2019/11/25 11:00 4436PV

バドミントンのクリアの打ち方とは【驚くほど飛ばせるコツとは】

バドミントンには色々なショットがありますが、クリアというショットをご存知ですか?今回は、バドミントンのクリアの打ち方や練習法などをご紹介していきます。

クリアは、バドミントンの戦略上とても重要なショットです。
バドミントンは、ネットを挟んでシャトルを打ち合うスポーツですが、言い換えれば、相手の態勢を崩し合うスポーツです。相手が万全の態勢で待ち構えている時は、なかなかスマッシュが決まるものではありません。

そのため、様々なショットを様々なコースに打ち分けることで、相手の態勢を崩しにかかります。態勢が崩れるとチャンスボールが返ってくる確率が高くなるので、それを確実に仕留めることが得点のセオリーです。相手も同じことを考えているので、こちらも態勢を崩されないように対応しなければなりません。

そして、相手の態勢を崩すとき、あるいは自分の態勢を立て直すときに、とても役に立つショットがクリアなのです。クリアが上達すると、戦略の幅が広がり、相手に得点されにくく、自分が得点を取りやすくなるので、試合に勝つ確率がグンと上がります。

ただ、クリアは初心者にとってはとても難しいショットでもあります。「遠くに飛ばない」とか、「スマッシュは打てるのにクリアが上手くできない」と、壁にぶつかる方も少なくないのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、クリアのコツや練習法などをご紹介します。

クリアの種類

クリアは、オーバーハンドストローク(ラケットを上から下に振る)で、相手コートの奥を狙って打つショットです。戦略的な重要性や使い勝手の良さから、試合中に使われることが多い基本的なショットになります。
そしてクリアには、ハイクリアとドリブンクリアの2種類があります。ここでは、それぞれの特徴や目的を見ていきます。

ハイクリア

ハイクリアは、高い軌道で相手コートの奥を狙って打つショットです。滞空時間が長いので時間を稼ぐことができ、また、相手は遠くから打つことになるので、ノータッチでスマッシュを決められる可能性が低くなります。

主に、相手に態勢を崩されたときに、自分の態勢を立て直すことを目的として打つことが多いショットです。相手に態勢を崩されたときは、ミスショットが出やすい状態になっており、こちらのミスショットは相手にとってのチャンスボールになるため、得点を取られる可能性が高くなります。

そこで、一旦攻撃をあきらめ、ハイクリアを放つことで時間を稼ぎ、その時間を利用してこちらの態勢を立て直すのです。バドミントンでは、いかに良い態勢でショットを打てるかが勝敗のカギとなります。

ドリブンクリア

ドリブンクリアは、ハイクリアよりも低い軌道で、相手コートの奥を狙って打つショットです。ハイクリアが守備的要素の強いショットであるのに対して、ドリブンクリアは、より攻撃的なショットと言えます。

主に、相手の態勢を崩したり、相手の体力を消耗させたりすることを目的として打つことが多いショットです。特に相手がネット際への攻撃やスマッシュを警戒している時にドリブンクリアを放つと、相手は逆を突かれて態勢を崩したり、そのまま得点につながったりすることもあり、非常に効果的です。

但し、ドリブンクリアにはリスクも伴います。打った後に態勢を立て直す時間が短いため、相手にカットされてしまうと途端にピンチになります。ドリブンクリアを放つときは、途中で相手にカットされないように、速くて正確なショットでコースを狙うことが必要となります。

クリアのコツ

バドミントン

クリアは、力任せに打っても遠くに飛ばせるものではなく、初心者にとっては難しいショットです。しかし、コツさえつかめば、驚くほど飛距離を伸ばすことができます。

ここでは、クリアの打ち方(大まかな流れ)を解説した上で、ハイクリア、ドリブンクリアそれぞれのコツを見ていきます。

クリアの打ち方(右利きの場合)

  1. シャトルの落下地点の真下に入る
  2. 重心を右足に乗せる
  3. 左手でシャトルの方向を指しながら、右手でテイクバックをとる
  4. 重心を左足に移動させながら、同時に左手を体に引き付け、ラケットを振り抜く

ハイクリア

ハイクリアのコツは次の4つです。

1つ目は体重移動です。ⅰのときに、全身の力を溜めるイメージで、右足にしっかり重心を乗せましょう。そして、右足から左足に重心を移動させながらインパクトすることで、体重の乗ったショットを放つことができます。

2つ目は体の捻りです。ⅱのときに、しっかりと体を開きましょう。
また、重要なのは左手の使い方で、ⅲでシャトルを指さした左手を、体にひきつけながらインパクトすることで、体の捻りを利用したショットが打てるようになります。

3つ目は打点の位置です。頭の真上や後方でシャトルを捉えると遠くに飛ばないので、シャトルが頭の前に来るようにします。打点はできるだけ高い方が良いのですが、肘が伸び切らない程度の高さでシャトルを捉えるようにしましょう。

4つ目は力を抜くことです。これが最も難しいのですが、インパクトの前まではリラックスした状態をつくり、インパクトの瞬間に思いっ切りシャトルを弾くようにスイングします。よくヘッドが走るという表現をしますが、力の強弱をつけることでスイングスピードが上がり、より遠くに飛ばせるようになります。

ドリブンクリア

基本的にはハイクリアのコツと共通しますが、異なるのは打点の高さです。
ドリブンクリアを打つときは、ハイクリアの打点よりやや前方でシャトルを捉えるようにしましょう。そして、打ち上げるのではなく、前方に押し出すイメージを持ち、より直線的な軌道で相手コートの奥を狙うようにします。
また、途中でカットされないように、相手の身長や位置、動きなどを考慮して打つことも重要です。ドリブンクリアを打つときは、相手が届かないところに速いショットを打ち込むことを心がけましょう。

ハイクリアが飛ばない理由とは

ハイクリアが飛ばない理由として、次のようなことが考えられます。

シャトルの真下に入れていない

シャトルの落下地点に入るのが遅れると、不十分な態勢でショットを打つことになり、遠くに飛ばすことができません。シャトルを追いかけるのではなく、常に先回りして、態勢を十分に整えてから打つ習慣をつけましょう。

手打ちになっている

体重移動や体の捻りを十分に利用できていない可能性があります。構えた時に重心が右足に乗っているか、体を十分に開いているか、インパクトの瞬間に左足に重心を移動しているか、左手を引き付けながら体を回しているかなどをチェックしてみてください。

打点が低い

打点が低いと、高さも飛距離も出ません。頭上やや前方のできるだけ高いところでシャトルを捉えるようにしましょう。但し、肘が伸び切ってしまうと力が伝わらないので、肘が伸び切る一歩手前の高さで捉えるようにしましょう。

力が入りすぎている

体に力が入りすぎ、とりわけラケットを強く握りすぎている可能性があります。ラケットは軽く握り、リラックスした状態で構えに入り、インパクトの瞬間に力を込めてスイングするようにしましょう。

(※バドミントンのクリアが飛ばない理由と対策についてはこちらの記事でも解説しています。また、ハイクリアの打ち方についてはこちらの記事でも解説していますので、合わせてご参照下さい)

クリアの練習法

ここではクリアの練習方法を見ていきます。正しいフォームと打ち方のコツを身につけ、反復練習によって体に覚え込ませましょう。

素振り

素振りの目的は、正しいフォームを身につけることです。従って、いきなり素振りを始めるのではなく、最初はコーチや経験者に見てもらい、正しいフォームを固めてから行うようにしましょう。
また、漫然とラケットを振るのではなく、右足に重心を乗せるとか、左手の使い方など、チェックポイントを設定して、それを意識しながら振ることで、より効果的に体に覚え込ませることができます。

対面クリア

2人1組でクリアを打ち合う練習です。最初はコートの半面を使い、慣れてきたら徐々に距離を伸ばしていくと良いでしょう。
この練習の目的は、正しいフォームで、かつ最適な打点で打てるようになることです。素振りの時と同じフォームでシャトルを打てるように、常に意識しましょう。また、ハイクリア、ドリブンクリアそれぞれの最適な打点を掴み、常に同じ打点で打てるように練習しましょう。

フットワークを入れた対面クリア

動きながら対面クリアを行う練習です。ホームポジションに立ち、練習パートナーにエンドラインの両端に交互に打ち上げてもらいます。こちらは、落下地点に移動→クリア→ホームポジションに戻る→落下地点に移動→クリア→ホームポジションに戻る・・・これを繰り返します。
この練習の目的は、動きながらミスなくクリアを打てるようになることです。落下地点の真下に入ること、正しいフォームで打つこと、最適な打点で捉えることを常に意識して、ミスなく打てるように練習を重ねましょう。

参考動画

この動画ではバドミントンのクリアの打ち方について解説されています。こちらもぜひご覧下さい。

まとめ

いかがでしたか?クリアはバドミントンの戦略上とても重要なショットで、これをマスターすることで、失点しにくく得点しやすい試合運びができるようになります。基本練習で正しいフォームとコツを身につけ、是非試合で使ってみてください!

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<参考>

バドミントンのクリア打ち方!しっかり相手に飛ばすには?(Activeる!)

https://activel.jp/articles/WuhmH

クリアの基本レッスン:バドミントンを楽しく学んで上手くなる(日経Gooday)

https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/15/040200007/062300005/

クリアーの打ち方|バドミントンショットのコツ(バドライフ)

http://badminton.item-land.net/training-load/clear/

YouTubeチャンネル『株式会社リアルスタイル

この記事の記者紹介
スポタス編集部

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