2019/07/30 15:50 12PV

バドミントンのサーブのコツとは?【種類別解説】

バドミントン

3大ラケット競技(テニス、バドミントン、卓球)の中で唯一サーブが攻撃ではないバドミントン。紳士の国、英国生まれと聞けば納得ですね。とは言え、仏生まれ英育ちのテニスが今や弾丸サーブが勝敗を分けるのとは余りに違いがあります。ここでは、実戦的なサーブのコツについて紹介します。

バドミントンのサーブの種類はショートとロングの2種類に分類されます。しかし、シングルスとダブルスではその位置付けが異なります。ネットの高さが155センチでサーブの高さ制限が115センチですので、当然サーブは防御的になります。テニスのトッププレイヤーが軒並み180センチから2メートルに及ぶことから見ればバドミントンは身長差に関係なく戦える実にフェアな競技とも言えますね。
そのフェアなバドミントンにあってシングルスはまさに身長差に関係ないフェアな競技と言えます。何故ならば、サーブはロングであろうとショートであろうと試合開始のゴングでしかないからです。一方、ダブルスとなると話が違います。攻守の入れ替えが目まぐるしく変わるゲーム展開はサーブから始まります。ショートが基本ですが、相手の読みの裏をかくロングの使い方次第でゲームの潮目が変わることさえあります。ここではサーブの種類別に打ち方のコツや練習方法を見て行きます。

サーブの種類とは

まずサーブの打ち方にはフォアハンドとバックハンドの2種類があります。それぞれにショートサーブとロングサーブがありますが、現在の主流はフォアハンドでロングを打ち、バックハンドでショートを打つのが基本ですね。また、攻守の入れ替えが激しいダブルスではテイクバックの動きが少ないバックハンドでのショート及びロングが一般的になって来ました。

ショートサーブ

シングルスでもスマッシュ力のある相手にはショートサーブを用いるプレイヤーが増えてきました。桃田選手もその1人ですね。一方、ダブルスではロングもショートもバックハンドが主流です。例外的に、フォアハンドでロングサーブを打っていたプレイヤーが、フェイントでフォアハンドのままショートサーブに切り替えて相手の意表を突く戦術もあります。いずれの場合も、シャトルがネットを越えてサービスラインの近くに落とすのが特徴です。攻撃権を奪うのが目的です。

ロングサーブ

シングルスの場合は試合開始のゴングのようなもので、極めて防御的と言えます。一方、ダブルスではショートが基本で、ロングサーブは相手の意表を突いて体勢を崩して甘い返球を引き出すのが狙いです。攻撃的なショットとも言えますね。
シングルスではフォアハンドでエンドライン奥まで深く高い放物線を描いたサーブとなります。ダブルスの場合は、バックハンドで相手前衛の頭上をやや低い弾道で越すロングサーブとなります。

サーブを当てるコツ

なぜ「当てる」コツかと言えば、ショートサーブはネット越しにタッチの柔らかいサービスなので「打つ」感覚よりも「当てる」感覚が大事だからですね。一方、フォアのロングサーブはしっかりヒットしなければ高い放物線を描いて奥まで飛んでくれません。

ショートサーブ

初心者で上手くラケットの面でシャトルを捕えられない方がいます。親指と人差し指で摘んだシャトルをリリースしてから打つまで時間がかかり過ぎが原因ですね。また打とうとする意識が強過ぎるかもしれません。コツンとヒットするというよりもターゲットまでの軌道の中でソッと押し出すという感じが大切です。柔らかなタッチを心がけましょう。

ロングサーブ

ロングサーブは遠くに飛ばそうとするために、なるべく高い位置からシャトルをリリースします。従って、手から離れてからラケット面でヒットするまで少し時間があります。その間目が離れたり、ラケット面がシャトルの落下位置とはズレている初心者もいますね。更には、飛ばそうとする余りラケットワークが横振りになってしまうケースもあります。しっかりスタンスを取り、テイクバックから体重移動をしながら振り抜くことが大事です。
インパクトの瞬間のスナップも忘れずに。

サーブの打ち方のコツ

バドミントン サーブ

このフォームで無ければならないという決まりはありません。それぞれのプレイヤーが打ちやすい形で大丈夫です。ロングとショートそれぞれ上手い方のやり方を真似してみましょう!但し、基本は押さえた上で練習した方がその後の上達は早くなりますね。

ショートサーブ

シャトルを親指と人差し指で軽くつまみます。ネットの少し手前で放物線の頂点が来るようにリリースして、サービスラインギリギリに着地するようにします。シングルスならばそれ程プレッシャーは感じませんが、ダブルスはプッシュも警戒する必要があります。狙い目はセンターもしくはワイドですが、その軌道上にシャトルをそっと押し出す感覚です。フォアハンドでショートを放つ場合は、シングルスで相手にフェイントをかける際に用います。

ロングサーブ

フォアハンドのロングは、腰幅に合わせて半身にスタンスを取り左足のつま先をターゲットに向けます。右肩を引いてテイクバックして、軽く握ったシャトルを離したと同時に右足から左足に体重移動を行ないます。インパクトの瞬間パチンとスナップを効かせて左肩の上まで振り抜きます。ラケットヘッドを上げたリストスタンドの状態をインパクトまで保持して、大きなフォロースルーを意識しましょう。
バックハンドのロングは、相手との間合いの取り方とタイミングが重要です。打つ直前までショートかロングか相手に悟られないことが大切です。目線でフェイクモーションしたり、シャトルのリリースポイントをズラしたりします。

サーブ練習法

ショートサーブ

初心者の方はまずは同じ場所にシャトルを飛ばすことを意識して反復練習することです。
同じ軌道で大体同じ場所にシャトルが飛ぶようになったら、放物線の頂点をネットの前にしてサービスラインの近くに落とすように精度を上げて行きましょう。そのために、ネット前10センチの位置にロープを張ってその上でサーブの放物線の頂点が来るように反復練習します。シャトルを打つというよりも、バックハンドでシャトルをそっと押し出す感覚が大事です。また、相手との間合いが重要なので、実戦形式でのサーブ練習が何より大切ですね。

ロングサーブ

フォアハンドのロングは深く高い放物線でエンドライン上で垂直に落ちる感覚を養います。そのためにエンドライン付近にボックスを置いて納得が行くまでサービス練習を繰り返します。安定したスタンスで、大きなテイクバックからフォロースルーまで体重移動をしながら流れるようなフォームを身につけましょう。ラケットヘッドを立ててインパクトの瞬間にスナップを効かせます。バックハンドのロングに関しては、相手との心理戦で裏をかけるかがポイントになりますので、実戦の中で習得する必要があります。

まとめ

バドミントンのサーブは防御的なので、基本をしっかり押さえればゲームの展開上は致命的にはなりません。しかし、ダブルスの場合は攻守の入れ替えの凌ぎ合いがサーブから始まっていると言えます。従って、安定したショートサービスが打てれば試合を優位に進められます。加えて、相手の読みの裏をかいたロングサーブで体勢を崩せればポイントゲットのチャンスとなります。テニスと違い、たかがサーブですが、されどサーブでもあります。防御的ではあっても、ゲームメイクのイニシアチブが決まります。

参考一覧

バドミントンサーブの打ち方コツは?すぐに上達できる練習方法はコレ!(elife-media.jp)

https://elife-media.jp/3103/2#head-964ae79c71936d16329e5c3249d108b3

バドミントンサーブのコツ!当たらない人への練習方法(初心者ガイド)(activel.jp)

https://activel.jp/articles/WFUcW?page=2

バドミントンのサーブが空振りして当たらない理由や対処方法!打ち方のコツと練習方法は?(tocsan01.com)

https://tocsan01.com/badminton-karaburi-riyuu/

『うまくなる!バドミントン』(小島一夫 著)

『バドミントン上達BOOK』(遠藤隆 監修)

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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