。道具は100円ショップなどで売っているもので大丈夫ですので必ず全て用意してください。

縦糸を張る

まずは、ガットの張っていないラケットに、たるまないよう針金を巻いておきます。この時たるまないようにするのは大切ですが、締め付けすぎてフレームを痛めないようにしてください。巻いたら最後の部分をペンチでねじって固定します。

次に、買っておいたガットを2等分大きさに切ってください。2等分したガットの一方を縦糸として、もう片方を横糸として使用します。

縦糸から張っていきます。ラケット上部中央の穴、左右一番目二箇所に、縦糸の等分がくるように上から通します。その後、下方中央へ通して、左右対称になったら最初に通した1番目の穴2箇所に、ニードルを差し込んで、穴の中のガットを押し付けるように固定します。この時やりすぎると壊れます。

以上の作業を繰り返していきます縦糸は2、3穴通したら、作っておいた巻棒にガットを23周巻き取るように、テンションを掛け固定します。左右均等にテンションをかけていきます一度に高テンションをかけないようにゆっくりと回しながらかけるのがコツです。

この方法で下から9番目の穴まで同様に引っ張っていきます。9番目まで終わったら、中央部2本目から、左右同時にガットを左右に行きながら、テンションを掛けていきます。

テンションをかけたところには必ず目止めをし、順番に外へかけて行きます。一番外側のガットは巻き取るようにテンションをしっかりかけます。これを繰り返し、テンションを上げていきます。中央部分のガットを人差し指で押し上げて10 mm 程度動くところまでテンションを上げたら次の工程です。

つぎに、下9番から下12番の穴へ通し、上11番の穴へ下から通します。そして上10番の穴へ上から通し、下10番の穴へ上からから通します。巻き棒で一気にテンションを掛け、目止めをします。

そして、下10番の穴から下8番の穴へ通し、8番の縦糸と結び、ペンチで引っ張り結んで目止めを外します。ガットの端は3 mm 残して切ります。

横糸を張る

次に横糸です。フレームの上から6番目の穴に上からとし内側の縦糸に結びますガットの端を切るときは3mm残して切ります長めにカットすると刺さってしまうので注意です。

そして7番目の穴へ通して縦糸を編むように交互に上手に通していきますよく前貼った横糸と同じ顔にならないように交互に貼っていきます。

3本張ったら、まきぼうでテンションをかけ、目止めをします。そのあと、9割ぐらいの力でテンションを掛けます。

中央部分は針金が少し動く程度にテンションかけておきます。これより後も針金がゆるくならないようにテンションをかけます。必ず目止めをしておきましょう

左右両フレーム下から9番目の穴まで、通し、テンションをかけたあと、目止めをして、7番目の穴へ通し、ベンチを使って縦糸にしっかり結びます。その後目止めを外します。ガットの端は3ミリを残して切ります。フレームサポートの針金を外して出来上がりです。

手でのガット張りは、慎重にしっかりと行うのがポイントです。

機械張りの場合

機械張りの場合は、機械の説明書に従うのが正しいですが、今回はその一例を紹介します。

縦糸を張る

マシンにラケットを設置します。
ラケットの中央から上から下へガットを通します。長い方と短い方にガットの長さを分けます。張り上げ時の余裕分に少し残して糸を通して行きます。11個目の穴には通さないでください。中央にガットストッパーを付け、テンションを掛けて張り上げて行きます。

横糸を張る

次に横糸を張ってき、残った長い方のガットを二つ上の穴に通します。短い方のガットを一つ上の穴に通します。上下交互に網目状にガットを通しましょう。その後、テンションを掛けて張り上げます。

締める

最後に横糸の一番上から出てきたガットすぐ隣に通し、縦糸に結びつけるように輪っかを作り絞めます。2回繰り返し固定していき、下側も同じように絞ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ガットの締め方は文章ではなかなか通じにくいので、動画や画像ののっているサイトを参考にしつつ、是非自分でできるように練習してみてください。自分でガットが張れると、ラケットに対する愛着もわき、メンテナンスもしやすくなります。
また自分に合った張り具合を見つけられるので、是非自分でガットを張れるように頑張りましょう。

参考一覧

ガット張り機で自分でガットを張る (バドミントン上達プログラム)

http://xn--fdkbu5d6eb3423c426g.com/entry32.html

ガットの手作り講座(キャロットクラブ)

http://www007.upp.so-net.ne.jp/nekonta/racket/strings/strings.html

バドミントンのガットを貼る方法(ずーさんの健忘録)

http://badlead.blog101.fc2.com/blog-entry-2.html

はじめてガットを張る方へ(頑張らないバドミントン研究会)

http://www.ganbaranai-bad.com/gut_machine.html

バドミントンフレックス(女性もできるガット張り講座)

http://www.bea.hi-ho.ne.jp/ems-ontime/infotext3_4_3_1_1.html

バドミントンガットの種類と選び方(アクティベル)

https://activel.jp/articles/x7P3R?page=2

 

この記事の記者紹介
スポタス編集部

おすすめ記事

バドミントンがうまくなりたいあなたに必要な3つのスキル

今回は、バドミントンが上手くなりたいという初心者の方向けに、最初に身につけていただきたい3つのスキルをご紹介します。 バドミントンには、ノック、パターン練習、ゲーム練習など様々な練習メニューがありますが、普段どんな練習をされているでしょうか?実践中心のメニューもあれば、基礎から実践までを網羅的に行うメニューもあります。 ただ、初心者の方がいきなり実践的なメニューに取り組むのは少々考えものです。何事もそうですが、基本が身についていない状態で応用や実践を行おうとしても、ほとんど効果が得られないばかりか、逆に変な癖が付くなどして、上達を妨げることになります。 そして、一度変な癖が付いたり、間違ったことを覚えたりすると、なかなか修正できるものではありません。やはり、まっさらな状態の時に基本をしっかりと身につけることが、上達の近道と言えます。 そこで今回は、バドミントンが上手くなるために、最初に身につけていただきたい必須スキルをご紹介しますので、ぜひ上達に役立ててください! 上手くなるために必要なスキルとは バドミントンでは、コート内を素早く動き回るフットワークと、正しいフォームで打つことが、全てのプレーの土台となります。その土台の上に、それぞれの個性やプレースタイルが乗っているのです。 そして、フットワークはそれ自体がスキルであるとともに、体幹によって支えられてもいます。また、正しいフォームは、技術面では基礎打ちによって支えられ、体力面では体幹によって支えられています。 つまり、フットワーク、基礎打ち、体幹の3つがバドミントンの基本スキルであり、初心者の方が最初に取り組むべきことと言えます。 フットワーク フットワークとは、コート内を動き回る足の運び(足さばき)のことを言います。 なぜフットワークが重要かというと、それはずばり〝良いショットを打つため〟です。良いショットを打つには、良いフォームで打つことが必要です。良いフォームで打つには、シャトルの落下点に素早く入るフットワークが必要です。つまり、良いショットを支えているのはフットワークなのです。 また、フットワークと言っても、ただやみくもに走ればいいというものではありません。狭いコートを動き回るバドミントンでは、ランニングステップ(通常の走り方)より、もっと速く効率的に移動するためのステップがあります。 サイドステップやクロスステップ、ツーステップなど、臨機応変に最適なステップを踏めることが、バドミントンに求められるフットワークと言えます。 初心者の場合は、まずは各ステップを繰り返し練習し、無意識に踏めるように体に覚え込ませることが必要です。 基礎打ち 基礎打ちとは、2人1組でシャトルを打ち合い、バドミントンで使うショットを一つずつ、順番に確認していく練習です。ウォーミングアップ代わりに行われることも多く、野球で言えばキャッチボールといったところでしょうか。 基礎打ちの本来の目的は、ショットごとの正しいフォームを確認することと、シャトルのコントロールを身につけることにあります。 そして、どこに重点を置くかによって練習内容も変わるので、その練習が何を目的としているのかという目的意識をしっかりともつことが重要です。 初心者の場合は、まずはフォームを固めることに重点を置き、それができるようになったらコースに打ち分ける練習、次に距離を打ち分ける練習、さらに動きながら打つ練習といったように、段階的にレベルを上げていくと良いでしょう。 体幹 体幹とは、腹腔(お腹の内臓が詰まった部分)を囲む4つの筋肉のことです。 具体的には、腹腔の上側にある「横隔膜」、背中側にある「多裂筋」、お腹周りの「腹横筋」、下側にある「骨盤底筋群」のことを指します。 なぜ体幹が重要かというと、体の軸がブレないようにするためです。体の軸がブレてしまうと、重心移動がスムーズにできない、バランスを崩しやすい、正しいフォームで打てないなどの弊害が生じます。 体幹は、バドミントンの土台となる「フットワーク」と「正しいフォーム」の両方を支えるものであり、また、一朝一夕に身につくものではないため、初心者のうちから確実に練習に取り入れ、地道に積み上げていく必要があります。 それぞれの練習法 ここでは、フットワーク、基礎打ち、体幹それぞれの練習法を見ていきます。 フットワーク ステップ練習 ステップ練習には様々なバリエーションがありますが、ここではイスを使ったトレーニングをご紹介します。 イスを3m位の間隔で2か所に置き、選手とイスで正三角形を作ります。選手はラケットを持ち、①ツーステップで移動し左側の椅子にラケットでタッチ⇒②サイドステップで移動し右側の椅子にラケットでタッチ⇒③バックステップで元の位置に戻り素振りを1回、これを10周行います。 この練習では、より実践的な形でステップを体に覚え込ませることができます。また、俊敏性や持久力の向上も期待できるため、フットワークの向上にもつながります。 具体的なやり方は、下記の動画を参照してみてください。 https://www.youtube.com/watch?v=QDP-bfSavg8 チャイナステップ チャイナステップは、何らかのステップを、通常の動きで10~20秒、小さく速い動きで10~20秒といったように、動きの大きさと速さに変化をつけながら行う練習です。1セットが終わったら、別のステップに入れ替えて、同じことを繰り返します。 チャイナステップで得られる効果としては、まずウォーミングアップ効果があります。また、俊敏性や持久力の向上も期待できるため、フットワークの向上にもつながります。具体的なやり方は、下記の動画を参照してみてください。 https://www.youtube.com/watch?v=5YA-F7006KU&list=PL4iWkt-LBuxRa72uEm7eXgXoiufBzxOhs 基礎打ち 基礎打ちには様々なバリエーションがありますが、最初のうちはショットごとのフォームを意識しながら行うようにしましょう。フォームを細分化し、テイクバックの取り方、左手の使い方、打点の位置などチェックポイントを設けて行うと、意識すべきことがより明確になります。 また、試合を想定した基礎打ちの場合は別ですが、基本的にはきちんと相手に返すこと、ラリーを続けることを意識しましょう。ミスショットでラリーが度々止まってしまっては、リズムも出ませんし、打てる本数が少なくなってしまいます。 正しいフォームで、きちんと返す、まずはこれを意識しましょう。 具体的なやり方は、下記の動画を参照してみてください。 https://www.youtube.com/watch?v=JMtlCyae8qo 体幹 ここでは、体幹トレーニングの定番メニューであるフロントブリッジをご紹介します。 うつ伏せになり、前腕とつま先で体全体を支えます。この時、上腕と前腕が90度になり、肘が肩の真下に来るようにします。また、つま先は肩幅程度に開き、足首から首筋までを一直線にして体を固定します。お腹が下がったり、お尻が上がったりしないように注意しましょう。30~60秒で1セットとし、2~4セット行います。 具体的なやり方は、下記の動画を参照してみてください。 https://www.youtube.com/watch?time_continue=61&v=nMAjJukJamA まとめ バドミントンが上手くなるために必要な3つのスキルを見てきましたが、いかがでしたか? 基本練習は地味で面白くないと感じるかもしれませんが、一度身につけてしまえば、あとは面白いように上達するものです。強い選手ほど基本を大切にしている、ということに例外はなさそうですね。 何事も最初が肝心!ぜひ練習を積んで、上達につなげてください! <参考> バドミントン上達のためには基礎スキル(基礎打ち、フットワーク、体幹)のマスターが徹底的に大事な理由をまとめていく(アプリとサービスのすすめ http://trafalbad.hatenadiary.jp/entry/2017/06/24/214742 バドミントンフットワーク特集!練習方法や速くする方法のコツ(Activeる!) https://activel.jp/articles/h4hq8 インナーマッスルの鍛え方とは!体幹効くトレーニングメニュー7選(Activeる!) https://activel.jp/articles/veBJA バドミントン上達が早まる基礎打ちの練習方法(バドミントンが上達する練習メニュー) http://badminton-practice.biz/menu/basic-training/

バドミントンのロングサーブ完全ガイド【打ち方から練習法まで大公開】

3大ラケット競技(テニス、バドミントン、卓球)の中で、最もサーブが防御的なバドミントン。しかも、ロングサーブは相手に「さあ撃って下さい」と言わんばかりの超守備的ですね。しかし、サーブの次はリターンです。そしてリターンは攻撃の糸口です。ここでは、リターンにつながるロングサーブの打ち方から練習方法に関して徹底的に解説します。 バドミントンのロングサーブにはフォアハンドとバックハンドの2種類あります。フォアハンドは基本的に奥のエンドラインまで高く打ち上げるために用います。止まっているシャトルを高く深く返すためには、スナップを効かせてパチンとしっかり振り切る必要があります。主にシングルスでゲーム開始の合図のようなものです。一方、バックハンドのロングサーブは主にダブルスのゲームで用いられます。ショートサーブを意識している相手前衛の意表を突いて奥にやや低い弾道で放ちます。相手をのけ反らせて、甘い球をリターンさせれば成功です。いずれの場合も、ロングサーブの目的は守備的ではあっても決してスマッシュで決めさせないことです。ここではロングサーブの打ち方のコツや練習方法をシングルスとダブルスに分けて見て行きます。 バドミントンのロングサーブとは シングルスの場合 1人でコートカバーするために、シングルスのロングサーブはセンターのエンドライン奥が狙い目です。エンドラインのクロスにサーブが飛ぶと逆を突かれるリターンも来るために守備位置が難しくなります。従って、サービスラインのセンター寄りの位置からエンドライン一杯のセンター奥深くまで高い放物線を描いてシャトルを飛ばします。 ダブルスの場合 ダブルスのサーブはショートが基本ですが、相手がプッシュを狙って前のめりの時など時折ロングサーブを放つことで牽制しましょう。狙い目はセンターとワイドの2点です。 以前はウエストラインよりも下という規則でしたが、今では床から115センチというルールに変わり身長に関係なくなりました。結果的にフォルトを取られるプレイヤーも増えて来ましたね。 ロングサーブの打ち方 シングルスの場合 腰幅のスタンスで左足のつま先をターゲットに向け半身に構えます。シャトルを軽く握る感じで高い位置からリリースします。同時に、右肩を引いてスイングを開始します。この時、右足から左足に体重移動を行います。インパクトの瞬間に体重移動のピークとなり、更にフォロースルーをしっかり左肩後方まで振り切りましょう。球のインパクトまではラケットヘッドを立てた状態、リストスタンドを保持します。 ダブルスの場合 フォアハンドで打つ方もいますが、バックハンドの方が主流ですね。理由はバックハンドはテイクバックの動作が少なく相手との間合いで優位に立てるからです。ロングの狙い目はセンターもしくはワイドの2ヶ所です。フォアハンドとは逆に右足を前にして構え、シャトルを親指と人差し指で軽くつまんでリリースと同時にスナップで押し上げます。ショートと同じフォームでないとロングが読まれて撃ち込まれてしまいます。 ロングサーブのコツ  シングルスの場合 初心者の方で遠くまでシャトルが飛ばない方は、ラケットヘッドが下がって腕とラケットが一直線になっている状態を目にします。これではシャトルは飛びません。腕がムチのようにしなってパチンとスナップが効いた時にシャトルが高く遠くに飛びます。また、大きなフォロースルーも大事な要素ですね。フォロースルーはシャトルが飛んだ方向に振り抜きます。 ダブルスの場 ダブルスのサーブはショートが基本なので、相手との心理戦の駆け引きの中でロングサーブを時折選択します。稀にロングサーブがエースとなる場合がありますが、それは相手がショートをプッシュで叩きに来た時だけですので基本は相手を仰け反らして甘い球を上げさせることです。無理してエースを狙うとラインオーバーのフォルトやスマッシュの餌食になってしまいます。 ロングサーブのメリット シングルスの場合 エンドラインまで深く高いロングサーブを放つことで、自分の次のリターン体勢をしっかり取る時間的な余裕が生まれるのが最大のメリットです。ラリー中に苦しくなってハイクリアで一旦逃げるのと同じ効果ですね。また最近は相手のスマッシュ攻撃を防ぐために、シングルスでもショートサービスを多用しますが、時折ロングを見せることで心理戦で優位に立てるメリットもあります。「君のスマッシュなんて怖くないよ」。 ダブルスの場合 ダブルスの試合は攻撃権をどう取るかの駆け引きですので、サービスもショートが基本です。しかしショートオンリーでは相手が積極的にプッシュやロブで攻撃を仕掛けてきます。そこで、フェイント気味に相手の意表を突いたロングサーブが威力を発揮します。エースは無理でも仰け反らせて甘い返球を引き出したり、少なくとも抑止力の役割が期待出来ます。また、ミックスダブルス等で相手がトップアンドバックのフォーメーションの場合、ロングが有効なショットとなる場合がありますね。 ロングサーブのデメリット シングルスの場合 サーブの高さ制限が115センチでネットが155センチですので当然サーブは防御的になります。しかもロングサーブはエンドライン一杯でも、相手はシャトルの下に入り攻撃のフリーハンドが与えられます。スマッシュ力のあるプレイヤーならば1打で得点することも可能ですね。ロングが浅くなると、その危険性が増すのでエンドラインギリギリを狙うとアウトになる可能性も出て来ます。また、スタミナが無いとゲーム終盤で正確にロングサーブを放つのも一苦労です。 ダブルスの場合 ダブルスのロングサーブの最大の欠点は甘いと叩かれてしまうことです。シングルスのように高い放物線だと相手の時間を奪えません。かと言って、低過ぎる弾道だと途中でスマッシュの餌食になってしまいます。従って、相手の心理の裏をかくのが基本です。 ロングサーブ練習法 シングルスの場合 まずは山なりの垂直落下の放物線をエンドラインまで飛ばすことをイメージして下さい。そのイメージを描きながら、腰幅のしっかりしたスタンスでシャトルをリリースして右足から左足に体重移動させながら大きなフォームで振り切ります。ラケットヘッドを立てたままインパクトの瞬間スナップを効かせます。エンドライン付近にボックスを置いて練習を重ねます。次に相手コートにプレイヤーを立たせて色んなショットを打ってもらい、サーブからリターンまでの一連の動きを習得しましょう。 サーブの一連の動作では、膝のバネ、体幹、上半身のヒネリ、手首のスナップなどの感触を意識しながら練習する事が大事ですね。 ダブルスの場合 ダブルスのバックハンドのロングサーブは相手との間合いが命ですので実戦形式での練習がいいでしょう。ロングだけの練習ではなくショートも織り交ぜて、相手の立ち位置やゲーム展開に応じて練習します。接戦の場面でもショートサービスがしっかり入るからこそ、時折放つロングサーブが威力を発揮します。 まとめ ロングサーブはシングルスとダブルスではまったく位置付けが違います。シングルスでは試合開始のゴングのようなものですが、ダブルスの場合は相手の意表をつくショットとなります。フォアハンドで繰り出すシングルスのロングサーブに対して、バックハンドのコンパクトなラケットワークから放つダブルスのロングサーブは対照的です。防御的なシングルスのロングに対して、ダブルスのロングは攻撃的とも言えますね。また、シングルスのサーブは1人でも練習出来ますが、ダブルスは実戦を通して身に付ける必要があります。 参考一覧 バドミントンサーブの打ち方!ロングサーブとショートサーブ(activel.jp) https://activel.jp/articles/8N902 バドミントンのロングサーブ・ショートサーブの打ち方のコツと種類(happy-with.bz) https://happy-with.bz/badminton-longsa-bu-syo-tosa-bu-no-uchikata-kotu-syurui-daburusu-singrus/ フォアハンドでサービス(ロングサーブ)を打つコツ(jinheang01.seesaa.net) http://jinheang01.seesaa.net/article/440825195.html 『うまくなる!バドミントン』(小島一夫 著) 『バドミントン上達BOOK』(遠藤隆 監修)