2019/11/22 19:00 1753PV

バドミントン打ち方講座【基本から応用まで】

バドミントン初心者の中には思うように飛ばなかったり空振りしてしまったりして難しいスポーツだと感じる方もいるかもしれません。

でも、バドミントンは打ち方のコツをつかみさえすればすぐに上達できるスポーツでもあります。

そこで、今回はバドミントンの打ち方講座として、初心者の人にもわかりやすく打ち方の基本から応用までを紹介していきたいと思います。

ショットの打ち方

クリアーの打ち方

クリアーは、バドミントンの攻守ともに使用できる基本的になショットになります。高い位置からラケットを振り下ろし、相手のコートの奥の方へ打ち込むショットです。

遠くへ飛ばす際には高い位置でシャトルをとらえる必要があります。それによってより遠くへ、狙った位置へと打ち込むことが可能です。打ち方は、まず高く打ちあがったシャトルの真下へ入り込み、腕をしっかり振り上げて振り切るように当てます。

この際、スマッシュと違い、遠くへ飛ばすように打ちます。より高く飛ばしたいときは、ラケットをやや天井向きに向けて打つと高く遠くへ飛ばすことが出来ます。

スマッシュの打ち方

スマッシュといえば、バドミントンの一番重要な攻撃方法になるかと思います。誰しもがあこがれる打ち方ではないでしょうか。

スマッシュの基本的な打ち方としましては、高めに飛んできたシャトルに対して、まず、シャトルの落ちてくる地点まで移動します。そこでラケットを大きく振り上げ、距離感を測ります。打つ時に力を込めるため、逆足にしっかり重心をかけ、シャトルを打つと同時に蹴り上げます。打ち下ろす際の体のひねりによって、腰、肩、ひじ、手首の順番に力が伝わっていき、シャトルが力いっぱい飛んでいきます。

初心者には、コースを狙って打つのは少々難しいかもしれません。ですので、初めはとにかく、いかに高い位置でとらえ、打ち下ろし、コートライン内にスマッシュを打ち込めるかと言うことだけ練習すればよいかと思います。

カットの打ち方

カットとは、ドロップの応用としてのテクニックになります。ラケットの側面で、シャトルを横にシャっと切るようにして打つ打ち方です。ネットを超え、スピードを減速させて相手のコートに落ちるという点においては、ドロップとよく似ているようにも感じます。
打ち方は3種類ほどあり、ケースバイケースで打ち方を変えます。

  • ラケットの側面を内側へ包み込むようにスライドさせて切る打ち方
  • その逆に外に切るように打つ打ち方
  • ラケットの面にシャトルをまっすぐ当てて切る打ち方

などがあります。いずれも相手の位置や打ち筋に応じた打ち方をおこなえなければなりません。

ドロップの打ち方

ドロップと言う打ち方は、自分の頭の上方、高めに飛んできたシャトルを、相手のコートのサービスラインよりもさらに前に落ちるよう、狙って打つ種類の打ち方になります。相手が即座に反応できないようなネットすれすれを狙って打つ打ち方です。

ドロップの基本的な打ち方としましては、途中まではスマッシュのような動作を行います。そして、その途中で一気に手首の力を解き、手前に置くように打ちます。この打ち方は、うまくやれば比較的エースが決まりやすい技になります。

ドライブショットの打ち方

ドライブショットはラケットを振り上げず、基本的に肘と手首を使うショットです。手首のスナップを使って打つようなイメージがありますが、しっかり肘も使うことでよりしっかりとしたショットを打ち込むことが可能です。肘を下に落とさず、前に出した状態で手首を返します。シャトルの飛んできた位置によって、右、左と手首を返して打ち返します。
この打ち方は、低い位置で早く、力強いショットを相手に打ち込めます。シャトルが浮くことを防ぐことが出来、相手からのスマッシュを防ぐことが出来ます。構える際には、状態をしっかりと起こし、広い視野を作った状態でいつでも打ち返せる体制を整えておきましょう。そして、打ち込む際に状態を前にすれば、力のこもったショットを打ち込むことが可能です。

プッシュの打ち方

プッシュは、その名の通り前に押し出すようにして打つ打ち方です。どのようなタイミングで使えるかというと、ネット前でシャトルを鋭くたたき、下に撃ち落とすように打ち込むショットです。状態を起こしたまま右足を前へ踏み込み、角度のついたショットを鋭く相手のコートへたたき込みます。肩の回転を使うと有効的なショットが可能です。
上体を起こし、スタンスは肩幅くらいの広さを取ります。その状態で肩の回転を使ってショットを打ち込みます。スタンスが狭いと、ショットが安定せず、広すぎると動きづらいため、必ずスタンスは肩幅である必要があります。ラケット面は上に向くと上に飛んで行ってしまうため、ネットぎりぎりのコースを打ち込める角度を何度も打ち込んでみて、自分で確かめましょう。

ヘアピンの打ち方

ヘアピンとは、ネット前に打ち込まれた球を、もう一度ネット前へ返す打ち方です。ふんわり打ち込むと遠くへ飛んだり、相手が反応する時間を与えてしまうため、しっかり踏み込み、聞き足を前の方へ出し、ラケットを持った手を前の方でしっかりと固定し、シャトルをやわらかく受け、優しく落とします。その際、上体を起こしたまま浅く踏み込み、次のプレイに備えておく必要があります。

さらに、シャトルを低い位置でとらえるとネットを超えずぎりぎりで引っかかったりする場合があるため、より確実に相手のコートへ落とすためには、シャトルを高い位置でとらえる必要があります。手だけを前に出すのではなく、ラケットを持たないほうの手で体のバランスをとって上体を起こした状態で手を前に出して打つと、より安定したショットが可能です。

ロブショットの打ち方

ロブショットとは、アンダーハンドストロークで大きく返し、相手のコートの奥へ打ち込む打ち方です。シャトルの方向へ聞き足を出し、上体は起こしたままで手首を鞭のようにしならせてシャトルをとらえます。バックハンドの場合は、手首の回転も使ってラケットをスイングさせます。手首だけの力でなく、腕のしなりをしっかり使い、ショットを繰り出すとより遠く、威力の強いショットが可能です。

ロブショットで大切なことは、踏み込む足を浅くしておくことです。つま先をシャトルの方向へ出すことでより安定したショットが可能です。違う方向を向いていると足首に負担がかかってしまい、けがの恐れもありますので注意してください。また、前のめりで打つとシャトルを遠くに飛ばすことが出来なくなるため、体制を起こしておくことも重要なポイントになります。まとめると、浅い踏み込みから上体を起こし、腕のしなりを使って打ちます。

ハイバックショットの打ち方

ハイバックショットは、不利な体勢から立ちなおすために相手のコートの奥の方へショットを打ち込む打ち方です。コートの奥に打ち込まれたショットに対して、シャトルの下まで走り込みます。打つ際には、ネットと相手に背中を向けたまま打ちます。落下地点を予測し、その位置まで走り込みます。そして、素早くシャトルの下まで行き、高い打点で相手のコートへ打ち込みます。肩から肘にかけてしならせるように打ち、よりシャトルを相手のコートの奥に打ち込みます。

その際、肘を高く打つ打ち方と、肘と肩が同じ高さで打つ打ち方があります。しっかりとラケットを立てらせ、ラケットが床と垂直になるようにして打ちます。

サーブの打ち方

バドミントン サーブ

シングルスでのサーブの打ち方

シングルスでのサーブは、これが入らなければ流れが相手に向き、主導権が握れなくなることもあります。防戦になってしまう恐れもあります。ですので、サーブでのミスがないようにすることがバドミントンの対決の際には基本になります。

サーブにはロングサーブとショートサーブがあります。ロングサーブは、前に出した足を軸に腰を回転させ、腕を鞭のようにしてスイングさせて打ちます。その際、手首のスナップと膝を使ってラケットを振り上げます。女子シングルスは、基本的にサーブはこのロングサーブが主流です。はじめに相手をコートの奥へと動かし、体制を崩し、主導権を取ります。この動きを体に染みつかせ、サーブミスの内容に心がけます。

ショートサーブは、基本的な動きはロングサーブと一緒ですが、スイングの軌道を斜め上にします。シャトルを相手の足元へ落とすようなイメージで、ラインぎりぎりに打ち込みます。打ち返されれば不利になることもありますが、うまく打てば相手の体制を崩すことが可能です。

サーブを打つ際には、コースを読まれにくくするため、打ち筋や打ち方を色々変えながら相手に読まれにくくするような工夫が必要です。

ダブルスでのサーブの打ち方

ダブルスでのサーブは、シングルスとは違い、バックハンドが基本になります。サービスラインのセンターライン付近、中央、サイドラインのいずれかを狙って打ちます。サービスの種類としては、シングルスと同じになります。男子のダブルスの場合、基本的にショートサーブから始めます。打ち方としては、ラケットにシャトルを当てるように近づけて持ち、肘を引き、手首のスナップを使って飛ぶ距離を調節します。

レシーブの打ち方

レシーブは、体とラケットの間に空間を作り、足を肩幅よりも少し広く開いて軸を中心に置いたまま、肘を軽く曲げ、手首のスナップを使い相手のショットを打ち返します。その際に、手首は立てておきます。前かがみになると視野が狭くなってしまうため、上体は起こしておきます。

レシーブの構え方は、シングルスとダブルスでは少し違い、シングルスはどちらかの足を一歩前に置いた方が良く、ダブルスはどちらかの足を半歩下げた状態で構えます。
脇を閉めてしまったり、足が肩幅より狭くなったりするとうまくレシーブが返せない恐れがあるために気をつけましょう。

参考動画

ここでは、各ショットの解説動画をご紹介します。

クリアーの打ち方

スマッシュの打ち方

カットの打ち方

ドロップの打ち方

ドライブの打ち方

ロブショットの打ち方

ハイバックショットの打ち方

サーブの打ち方

まとめ

初心者にはわかりにくいかもしれませんが、バトミントンにはこんなにも打ち方があるのです。それぞれ一つずつ練習し、自分のものにして経験者を驚かすショットを打ち込めるようになれればいいですね。

バドミントン仲間をお探しの方

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<参考>

バドミントン打ち方11選!種類や打ち方のコツ【初心者上達ガイド】

https://activel.jp/articles/isI2r

レシーブの構え方とリターンの打ち方

http://xn--fdkbu5d6eb3423cn2gq45apo1egrub.com/s02/s02_15.html

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この記事の記者紹介
スポタス編集部

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