2019/10/23 13:00 865PV

バドミントンのガットの張り方を徹底解説

バドミントン

バドミントン初心者や初級者の方のために、ガットの張り方を解説しています。この記事を読むことで、ガットに対する理解を含め、自分でガットが貼れるようになると幸いです。

バドミントンをプレイするなかで、ガットが破れたり、切れたりすることがあります。その際に自分でガットが、張れるとメンテナンスのコストが抑えられるだけでなく、自分に合ったガット選びの幅も広がります。
本記事では自分でガットを張る必要性、ガットの種類、ガットの張り方を解説しています。

自分でガットを張るメリット

ガットを自分で張るメリットは多数あります。
まず第1に、張り代がかからないこと、2つ目はガット代が安くなること、3つ目は好きなガットを選べること、4つ目はガットを貼る練習になること、5つ目は張り具合をを変えられること。が挙げられます。
それぞれ解説していきますので、ガットを自分で張るメリットを正しく理解しましょう。

張り代がかからない

ガットを自分で張ると当然のことながらガット代だけで済みます。
ところが、お店などに持っていくと、張り代と呼ばれる工賃がかかります。工賃は2000円位かかるので、1度だけならまだしも、何回も持っていくと金額が大きくなります。自分で張ることを覚えることで、この工賃をカットできます。
ガットは早いと1回毎交換しなければならないので、その度にお店に持っていっては、金額が大きくなってしまいます。なので、できれば自分で張れるようにしましょう。

ガット代が安くなる

ガットが安くなる点について説明します。なぜ自分で張り替えると安くなるのか。それは、お店などに持っていった場合、ガットは必要な分使われます。同じ金額で必要な分しか、ガットが手に入りません。しかし自分でガットを張り替える場合、長めのガットを購入し、必要な分カットするので、それ以外の部分は予備用として持っておけます。ガットは長めに巻いてあるので、自分で買った方が非常に経済的です。

好きなガットを選べる

続いて好きなガットを選べる点について説明します。お店などに持っていくと、店に置いてあるガットしか張替えに使ってもらえません。
さらに、ネットなどで自分でガットを購入し持って行った場合、張替え料が余計に取られる可能性があります。
しかし、自分で張り替える場合ガットの種類は問われません。当然余計な費用もかかりません。好きなガットを好きなように貼ることができます。お店で品切れでも、ネットでは買えるパターンも多いので、好きなカットを使いたい方は張れるようにマスターしましょう。

練習になる

続いて練習になる点についてです。当たり前ですが、カットを何回も張り替えてるうちにガットを張り替えるのが上手くなります。
当然のことのように思いますが、このことは非常に役に立ちます。例えば試合の最中にガットが切れ、次の試合までに貼り替えなければならない場合でも、応急処置的に対応できるようになります。このようにガットの張替えは非常事態でも役に立つ、バドミントンをする上で覚えておくと便利な技術です。

張り具合を変えられる

続いて張り具合を変えられることについてです。ガットの張り具合によってシャトルの飛び方に影響が出ます。ピンと張ると、シャトルは勢いよく飛びますが、デメリットとしてカットが切れやすくなります。
反対に、少し緩めだと、シャトルの勢いが弱まりますが、前に落としたりドロップを打ったりする場合には役に立ちます。また緩めの場合は、ガットが切れづらくなります。
このように使い勝手やプレイヤーのスタイルによって張り具合を変えられるのも自分でガットを張るメリットの一つです。

ガットの種類

ガット

続いてガットの種類についてみていきます。ガットには様々な分け方があるので、自分好みのものを見つけてみましょう。

糸の太さによる分け方

ガットの種類分けの中で最もポピュラーな分け方が、ガットの糸の太さによるものです。ガットの太さは耐久度に多く影響します。太いガットは、耐久度が高く、切れにくいのです。反対にガットが細いと、耐久力が弱く、切れやすくなります。
ただし、これはあくまで耐久面という観点から見た場合で、細いガットだと、反発力が上がるのでスピードが出やすくなるメリットがあります。反対に太いガットだと、スピードが落ちる分、安定した打球が打てます。どちらも一長一短あるので自分の好みや、プレイスタイルに合ったガットを選びましょう。

素材

続いては素材による分け方です。ガットの素材は大きく分けて三つあります。
まずはナチュラルガットです。ガットという言葉の由来にもなった素材です。
振動吸収性や、テンション維持などの特性は人工のガットの比ではありません。
性能が高く高額なカットです。ナチュラルガットを使っている方はほとんどがプロ選手です。初心者の方には高すぎておすすめはできません。
続いてナイロンガットです。現在最も一般的なガットです。メーカーごと様々な加工や工夫を施し独自の素材として開発しているものもあります。
性能は、メーカーや種類ごと違い、自分に合ったガットを選べるのも特徴です。
初心者の方はまずこのナイロンガットから始めましょう。
最後にポリエステルガットです。このガットはコントロールに優れており、シャトルに回転をかけたり、コースを狙ったりとトリッキーな動きをしやすいガットです。柔軟性には欠けるので初心者の方にはおすすめめできません。

なれてきた中上級者の中で、面白いガットを求める方におすすめです。

最後は色による選択です。近年はガットにも様々な色合いがあります。特に人気があるのはピンクですが、それ以外にも多数のカラーバリエーションが用意されています。
初心者の方は特にこの色合いで選ぶのも良いでしょう。お気に入りのカラーのガットで楽しみながら上達していきましょう。

必要な道具

ここからはガット張りの具体的なやり方について説明していきます。最初は道具です。手張りの場合と、機械を使う場合に分けて解説していきます。

手張りの場合

用意するものは千枚通しとニッパー、ペンチ、カラーコードの針金、丸棒と、グリップに巻く皮(テニス用でOK)そして入れ物です。
千枚通しは先が尖っているので、やすりなどで、先端を丸めておきます。
丸棒に皮をまいっておきます。丸棒に巻く際には、小さい釘などを打って、初めの部分を止めて少し重ねながら、螺旋状に巻いていきます。最後も釘を打って止めておき、怪我をしないように釘をビニールテープで覆い隠しておきます。
延長になっていたのでしっかりと解いて伸ばしておきます。
手張りの準備はこれで終わりです。

ガット張り機

ガット張り機の場合は、ガットとペンチ、グランパと呼ばれるガットを止める部品が必要です。ただしこれらはマシンを買った際にセットになっている場合が多いのでそれほど心配しなくて大丈夫です。

ガットの張り方

手張りの場合

ここからは具体的にガットの張り方について、手順を見ていきます。まずは手張りの場合です。

道具の準備

まず道具を用意します。道具は100円ショップなどで売っているもので大丈夫ですので必ず全て用意してください。

縦糸を張る

まずは、ガットの張っていないラケットに、たるまないよう針金を巻いておきます。この時たるまないようにするのは大切ですが、締め付けすぎてフレームを痛めないようにしてください。巻いたら最後の部分をペンチでねじって固定します。

次に、買っておいたガットを2等分大きさに切ってください。2等分したガットの一方を縦糸として、もう片方を横糸として使用します。

縦糸から張っていきます。ラケット上部中央の穴、左右一番目二箇所に、縦糸の等分がくるように上から通します。その後、下方中央へ通して、左右対称になったら最初に通した1番目の穴2箇所に、ニードルを差し込んで、穴の中のガットを押し付けるように固定します。この時やりすぎると壊れます。

以上の作業を繰り返していきます縦糸は2、3穴通したら、作っておいた巻棒にガットを23周巻き取るように、テンションを掛け固定します。左右均等にテンションをかけていきます一度に高テンションをかけないようにゆっくりと回しながらかけるのがコツです。

この方法で下から9番目の穴まで同様に引っ張っていきます。9番目まで終わったら、中央部2本目から、左右同時にガットを左右に行きながら、テンションを掛けていきます。

テンションをかけたところには必ず目止めをし、順番に外へかけて行きます。一番外側のガットは巻き取るようにテンションをしっかりかけます。これを繰り返し、テンションを上げていきます。中央部分のガットを人差し指で押し上げて10 mm 程度動くところまでテンションを上げたら次の工程です。

つぎに、下9番から下12番の穴へ通し、上11番の穴へ下から通します。そして上10番の穴へ上から通し、下10番の穴へ上からから通します。巻き棒で一気にテンションを掛け、目止めをします。

そして、下10番の穴から下8番の穴へ通し、8番の縦糸と結び、ペンチで引っ張り結んで目止めを外します。ガットの端は3 mm 残して切ります。

横糸を張る

次に横糸です。フレームの上から6番目の穴に上からとし内側の縦糸に結びますガットの端を切るときは3mm残して切ります長めにカットすると刺さってしまうので注意です。

そして7番目の穴へ通して縦糸を編むように交互に上手に通していきますよく前貼った横糸と同じ顔にならないように交互に貼っていきます。

3本張ったら、まきぼうでテンションをかけ、目止めをします。そのあと、9割ぐらいの力でテンションを掛けます。

中央部分は針金が少し動く程度にテンションかけておきます。これより後も針金がゆるくならないようにテンションをかけます。必ず目止めをしておきましょう

左右両フレーム下から9番目の穴まで、通し、テンションをかけたあと、目止めをして、7番目の穴へ通し、ベンチを使って縦糸にしっかり結びます。その後目止めを外します。ガットの端は3ミリを残して切ります。フレームサポートの針金を外して出来上がりです。

手でのガット張りは、慎重にしっかりと行うのがポイントです。

機械張りの場合

機械張りの場合は、機械の説明書に従うのが正しいですが、今回はその一例を紹介します。

縦糸を張る

マシンにラケットを設置します。
ラケットの中央から上から下へガットを通します。長い方と短い方にガットの長さを分けます。張り上げ時の余裕分に少し残して糸を通して行きます。11個目の穴には通さないでください。中央にガットストッパーを付け、テンションを掛けて張り上げて行きます。

横糸を張る

次に横糸を張ってき、残った長い方のガットを二つ上の穴に通します。短い方のガットを一つ上の穴に通します。上下交互に網目状にガットを通しましょう。その後、テンションを掛けて張り上げます。

締める

最後に横糸の一番上から出てきたガットすぐ隣に通し、縦糸に結びつけるように輪っかを作り絞めます。2回繰り返し固定していき、下側も同じように絞ます。

参考動画

ここではガットの張り方について、参考動画をご紹介します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ガットの締め方は文章ではなかなか通じにくいので、動画や画像ののっているサイトを参考にしつつ、是非自分でできるように練習してみてください。自分でガットが張れると、ラケットに対する愛着もわき、メンテナンスもしやすくなります。
また自分に合った張り具合を見つけられるので、是非自分でガットを張れるように頑張りましょう。

また、競技者の方でバドミントン仲間をお探しでしたら、『SPOTAS+』の『サークル』ページで多数のサークルが登録されていますので、ぜひご活用下さい。

参考一覧

ガット張り機で自分でガットを張る (バドミントン上達プログラム)

http://xn--fdkbu5d6eb3423c426g.com/entry32.html

ガットの手作り講座(キャロットクラブ)

http://www007.upp.so-net.ne.jp/nekonta/racket/strings/strings.html

バドミントンのガットを貼る方法(ずーさんの健忘録)

http://badlead.blog101.fc2.com/blog-entry-2.html

はじめてガットを張る方へ(頑張らないバドミントン研究会)

http://www.ganbaranai-bad.com/gut_machine.html

バドミントンフレックス(女性もできるガット張り講座)

http://www.bea.hi-ho.ne.jp/ems-ontime/infotext3_4_3_1_1.html

バドミントンガットの種類と選び方(アクティベル)

https://activel.jp/articles/x7P3R?page=2

Youtubeチャンネル『ぐっちゃんねる。の部屋』https://www.youtube.com/channel/UCAJdV2jJcqo2UMumTg8VN4A

 

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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