2019/02/08 0:00 1481PV

バドミントンの素振りは上達につながる!レベルアップしたいなら素振りに戻るべし!

バドミントンの素振りが、基本の中でも特に重要とされている理由、正しい素振りの方法や練習での取り入れ方についてお話ししていきます。

バドミントンをしている方は、一度は経験したことがあるのが「素振り」ではないでしょうか?素振りはラケットを振るだけの地味な練習方法と感じてしまいますが、伸び悩んだ時は、まず素振りを見直すという選手も多いほど重要視されているのが素振りです。基礎を固めるために、さらに上達を目指すためにもとても大切な練習になります。そこで今回は素振りの重要性、効果について再確認し、素振りの際に注意したい点、おすすめの練習メニューについて解説していきましょう。

素振りが重要な理由とは

バドミントンの素振りとは、シャトルを使用せずにシャトルが飛んでいることをイメージしながらラケットを振ることです。バドミントンでは基本中の基本の練習と位置づけられていて、バドミントン初心者の方から経験者まで行う練習です。

なぜ素振りが重要かというと、正しくきれいなフォームが身につくからです。ラケットの使い方、手首や腕の角度、体の動かし方でラケットをコントロールして、いくつものショットを打ち分けるバドミントン。打つ時のフォームがバラバラでは、シャトルがきても素早く体が反応出来ず、狙った場所へ打ち返せないのです。
バドミントンでは、正しくきれいなフォームを維持できるということは、良いショットを生みテクニックの上達につながります。

素振りには、たくさんの効果とメリットがある!

バドミントンをはじめた頃のお悩みで多いのが、思った方向に打ち返せない、同じ場所にシャトルが飛んでいかない、など打ち返す方向が定まらないということです。
原因として、フォームが安定していない、体が正しく使えていないということが考えられます。
シャトルがあると、シャトルを打つということに気持ちが集中してしまい、フォームにまで意識が回らないことがあります。そこでシャトルの動きを気にしないで素振りを繰り返し行うと、正しいフォームの確認ができます。

シャトルがない状態で正確なフォーム、ラケットの動きを身に着けると、実際にシャトルを打つ時に自然と同じフォームで打てるようになります。またフォアハンド、バックハンド、オーバーヘッドストロークなどの打ち方の異なる素振りを繰り返すことで、思い描くコースに打ち返すことができます。正しいフォームが身に着くと無駄な動きが減るので、素早くシャトルが落ちる位置へ動きショットの質が向上します。

また、同じフォームで様々なショットを打ち分けられると、実践では相手に次に打つショットを見抜かれにくくなるので得点するチャンスが広がります。
他にも、フォームが安定していると空振りや打ちミス少なくなります。しっかりと素振りを繰り返すことで肩や手首の可動範囲を広げることにもつながるので、シャトルにしっかりとした力が加わり鋭く早いショットの質が向上します。

素振りが重要である理由をきちんと理解しておくと、素振りの練習にも自然と力が入ります。上達の兆しが見えてくると素振りは地味な練習に感じてしまい練習内容から省いてしまうことも多く見られます。しかし、素振りこそが次へのステップアップにつながります。

バドミントンの素振りの基本フォームと意識すること

バトミントン 素振り

素振りは基本のフォームで行わないと、ただラケットを振っているだけで効果のない練習になってしまいます。素振りは回数をこなせばいいわけではありません。方法を間違えて続けてしまうと悪いフォームの癖がつき、修正に苦労します。
最初からきちんと正しいフォーム意識して、正確にシャトルを振る感覚を身につけます。まず素振りの基本フォームを3つご紹介します。

フォアハンド

肩幅より少し広げた位置で足を構えます。右利きの場合は右足を引いて左肩が前に出るように半身の状態で構えます。
フォアハンドの素振りではラケットは親指を上に握ります。ラケットの面は地面と垂直になり手首はしっかりと立て、手の平は正前に向いています。
この状態で構えたら、腕を横に振りシャトルがラケット面に当たる瞬間に手首の回内運動を行います。手首を内側に回転させながら打ち、打ち終わった後は手の平が正面から下を向くように状態になります。リズムよく行いましょう。

バックハンド

肩幅より少し広げた位置で足を構えます。足はクロスさせた状態になり、しっかりと踏ん張り、体の軸が崩れないように意識します。
バックハンドでは、親指をグリップに沿わせるようにして握り、打つ瞬間に親指を押し出すようにして打ち返すと瞬間に親指の力が加わり、より安定したショットになります。
シャトルをラケット面でとらえたら、バックハンドでは、手首を外側に回す回外運動で素振りを行います。フォアハンドとは逆に手首を外側に回します。

オーバーヘッドストローク

右利きの場合、右足を半歩引いて構えます。オーバーヘッドストロークの素振りでは、左手はシャトルが飛んでくる顔の前に出します。ラケットを頭より後ろに構えたら高い位置でシャトルをとらえるようにイメージしてます。
シャトルがヒットする瞬間にグリップを強く握り手首を内側に回す回内運動を起こないます。
ラケットを振り抜く時に腕が頭から離れないように意識しながら右利きの方は、体の右から左方向へ振り抜きます。振り抜くと同時に左手は下に降ろし体重は後ろから前へ移動します。

素振りで意識するポイント

素振りを行う時に、意識したい共通のポイントをまとめてご紹介します。

どの打ち方でも素振りを行う時に必ず意識したいのが、手首の動きです。腕だけで振るのではなく手首と肘を内側に回す回内運動、外側に回す回外運動を行います。

手首には力を入れすぎないでグリップを握る手は脱力した状態でラケットを持ち、打つ瞬間にギュッと親指にも力を入れて握り込みます。

実際にシャトルはないけれど、シャトルがあるように。どこに飛んできてどこに返すかシャトルがラケットに当たる瞬間から相手のコートに落ちていく方向、着地点までまで頭のなかでイメージします。

素振りは上半身だけの練習ではなく、足のステップも含まれています。足の動きは棒立ちでなく、前後のステップを行いながら素振りするように心がけます。

ラケットの軌道は一定になるように意識します。軌道がバラバラになるとフォームが崩れている証拠です。

上達する素振り練習法と練習メニュー

素振りはコートがなくてもひとりでもできる練習です。練習時間外に素振りをすることを日課にして上達しているケースもたくさんあります。素振りでは、目的を持って練習することが大切です。

まずは一番シンプルな素振りの練習方法です。
バドミントンで基本の打ち方になるフォアハンドいとバックハンドそれぞれ回数を決めて行います。片方だけではバランスが崩れてしまうので、両方同じように行うことをおすすめします。ゆっくりでもいいでの正しいフォームを意識します。慣れたらスピードを上げたりフォアハンドとバックハンドを交互に行ってみましょう。

次に、オーバーヘッドストロークの壁に沿っての素振り練習です。
右利きの場合、右足を引き半身の姿勢になり、壁に沿うように構えます。壁にラケットや肘が当たらないように肩と肩甲骨を回すようにしてラケットを前に振りおろします。
肘が横に開きすぎているフォームでは壁に当たってしまうので、フォームの確認と改善につながる練習です。鏡を見たり、自分の動きを録画し自分の目で確認してみると、より効果的な練習になります。

まとめ

p>バドミントンを始めると、早くシャトルを使って打ちたくなるかもしれません。しかし、最初にきちんとした素振りで正しいフォームを身につけておくと、シャトルを使うようになってからがとてもスムーズにプレーできるようになります。
ミスが増えたり上達しないなぁと感じる場合は基本の素振り練習を見直す良い機会です。素振りは一人でも出来て、コートがなくてもで出来る練習です。コツコツと毎日続けることで、驚くほどの上達が感じられるでしょう。

<参考>

バドミントン初心者が学ぶべき素振りのフォーム(調整さんwith)

https://chouseisan.com/l/post-27716/

バドミントン素振り(バドミントン上達プログラム)

http://xn--fdkbu5d6eb3423c426g.com/entry2.html

素振りを制する者はバドミントンを制す(バドミントン情報)

https://www.the-badminton.com/basic-knowledge/swing/

素振り(ラケットワーク)の練習について(バドライフ)

http://badminton.item-land.net/training-load/step3/racketwork-training/

初心者は素振りでバドミントンが短期間で上達する方法を手に入れろ(スゴバド)

https://happy-with.bz/badminton-suburri/

バドミントンの素振り!正しいフォームと仕方・練習方法は?(Activeる)

https://activel.jp/articles/GYdBC

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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バドミントンのロングサーブ完全ガイド【打ち方から練習法まで大公開】

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